表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/80

第70話 水瀬明、久しぶりにピンチ

遅れてしまい申し訳ありません。この話重要だったんで一応早めに書いたんですけど、なんか思ったよりあっさりしててスラスラ読めて、重要な場面がこんなので良いのか?とずっと悩んでいて遅れました。


最終的に、ライトノベルがスラスラ読めなかったらライトなノベルじゃなくね?という一種の真理に気がつき、半分ヤケクソ気味に投稿しました。


結構適当ですが、許してください。

俺は一応知識だけはかなり集めていたが、あんな奴は見たことも聞いたこともない。アンドロイドっていうのか?なかなかかっこいい見た目をしている。超猫背だけど。


「あ、動き始めた」


じっと観察を続けていたら、目を光らせちょっとずつ動き始めた。


それにしてもロボットって・・・。この世界になんでロボットがいるんだよ。この世界の科学レベルじゃあんなの作れないだろ。


・・・となると、あいつは魔物か?毎年のように新しい魔物が発見されているというし、あいつも新種の魔物なのかもしれない。


ロボットではないが、ロボットみないな魔物ならゴーレムがいる。が、あんなにかっこいい見た目はしていない。デカくて動きが鈍重そうだし。あいつはなかなか早く動けそうだな。


そんな感じで考えながらそのまま観察を続けていると、ジャキッ!という音を鳴らして手先から長い爪を出し、こちらへ走ってきた。攻撃するつもりか?


まあ問題無い。以前ゴーレム相手に『範囲誘導』が効くか試したが、余裕で効いた。それなりに時間をかけて調べた結果、俺の『範囲誘導』はどんな魔物にでも効くということが分かっている。


んー、どうしよっかなー、あいつの処理。攻撃されたなら容赦無く倒そうかな。見たことない素材で出来てるっぽいし、倒したら適当に剥いでみるか。


ロボットは、その長い爪を振り下ろした。当然のように外れーーーーーーっておい!待て、その軌道は、俺に当たーーーーーー


「な!?」


ロボットの爪は、寸分狂わず俺に向かって振る(・・・・・・・・)われた(・・・)。当たる寸前に気づき、慌てて飛び退いた。


何で・・・俺の『範囲誘導』が破られるなんて・・・。いや、それよりも。


まずい。まずいまずいまずい。掠った。掠ってしまった。つい咄嗟に腕を前に出したら、少し斬られてしまった。


ついた傷は、長さは3センチ、深さは1センチにも小さな裂傷。


だが、


痛い。痛い痛い痛い痛い。痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いーーーーーー


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!?」


痛い!痛い!痛い!痛い!信じられないくらい痛い!痛すぎる!


「あ・・・ああ・・・」


再び爪が振るわれる。何とか横に跳んで避けるが、そのまま地面に倒れ込む。


「く・・・そ・・・」


駄目だ、頭が回らない。体が動かない。駄目なのに。あいつはまだ攻撃をやめてない。近づいてくる。爪を振るわれる。


爪が俺の首に向かってくる。駄目だ、殺されーーーーー


「やあ!」


爪が当たる直前、そんな声と共に、突然現れたのがあいつを吹き飛ばした。


「キリ、ナ・・・?」


「大丈夫ですか師匠!」


突然現れたのは、キリナだった。何でここに・・・?ああ、放浪癖でか・・・


「凄い悲鳴がしましたけど、大丈夫ですか!怪我したんですか?」


したよ・・・軽傷だけど・・・


「キリナ・・・あいつ、まだ動いてるぞ・・・」


見ると、かなりの勢いで飛ばされていたのに平然としている。くそ・・・『範囲誘導』が効かなかったのは、純粋にレベルが高かったからか?あいつ、強いな・・・


「あれ?仕留めたと思ったんですけど・・・」


キリナ、何気に攻撃的だよな・・・前から思ってたけど・・・


「キリナお前・・・治癒魔法は使えるか?」


「使えないですよ?魔法は全部」


だよな・・・だったら。


「悪いキリナ、三十秒稼いでくれ。傷を治すから・・・」


「やっぱりどこか怪我してるんですか?よく分かんないですけど・・・」


してるんだよ、ちょっとした傷だけど・・・。くそ、こんな傷で動けなくなってる俺が馬鹿みたいじゃないか・・・。だから傷は負いたくなかったのに・・・


「気にしなくて良いから・・・時間、稼げるか?」


「はい!任せてください!」


元気な返事。心配だな・・・


「・・・来ました!」


ロボットが、こちらへ向かって跳んでくる。が、キリナが「やあ!」という声と共に殴り飛ばす。


これなら少しの間、任せても大丈夫そうだな・・・


「くっそ・・・痛え・・・」


痛みで頭が朦朧とする。魔法を使えるか微妙だが・・・やるしかない。


「はあ・・・はあ・・・『ヒール』・・・」


俺が唯一使える、基本的な治癒魔法の『ヒール』。緑色の光が患部で光るが・・・


「くそ・・・失敗した・・・」


傷が治らない。俺は魔法を使うのが下手なんだ。集中しなくちゃ成功しない。


いつまでもキリナに任せているわけにもいかない。あれだけ速く動いてきたんだ、キリナでは少々荷が重い・・・


「よいしょっ!」


かと思ったけど大丈夫かもしれない。割と互角の戦いをしていた。キリナ強いな・・・


「『ヒール』」


だが、互角なら負ける可能性もある。早く治さないと・・・


あ、また失敗した・・・三十秒以上キリナに任せなくちゃいけないか。まあ、キリナなら大丈夫だろう。


と、思ったが、


「第二段階移行」


今まで一言も話さなかったロボットが、そう言った。


第二段階だと・・・?いや、それよりも。この声、どこかで聞いたことがあるような気が・・・


考えてる内にロボットは動き、


「えっ?」


一気にキリナに接近し、


「きゃあっ!?」


そのままキリナを派手に吹き飛ばした。そしてキリナは建物に突っ込み、その崩れた瓦礫の中へと消えた。


「キリナ!」


ちくしょうキリナがやられた!あの野郎・・・!


だがキリナの心配をしている余裕は無い。ロボットは、倒したキリナから興味を失ったのか、こちらに向かって来た。


やばいやばいやばい!


「『ヒール』『ヒール』『ヒール』『ヒール』!!」


早く治れ治れ治れ治れ!


ロボットは更なるスピードで近づいて来て、そして俺の首めがけて爪を振るいーーーーーー


「『戦線離脱』!」


そのまま勢いよく、爪を振り抜いた。

ツイッターに筆者のFGOのボックス晒しておきました。気が向いた人はどうぞご覧になってください。


IDは、@z9_nk3tです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