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第15話 アキラの強さの理由

やっとアキラのレベルが異常に高いのか分かります

「で、どこに行くつもり?」


王城を出て数分後、システィアにそう聞かれた。


「あー、まずあれを回収しようと思う」


あれは回収しとかないと色々ヤバいし。


「あれって?」


あ、そういえばシスティアには言ってなかったな。いやまぁ、誰にも言ってないんだけどね?


「ダンジョンに仕掛けておいたものだよ」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「あ、あった」


俺とシスティアは、この世界に来てから最初の方に仕掛けておいたモノを取りに来た。

それがこの、『オートレベルアップ装置』である。


説明しよう!『オートレベルアップ装置』とは、字のまんまである!

え、説明不足?しょーがないなー、詳しく説明してやろう!


まず、底の見えない崖を探し、その空中に魔物を引き寄せる匂いを出す機械を仕掛ける。これ王城からパクったもんだけど凄い値がはるモノらしい。盗んだから関係ないけど。そして、霧を発生させる機械を設置する。これも凄い高いらしいけど、盗んだから関係ない!

はい、これで終わり!これで、ダンジョン内の魔物が匂いに寄せられ、霧のせいで崖だと気付かずに勝手に落ちて死んでいく。一応俺が仕掛けた『罠』なので、罠師である俺が倒したことになり、俺に経験値が来る。毎日数千体も死んでいくから、アホみたいにレベルが上がる。真面目にレベル上げんのがアホらしいよね。このやり方『罠師』しかできないからなあ。


まあそんな感じでレベルを上げていたわけだ。いやー、他の連中が必死に魔物倒してる中悠々と魔法の勉強するの楽しかったなー。


まあいいや。とりあえず脱出しよう。機械を回収する。よし、


「行くぞーシスティア」


「いや、さっきの何!?勝手に魔物が落ちていったんだけど!?」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


はいダンジョンから出ました。何百体か魔物が襲い掛かってきたけど、今の俺には関係なかった。瞬殺である。最初来た時は死にかけたのになあ・・・。


「アキラ本当に強くなったわね・・・。昔は私の方が強かったのに・・・」


「レベル差がエグいぐらいあるからな。ステータス倍以上違うし。でも剣の腕だとシスティアの方が上じゃん」


「剣の技術だとね・・・。総合で見ると全然敵わないけど」


だってステータス倍以上違うし。


「さっさとこの国から出るぞ。こんな国居たくない」


レッツ亡命!老害がいる国なんてもう来たくない!


「そうね。で、馬は?」


「えっ」


馬?あっ。


「・・・よし、行くぞ!」


「いや、馬は!?」


「俺たちだと直接走った方が早い!さっさと行くぞ!」


「そういう問題じゃないから!」






そんなこんなで亡命しました。さらば雪菜よ。あ、あとモブ。あとはどうでもいいです。死んでも全然オッケーだよ!

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