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第21話〈魔猫編・黒犬を追い詰める猫〉 

我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈魔猫編〉


第21話〈魔猫編・黒犬を追い詰める猫〉 


◎8月下旬    



強行軍で大祓おおはら山を拙者は走り抜けました。

雑木林の連なりを、危うげなく突っ切り、標的へと肉迫します。


『ニャニャ(猫霊剣・撫で斬り斬り!!)。』


向かって来た黒鉄のハサミを2つ同時に討ち落とす。


雑木林に阻まれ、野良犬暴走族も、黒兵衛の放つハサミミサイル(?)も機動力が落ちています。


とはいえ、相変わらず配下の野良犬の損害を考慮しない攻撃に、拙者の心は忸怩たる思いなのですよ(怒)。


拙者の後を追う野良犬暴走族は天介殿に足止めをして頂いていますが、それでも抜け道からの追っ手が増える一方です(汗)。

早めに手を打たねば前回の二の舞…またも包囲されかねなく?


『ニャニャ(しかし今回は、ブラック殿とゴン殿は麓に待機してもらっていますので…思う存分、暴れてみましょうか!!)。』


今回はリベンジ戦なのです。


野良犬暴走族の集会所である大祓おおはら山に乗り込み、黒兵衛に一撃離脱を試みたわけなのですが、元よりこれは誘い込む為の誘導。


『ニャニャ(やぁ〜い!!黒クソ間抜け犬が〜!!へなちょこハサミ野郎ぉ、当たりませんよ、そんな攻撃などっ!!)。』


拙者は明鏡止水モード〈絶〉で風となり、頭上の木を駆け上がります。

闘気走りを併用すれば、猫ジャンプどころの飛距離ではありません(?)。


木から木へと飛び移り、余裕綽々の黒兵衛のモヤの塊りを拙者の霊眼が捉えます。



『ぎゃおぉぉぉん!?くそ猫の小童めがぁぁ…そして白い奴はぁぁ…絶対にブチ殺してやんぞぉ夜露死苦ぅぅ…ぎゃふぎゃふっ(怒)!!!』



何か白い猫に恨みがあるのでしょうか?

しかしてこやつ、煽り耐性ゼロと判明しました。


『ニャニャ(アホ〜?クソ〜?黒ければ格好良いとか思っているんですかぁ〜??お前は厨二病ですかぁ(笑))。』


ですが妙ですね…予想以上のアホ犬のこやつが、前回の包囲網戦を画策したなどと、これは何かの間違いなのでは?

…と拙者の予感が警鐘を鳴らしているのですよ(?)。



『絶対にブッコロす!!ギッタギタにして畳んで、切り刻んでぇぇやんぞぉぉ(激怒)!!』



『ニャニャ(はてさて、駄犬に出来ますかなぁ(笑))。』


空気が読めない馬鹿犬に、拙者は既に死角から詰め寄っていました。


どうやったかと言えば、意馬心猿地雷を起動して空中に設置し、足場としたのです(え)。

琴心剣担モードで木刀「南無八幡」に霊力を充填し、空に駆け上がり…



『な…何だとぉぉぉおお!!??』



狙い撃ちによって野良犬から抜け出したモヤ状態だからといって、制空権を取り、ダメージを受けないと思ったのですか?

もはやここは拙者の攻撃範囲…意馬心猿地雷も、今では10個まで操作が可能となっているのですよ!?


『ニャニャ(意馬心猿地雷、起動ぉ!!)。』



ドカァァーーーーーーン!!!



意馬心猿地雷の一つに巻き込まれ、火だるまとなる黒兵衛。

モヤでもよく燃えますねぇ…


更には、拙者の乱斬り「八刃」がモヤを斬り払います。



『ぎゃひひぃぃぃ〜〜〜ん(悲鳴)!!!』



悲鳴を上げながら、千切れ千切れのモヤが四方八方にハサミミサイルを乱発しました!?



ドッカーーーーン!!!!



もはや半狂乱?誤爆で野良犬たちが弾け飛び、宙を舞っています(汗)。


『ニャニャ(このアホ駄犬がぁぁ(怒))。』


拙者は急ぎ、地面に戻ってハサミを斬り落とします。

短冊斬りでも手数が足りません(汗)…天介殿も頑張っておりますが…



と、その時、その瞬間!?

多数の霊鎖が閃き、その全てのハサミを撃ち落としたのです!!


のみならず、右往左往する野良犬を全て締め上げ、あらぬ方向へとポイポイと投げ捨てたこの荒技は…


『ニャニャ(ミ、ミ、ミ、ミー先輩ぃぃぃ!?)。』


思わぬ事態。これは想定外。

驚愕の我が家の白猫…ミー先輩が、どうしてここにぃ?


そもそも、どうやって拙者の居場所が…はっ!?


