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第6話〈白猫編・運命の友を探す猫〉 

我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈白猫編〉


第6話〈白猫編・運命の友を探す猫〉   

  


夜間は地下室に篭って木刀「まな板」を削り出しながら、しかして昼間は何もしていなかった訳ではありません(え)。

ダミークウ君をキャットキャリーに残し、拙者は3階や地下室で体幹トレーニングに励み勤しみました。


実は、やはり霊力頼みで振られた女の霊を倒したのは良いのですが、翌日の筋肉痛に悩まされた次第でありまして…(汗)。


腕立て伏せ×3セット

腹筋×3セット

空気椅子×3セット

ネズミ人形ニギニギ×3セット

逆立ち歩行×3セット


ふぅ…これを朝昼晩、繰り返します。

まだまだ足りないですねぇ…拙者のアキレス腱が疲労を求めているのですよぉぉ!!


『ちゅう(子猫よぉ、おめぇ…本当は化け物並みに強いんだろぉ?)。』


『ニャニャ(…やれやれ、何を仰っているのやら、ボス殿は?)。』


そもそも、化け物に化け物と言われる筋合いはありませんよ?

それはともかく、この銀色で艶々の糸を八雲やくも殿が手渡してきましたが、これをどうしろと??


『ニャニャ(…え?拙者にくださるのですか?)。』


八雲やくも殿の蜘蛛の糸ですが、これまた想像以上に硬くて丈夫なのです(汗)。

前生で従属霊であった天介殿の糸より強靭なんじゃないですか、これっ!?

普通にブチン!と野良犬の首を刎ねられそうですよ…


『ちゅう(八雲やぐもの糸は気の巡りを強化すっからなぁ…ほれ、その糸で作った俺様の道着だぜぇ!!)。』


…おい、コラぁ。


そんなもん、一体全体、どうやって作ったぁぁ!?

前生では、まな板の木クズしか使ってなかったでしょ、あんたぁ!!


『あらあら、運命の子猫ちゃん?ボスちゃんの道着は私が作ってあげたのよ〜(笑)。』


祖母様ぁぁ!!!


『ニャニャ(というか、祖母様ぁ!?ボス殿とお知り合いだったのですかぁ?)。』


祖母様が既に地下室に移動可能だったとか、やはり時系列的に違和感しかありませんよ…


八雲やくもちゃんの糸と私の霊糸を合わせて、運命の子猫ちゃん用の長靴を作ってあげるわねぇ〜♪』


いや、それは別に頼んでいませんが…あっ、ひったくられたぁぁ(汗)。

そして祖母様は例の鏡台に引っ込まれてしまわれたのです…


◇ ◇ ◇


深夜、我が家から飛び出して気配を探します。


当面、我が家の周辺の浮遊霊は放置予定ですね。

それはミー先輩に勘付かれる恐れがあるわけで、むしろ逆に隣の亥東いとう市で活動範囲を広めた方が良いと思いますね?


その為の布石として…今夜は少し遠出をしてみましょうか?


拙者は明鏡止水モードを発動し、海岸線の道路を二本足でひた走りました。

途中、リンリン殿のテリトリーのアジトも素通りし、風と一体化して到着したのは…亥東いとうの海水浴場です。

ここも懐かしいですねぇ(え)。


『ニャニャ(え〜と、確か…灰色猫一族の住処は…?)。』


この海水浴場の端の草むらに…おや?これは何のお出迎えですかな?


砂浜で、ズラリと取り囲まれてしまいました(笑)。

何かデジャヴですね…


『ニャニャ(おやおや…バカ灰兄ですか?お久し振りですねぇ…)。』


紛れもなく、彼らは灰色猫の若手一同?


そしてその中心人物は…ゴン殿の兄上で、毛並みはゴン殿と同じ灰色ですが、かなり太って…ますね?

あれ?こやつ、こんなに太っていましたか??


『ギャフ(…あ、あの、お、お迎えに参上いたしました!!自分、灰色猫一族のドンと申します…(汗))。』


そう言えば、このバカ灰兄の名前って確認していませんでしたが…そんな名前だったのですね(え)。


しかし、随分としおらしいですね?

むしろビクビクと怯えているような…


『ニャニャ(まあ、それは良いでしょう。とりあえず、一丁、殴り合いでもしましょうか?)。』


『ギャフ(ちょ、お待ち下さいっ!?不肖、このドン、母に命じられて、白い魔王様をお迎えに上がった次第でありまして…(汗)。』


はいぃ?


白い悪魔ならまだしも(え)、白い魔王様ですとぉぉ(怒)。

ちょっと二足歩行で歩いているからって、こんな可愛い子猫に差別が酷くないですかぁ!?



