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第24話〈魔猫編・決意の猫〉

我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈魔猫編〉


第24話〈魔猫編・決意の猫〉   



師匠の言葉を信じて、亥東いとう漁港の廃倉庫にまで脚を伸ばしました。

実質、ここに来たのは初めてですね…?


『チャチャ(白い…悪魔様?)。』


おや、この仔猫は?

拙者をキラキラした目で見上げていますが、今の拙者にはちょっと眩しいですね…


残念ながら、今は構っている場合ではないので、素早く屋根の上に飛び上がりました。

今の拙者の姿に失望しようが、それは構いません(え)。


『ニャニャ(キツネ…いるのですか!?いるなら直ぐに出て来なさい!!)。』


自称天狐のトビが慌ててやって来ました…


『空狐の兄ぃ!?何です、そのボロボロの格好は…泥だらけであるでごじゃるよぉ!?これは大変でごじゃるぅぅ(混乱)!!』


ああ、そう言えば、この狐には事の経緯は伝えていませんでしたね(笑)。

拙者はまだ、この狐を完全には信用していなかったわけで…


しかし、その穴があったとは、誰が気付きましょう?


『ニャニャ(そんな事はどうでもいいのです!!管理人殿…タヌキの…ふむ、生臭?だとか…所在は知っていますか?)。』


『…え?タヌキの…でごじゃるか??』


確かに、キツネとタヌキは基本セット?

困惑顔の狐でしたが…ああ!!と手をポンと叩く。


『あの生臭坊主の生き霊のことでごじゃるか??』


…生き霊?そして生臭坊主ですと?


◇ ◇ ◇


「生き霊」とは、生きている人間から派生した悪霊であり、その思いが強ければ強いほどに強力無比な存在となりえるそうです。


つまりは、本人の知らぬところで自律稼動する、もう1人の自分自身。


それは華岳かがく寺という名のお寺の住職である。

このお寺は大祓おおはら山の麓、市役所の隣にありました。


それってまたしても、灯台下暗しですよ!?


そしてくだんの住職は、品行方正、酒もギャンブルも一切やらず、檀家から慕われ、心穏やかな人物と評判なのである。


『ニャニャ(…お酒ですか。あの粘液体の正体は…密かに飲み続けたお酒とその願望というわけですね?)。』


『空狐の兄ぃ、生き霊は本体と繋がっているからほぼ不死身でおじゃるし、今の生臭坊主が妖怪化したとしたら…ヤバいでごじゃるよ!?』


ん?この狐、まだ居たんですか?


『ニャニャ(お前はもう戻るのです。拙者は網を張って、その生臭坊主が出て来たら討ち倒します(断言)!!)。』


『そ、そんな無茶でごじゃるよぉぉ。どうしてもと言うなら…このマッチ棒をお持ち下さいでごじゃるよぉぉ(涙)。』


無茶でも何でもやらねばならぬのです…この拙者の意地とプライドを賭けて!!

しかしマッチ棒?何です?ふざけているんですか??



深夜…華岳かがく寺が闇に包まれました。


ドス黒い闇の胎動を感じます…


拙者は屋根裏に潜んで、眠りについた住職の動向を探ります。

明鏡止水モードで身を潜めていますが、相手が管理人殿…もとい生臭坊主であるならば、既にこうして見張られている事はご存知でしょう?


『ニャニャ(さて、相手がどう出るか…?)。』



『『ヒョッヒョッヒョ…これでもお主には愛着を持っていたのじゃぞ?』』



それは有難いことですね?

無音で忍び寄られましたが、それこそこちらの思うつぼです(?)。


『ニャニャ(意馬心猿地雷、並列起動!!)。』


設置済みの意馬心猿地雷を同時に発動し、逃げ道を塞ぎました。



『『粘液体であるワシにそれは効かぬのじゃぞ…ヒョッヒョッヒョ(笑)。』』



生臭坊主とは、まさにタヌキのようにいびつで丸く、ヌラヌラと蠢く液体のようでもあり、同時に獣のような四肢を生やした生き物でありました(汗)。


『ニャニャ(ミー先輩の霊力…お前如きに使わせる訳にはいかないのです。必ずや後悔させてみせましょうぞ!!)。』


拙者は背から木刀「南無八幡」を引き抜き構え、琴心剣担モードを刀身に纏う。

霊穴を全開にして、闘気を全身に帯びる。


さあ、始めましょう…どちらかが力尽きるまで、拙者はこの木刀を振るう事をやめません!!


