登場人物
緒方崇史――主人公・条星院高等学校2年生(17)
麻島彩音――崇史の幼馴染・条星院高等学校2年生(17)
如月優――崇史の親友・条星院高等学校2年生(16)
深森ことり――貿易会社勤務・元条星院高等学校スキー部員(23)
清城明澄――カレンダー製造会社勤務・元条星院高等学校スキー部員(24)
春日部比呂――自動車会社勤務・元条星院高等学校スキー部員(23)
柏崎健介――デパート勤務・元条星院高等学校スキー部員(24)
須賀美咲――OL・元条星院高等学校スキー部員(24)
小宮悠紀――翻訳家・元条星院高等学校スキー部員(24)
落合英明――無職・元条星院高等学校スキー部員(24)
緒方崇史
勘と閃きだけは超一流で、その他は平凡な普通の高校2年生。
名門の条星院高等学校にスポーツ推薦では入れてしまうくらい、運動神経はいい。
麻島彩音とは幼馴染であり、よく喧嘩をしている。「喧嘩するほど仲がいい」という言葉がよく似合う関係。
如月優とは中学1年からの付き合いであり、深い友情で結ばれている。
麻島彩音
緒方崇史の幼馴染であり、喧嘩相手。
口は人一倍達者で、とても負けず嫌い。スキー部に所属しており、それがきっかけで今回の事件に巻き込まれることになる。
意外と勉強もできるほうで、名門の条星院高等学校で平均程度の成績を保っている。
如月優
緒方崇史の親友。
誰にでも優しく、さりげない心配りができる人。自分のことよりまず人の心配をしてしまうタイプで、崇史と彩音の喧嘩の仲裁役になっている。
中学1年のときに崇史と彩音のいる学校に転入してきた。
成績は名門、条星院高等学校の中でもトップクラスである。
深森ことり
穏やかで気のいい女性。
料理、裁縫といった家庭的なことが得意。
麻島彩音の家の近所にすんでおり、その縁で彩音とは歳は離れているものの仲がいい。
清城明澄
元気で明るい、少女のような人。
みんなといるときは明るく、騒がしいくらいだが、1人になると途端に暗くなってしまう。
本人はそのギャップに深く悩んでいる。
春日部比呂
頼れる兄貴分。
清城明澄についで明るい性格をしている。豪快で快活。
高校時代はスキーだけでなくサッカーやバスケなどスポーツならなんでもこなすスポーツマンだった。
柏崎健介
女好き。
若手女優やアイドルに目がないが、実際に女にだらしないわけではない。
須賀美咲
あっさりとした性格。
諦めが早く、何か困難にぶつかると早々に投げ出してしまう癖がある。実はかなりのお酒好き。
小宮悠紀
無口。
他人と喋ったりするのが嫌い。だが和を乱すようなことはなく、常識的な協調性も持ちあわせてはいる。何か話したいことがあるときはよく喋る。
落合英明
父親が大病院の院長。
やたら父親の権力を自慢したがるが、自分では行動できない。どこか粘着質な感じの嫌な喋り方をする。