彼等の住処は…それほど変わっていませんね?


草むらに放置された電化製品の山を住処にして、しかし何げに前生よりも仔猫が多いような…



『『『『白い魔王様に敬礼っっ!!!』』』』



こ、これはどういう状況ですか…?


拙者のプランとしては、まず亥東いとう市の足掛かりとして、前生同様にゴン殿の一族に介入し、まずはゴン殿の祖母上と渡りをつけようと…


それが既にこの歓迎っぷりですよ(?)。

いや、ちょっと参りましたねぇ…そしてバカ灰兄ですらこの低姿勢っぷりですからね(笑)。


『ギャフ(ささ、白い魔王様!!広場は間もなくでございます!!)。』


住処の中心、広場で待っていたのは、おおっ、やっぱりゴン殿!?


『ニャニャ(ゴン殿ぉ!!やっと見つけましたよぉ!!)。』


拙者、一目散に駆け寄り、ガシガシっと身体を撫で回します。ええ、スキンシップです!!

もっとスキンシップをしなければ!!

おお、少し肉付きが良くなっていませんかぁ??


『ニャフ(あ…あのぉ?いや、白い魔王様…確かに僕はゴンと言いますけどもぉ…(汗))。』


おっと、やってしまいましたな(え)。


今生では確かに初対面ですが、ゴン殿は確かにゴン殿なのですよ(?)。

でも以前のちょっと陰があってヒネくれた感のあったゴン殿とは違い、今のゴン殿は…?


『ニャニャ(これは失礼!!拙者、しがないサムライ猫のクウと申します。以後、お見知りおきを…)。』


ふぅ、しかしゴン殿に様扱いされるとか、もう違和感しかありませんね?


そしてゴン殿の背後には…前生でも良く見知ったゴン殿の母上でもある族長と、祖母上まで勢揃い。

あれ?でももう1人、大きな雄猫も居ますが?


『チャフ(白い魔王様…夢見た通りの御姿…私はゴンの母のポンと申しますわ。息子のゴンとドンをお預け致しますので、どうぞご自由にこき使ってやって下さいですわ)。』


族長さんのお名前も初見でした(え)。


しかし…え?夢で見たですと?

これまた千寿殿が何かしちゃったのでしょうか??


でもゴン殿は勿論のこと頂きますが(?)、バカ灰兄まで…そっちは要らないですねぇ(汗)。 

そして困った顔のゴン殿と、満更でもないバカ灰兄の顔の対比がね?


『ジャフ(ガッハッハ!!ようこそ、占い猫の住処へ!!ワシが族長のダンじゃ!!一族総出で白い魔王様に出会える日を一日千秋の思いで待ち続けた甲斐がありましたぞ!!)。』


…あれ?って言うと、この人ってゴン殿のお父上ですか?

確か、前生では亡くなっていた筈ですが、何です、この一家団欒の幸せそうな雰囲気は?


だからゴン殿…平和な家庭だったから追い出されず、どこを探しても鵜沙木うさぎ地区に姿が見当たらなかったのですかぁぁ!?

 


〈…続く〉


◆ ◆ ◆


クウ君♂

種族〈チンチラシルバー種・霊合種〉

階級〈血統書付き〉


カテゴリー〈0.5+〉 

戦闘力 3

防御力 2

生命力 3

回避値 4

知能値 10+〈17〉

器用値 4

魔力値 60+〈310〉


風属性エア 2


戦技バトルアーツ

奥義「猫鎌切り裂きの刑」

秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」


固有戦技パーソナルアーツ

「明鏡止水モード」

「泰然自若モード」

「意馬心猿モード」


固有戦技パーソナルアーツ

猫霊剣Level 2

「撫で斬り」

「短冊斬り」

「銀杏斬り」

「十字架斬り」

「乱斬り〈八刃〉」 

「意馬心猿地雷〈0〉」

「意馬心猿機雷〈0〉」


固有能力パーソナルスキル  

猫目+

天狐の魂「8」

七罪補正効果〈開闢級〉

trigger〈繰り返す〉

八幡の神使の加護


能力スキル

猫目 侍猫 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 


称号

白い悪魔

無双のサムライ猫 


装備

猫の首輪・子猫用(ピンク色)〈首輪〉

属性:プラスチックLV5〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

鈴付き

耐久値:10


護符袋・改〈道具〉

属性:鏡の霊質LV60〈特殊兵装レア級〉

付与効果:有限収納「無し」

お洒落仕様+

腰留め紐〈霊力護符〉

耐久値:100

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