『ニャニャ(猫霊剣・乱斬り改!!)。』


8つの霊刃を繋げ、しなる柳の如く、どこまでも追い掛ける斬撃を…ズブリと身に埋めて、それでも動じることのない生臭坊主。

それどころか、その傷口から溢れ出す濃厚なアルコール臭!?こ、これは!?



『『ヒョッヒョッヒョ…どうした?もう酔っ払ってしまったのかのう?可愛いクウよ。ワシはお前を殺したくないのじゃ…分かってくれんかのう?』』



『ニャニャ(くっ…笑止!!乱斬り…散開!!)。』


霊刃を拡散し、目隠しに利用する。

いざとなれば盾としても利用できるように…


そして隙を狙いつつ、撫で斬りで牽制を…しかしこれは、斬れば斬るほどにアルコール臭が蔓延していく!?


『ニャニャ(…うっぷ、取り囲んだのが失敗でしたか…止むおえませんね(汗))。』


ここで拙者は明鏡止水モード〈絶〉に切り替え、風の幕でアルコール臭をシャットダウン。

そして在らん限りの闘気当てと闘気走りを駆使し、生臭坊主に打撃を喰らわせるも…



『『液体のワシに打撃なんぞ効果はないのじゃよ…ヒョッヒョッヒョ(笑)。』』



その言葉通り、押しても引いてもどうにもならず、やはり意馬心猿モードで液体を吹き飛ばすしか無いと思うのです…


『ニャニャ(甘く見られたものですね…拙者がただ、闇雲に攻撃していただけだとでも?)。』


打撃を繰り出しながら、意馬心猿地雷を打ち込んでいたのですよ?

それを明鏡止水モード〈絶〉の霊力に包ませて、そうと悟られずに。



『『な、何とぉ!?』』



『ニャニャ(もう遅いっ!!)。』


一斉に体内で意馬心猿地雷を並列起動し、連鎖破裂を引き起こす!!



ドッゴゴゴォォォーーーーーン!!!



衝撃波が華岳かがく寺の屋根瓦を砕き吹き飛ばす。

夜空に粉塵を撒き散らす大惨事となってしまったのでした…



〈…続く〉


◆ ◆ ◆


クウ君♂

種族〈チンチラシルバー種・霊合種〉

階級〈血統書付き〉


カテゴリー〈2.5+〉 

戦闘力 25

防御力 24

生命力 25

回避値 25

知能値 10+〈16〉

器用値 27

魔力値 55+〈275〉


風属性エア 25


戦技バトルアーツ

奥義「猫鎌切り裂きの刑」

秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」


固有戦技パーソナルアーツ

「明鏡止水モード〈絶〉」

「泰然自若モード〈壊〉」

「意馬心猿モード」

「琴心剣担モード」


固有戦技パーソナルアーツ

猫霊剣Level 1

「撫で斬り」

「短冊斬り」

「銀杏斬り」

「十字架斬り」

「乱斬り〈八刃〉」 

「意馬心猿地雷〈10〉」

「意馬心猿機雷〈1〉」(NEW)


固有能力パーソナルスキル  

猫の霊眼

天狐の魂「9」

七#7@補正効果〈開闢級〉

trigger〈繰り返す〉

猫闘気・猫霊力「統合丹田」

「闘気走り」「闘気当て」「闘気剛力」

八幡の神使の加護


能力スキル

霊眼 侍猫 木刀 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 霊穴 闘気


従属霊

天介〈流浪の貂〉


称号

白い悪魔

無双のサムライ猫 


猫の首輪・子猫用(ピンク色)〈首輪〉

属性:プラスチックLV5〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

鈴付き

耐久値:10


護符袋〈道具〉

属性:鏡の霊質LV50〈特殊兵装レア級〉

付与効果:有限収納「八幡神社の玉砂利×15」「師匠の羽根×1」「瑠璃鳥の羽根×1」「マッチ棒×12」

背負い紐〈霊力護符〉

耐久値:80


木刀「南無八幡」〈刀〉

属性:結界種セフィラー LV200〈秘跡武具サクラメント級〉

付与効果:結界生成〈超次元存在(永続性(ウル=スェラ))〉

物理特性〈闘気〉40%増幅ブースト

斬撃特化〈物理・霊的攻撃力30%上昇〉

悪霊退散〈聖属性〉

背負い紐〈霊力護符〉

耐久値:350

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