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第49話 戦後処理は怠い

今回から、現在のアキラ視点です。

「アキラ、君はいつもつまらなそうな顔をしているね」


「実際つまらないからな」


「そんなこと言って・・・世の中には楽しいことが沢山あるんだよ?」


「そうだな。楽しいことは沢山あるな」


「・・・アキラ。その、自分には関係ありません、と言わんばかりの態度はどうなんだい?」


「実際関係ないからな。楽しいことがあっても、それを享受出来るかは分からない」


「・・・君はひねくれているねえ」


「分かってる。性格だからどうしようもないが」


「うーん・・・。そうだね、まずは、その冷めた性格を変えた方が良いね」


「別に変えなくて良いんだが」


「駄目だよ。そんな性格だから、物事を楽しめないんだよ」


「・・・そうか。で、どうやって変えるんだ?性格はそう簡単には変わらないぞ?」


「そうだな・・・。口調を変えてみる、というのはどうだい?」


「口調?」


「うん。楽しい喋り方をすれば、性格も楽しくなるんじゃないかな」


「楽しい喋り方って言われてもな・・・。例えば?」


「え、えっとねーー。・・・その辺は自分で考えよう」


「適当だな。どうせ何も考えずに言ったんだろ」


「いやいや!こういうのは自分で答えを探すことが大事なんだよ!僕が言ったら駄目なんだよ!」


「・・・あっそ。まあ、考えとく」


「君、大体いつもそれで流すよね・・・。とにかく、アキラは人生を楽しむこと。良いね?」


「はいはい。分かったよ」


「・・・本当かなぁ」







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


思うんだよ。


確かにさ、役目を果たすのは大切な事だと思うよ?でもさ、何のメリットも無いのに、ただ仕事だけをやれっていうのもどうかと思うんだ。


こうしていて、俺は鳥に憧れるね。あの自由に空を舞う鳥に。俺もあんな風に、何にも縛られずにのびのびと過ごしたい。


と、いうわけで・・・


俺は鳥の様に自由を得たいと思います。


「じゃあなシスティア!後は任せた!」


「待ちなさいアキラ」


あっさり捕まった。システィアの脚力どうなってんの?






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ブレイカーとの戦争が終わり、ミールに平和が戻った今日この頃。俺は戦後処理とかいう意味分かんない仕事をさせられてます。


戦争で建物破壊とか死人とかいっぱい出たからね。その処理をしなきゃいけないわけだ。


「でもメンドイ。俺はアイデートを弄って遊ぼうと思う」


「働きなさい」


俺はそんな面倒な事したくないのに、システィアが働けと煩いんだよ。逃げようとしたらあっさり捕まった。マジでシスティアの脚力どうなってんの?俺の方がステータス高いのに、何でこんなにあっさり捕まんの?


「システィア、俺今回の戦争頑張ったよね?アイデートを一人で倒したし、その他の敵も軽く3桁は倒したよ?というわけで、論功行賞として俺は自分に休みを与えようと思います」


「アキラはボスなんだから働きなさい」


ああ言えばこう言う。システィアは、俺を労わる気が無いのだろうか。


「そもそもボスなんだから働けというのがおかしいんだよ。寧ろボスなんだから雑用は部下に任せて良いだろ。そもそも、戦後処理は雑用係に任せたと思うんだけど」


「一人じゃ終わらないわよ。だから私もやってるんじゃない」


「雑用係を信じろ。あいつなら・・・出来る!」


「無理だから。無理だったからこうして私達がやってるんじゃない」


チッ、雑用係め。使えない奴だ・・・


「他の連中は?うちのグループ確か総勢4000人じゃなかったっけ」


「大半が四則計算すら出来ないから、戦後処理なんて出来ないわよ」


「まじか」


まあ、この世界一般人用の学校が無いから、ちゃんとした教育がされてないんだよな・・・。はよ作れ。文化レベル上げるには、それが一番良いだろ。


「だが俺は、それでも働きたくない。何故なら、もう疲れたからだ。俺はもうよく分からん計算をするのは嫌です」


「仕方ないわね・・・。ちゃんと働くなら、今度から膝枕の時に耳掃除をしても良いわ」


「任せろ。今日1日で全て終わらせてやる」


俺は自分の欲望の為、身を粉にして働くと決めた!


この無駄に高い計算能力を全力で使おう。そうすれば、今日1日で終わるだろう。


って信じてる。







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


結論。今日1日じゃ無理。明日までかかる。


「システィア。俺、頑張ったよ?あれから必死になって頑張ったよ?だから膝枕してくれ」


「はいはい。分かったわよ」


恥ずかしいはずなのに、ちゃんとご褒美をくれるシスティアさんマジ素敵。


だが、その前に・・・


「雑用係!テメェサボってんじゃねえよ!」


俺が必死に働いてる傍で、雑用係は死んだ様に机で寝ていた。舐めてんのか。


「もう無理。これ以上活字なんて見たくない。勘弁してくれ・・・」


「お前俺の半分の仕事もしてないだろ」


こいつ仕事遅い。俺が早いわけじゃない。一番長く働いてるはずなのに、システィアよりも作業進んでない。


「チッ、仕方ねぇな・・・。フィアちゃん!」


「はい!お兄ちゃん、頑張ってぇ!」


フィアちゃんを召喚し、雑用係を応援してもらう。


「任せろフィア!こんな仕事楽勝だぜ!」


人が変わった様に働く雑用係。シスコン程操りやすい人種も、なかなか居ないなと思いました。


「さてシスティア、膝枕よろしく」


「アキラ、フィアを使うなんて酷いわね」


システィアがジト目で俺を見る。


「大丈夫だよお姉ちゃん。私もああやってお兄ちゃんに働いてもらえれば、纏わり付いて来られないから助かるんだよ」


「フィア、貴女も何気に酷いわね・・・」


そう?雑用係にはこの位の対応で良いんじゃね?


「システィア、改めて膝枕よろしく」


「はいはい」


システィアに膝枕をしてもらう。ああ、癒される・・・






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


暫くの間システィアに膝枕をしてもらった後、シャイニングの本部にある牢屋みたいなところに来た。


「アイデート生きてるー?返事しなかったら死んでるものとみなして火葬するけどー」


「また来たんですか貴方は・・・」


アイデートに会うために。

久し振りのアキラ視点なので、書くの難しかったです。


みなさんに聞きたいのですが、システィアと桐生さんではどちらが好きですか?別にどっちの方が人気があったとしてもこれからの展開が変わることはないので気楽に答えてもらいたいです。

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