『ニャニャ(ゴン殿!!ブラック殿!!あなた達ですねっ(怒))。』



『フニャ(あわわ。僕はちゃんと止めたんだよ〜(汗))。』


『ギャニャ(クウさん、右に同じですよぉ(涙))。』


ゴン殿には戦闘終了後に陰気の供給をして頂く為、そしブラック殿には魔眼で拙者の位置を把握してもらう為に待機して頂いていたんですよ…。

 

しかし、どうやらこの2人も被害者のようで…(汗)。


『ミニャ(…クウ、そんな事を言ってる場合か?チャンスを無駄にするなよ?)。』


『ニャニャ(むむむ、わ、分かりましたよぉ(汗))。』


確かに、これはまたと無い好機ではあります。

邪魔がなくなり、更にはミー先輩のインパクトに(?)…黒いモヤの黒兵衛も動揺しているのが手に取るように分かります。


何しろ、この無言の圧力…これはミー先輩の怒り!?



『く、く、く、クソ白猫ぉぉぉ!?また白い奴ぅぅ(怒)!!絶対に殺すぅぅ夜露死苦ぅぅぅ(激怒)!!!』



あら?逆にキレましたよ?


『ニャニャ(ええぇい、うるさいっ(怒)!!ミー先輩に傷一つ付けたら承知しませんよっ!!)。』


ミー先輩にもしもの事があれば、母上様に申し開きがありません(え)。

ましてや、我が家から遠く離れた隣地区のこんな山奥まで…


『ニャニャ(ミー先輩は下がっていてくだされ!!)。』


拙者は再び空を駆け上がります。

闘気走りを駆使して、今度こそはと木刀「南無八幡」を振います!!



だが、この好機に…またしても邪魔立てが!?



『『ヒョッヒョッヒョ…この時を待っていたのじゃ。罠を張り、待ち受けていた甲斐があったと言うものじゃて…(笑)。』』



こ、この声は…まさか…?


『ニャニャ(か、管理人殿っ!?)。』


忘れもしません、何かと世話を焼いて下さった神社のタヌキの置き物…それは管理人殿の声に他なりません(?)。



『ミニャァ(ぐっ!?ぐ…あああぁぁ(苦鳴)!!)。』



『ニャニャ(ミー先輩っ!?)。』


ミー先輩の身体に、何やら邪悪な陰がへばり付き、まるで粘液のようにヌラヌラと光っております…!?



『『おおぉぉ…上質な霊力じゃ!!想像以上なのじゃ!!これは美味しく頂かせてもらうとするのじゃぁ!!!』』



『ミニャァァ(ぐあああぁぁぁ!!!)。』


その夜、ミー先輩の苦鳴が虚空にこだましたのでした…



〈…続く〉


◆ ◆ ◆


クウ君♂

種族〈チンチラシルバー種・霊合種〉

階級〈血統書付き〉


カテゴリー〈2.5+〉 

戦闘力 25

防御力 24

生命力 25

回避値 25

知能値 10+〈16〉

器用値 27

魔力値 55+〈275〉


風属性エア 25


戦技バトルアーツ

奥義「猫鎌切り裂きの刑」

秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」


固有戦技パーソナルアーツ

「明鏡止水モード〈絶〉」

「泰然自若モード〈壊〉」

「意馬心猿モード」

「琴心剣担モード」


固有戦技パーソナルアーツ

猫霊剣Level 1

「撫で斬り」

「短冊斬り」

「銀杏斬り」

「十字架斬り」

「乱斬り〈八刃〉」 

「意馬心猿地雷〈10〉」


固有能力パーソナルスキル  

猫の霊眼

天狐の魂「9」

七#7@補正効果〈開闢級〉

trigger〈繰り返す〉

猫闘気・猫霊力「統合丹田」

「闘気走り」「闘気当て」「闘気剛力」


能力スキル

霊眼 侍猫 木刀 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 霊穴 闘気


従属霊

天介〈流浪の貂〉


称号

白い悪魔

無双のサムライ猫 


猫の首輪・子猫用(ピンク色)〈首輪〉

属性:プラスチックLV5〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

鈴付き

耐久値:10


護符袋〈道具〉

属性:鏡の霊質LV50〈特殊兵装レア級〉

付与効果:有限収納「八幡神社の玉砂利×10」「師匠の羽根×2」

背負い紐〈霊力護符〉

耐久値:80


木刀「南無八幡」〈刀〉

属性:結界種セフィラー LV200〈秘跡武具サクラメント級〉

付与効果:結界生成〈超次元存在(永続性(ウル=スェラ))〉

物理特性〈闘気〉40%増幅ブースト

斬撃特化〈物理・霊的攻撃力30%上昇〉

悪霊退散〈聖属性〉

背負い紐〈霊力護符〉

耐久値:350


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