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第19話〈魔猫編・襲撃に嵌まる猫〉

我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈魔猫編〉


第19話〈魔猫編・襲撃に嵌まる猫〉  


 

微々たる事件は続いていますが、まあ、それは拙者にとっては些事に過ぎません(え)。


今宵は明鏡止水モード〈絶〉で一気に亥東いとう市のほぼ中央…鎌田かまだ地区に到着です。

 

『ギャニャ(あ〜、目が回った〜ぁ)。』


『ニャニャ(ブラック殿、大丈夫ですかな?)。』


黒猫のブラック殿を担いでの移動でしたので、それなりに拙者も疲れましたね(笑)。

しかし、こうしてブラック殿を引き連れて来たのにはそれなりの理由があります?


『ギャニャ(まだ目が回ってるから…クウさん、ちょっと待ってねぇ?上弦の魔眼を発動するから…)。』


鵜沙木うさぎ埠頭を縄張りとする黒猫一族の長であるブラック殿は、潰れた片目が魔眼となっており、それが修行によって大幅な進化を遂げていたのです!?



およそ半径50メートルを俯瞰して視認が可能というトンデモ能力であり、建物などを無視して特異点を感知することも出来るのだ。


『ギャニャ(え〜と、この先20メートル。公園に10体の野良犬を感知したよぉ。どれも精神汚染されてて…その内の一体、おそらく動物霊レベルで…これって憑依体なのかなぁ??)。』


…何ですと?


『ニャニャ(分かりました。ではブラック殿はここで待機して、逃げ出した個体があれば、その方向だけ確認しておいて下さい)。』


『ギャニャ(うん、了解ぃ。クウさん、黒い犬には気を付けてねぇ?あれは野良犬に何かが取り憑いているっぽいから?)。』


何とも曖昧な説明ですが、標的は発見したようです(?)。

凄いですね、ブラック殿ぉ!?


思えば、拙者の周りは屁理屈やら正論やらアクの強い人たちが多過ぎて(汗)、それでいて化け物のような力を持った極端な方ばかりなのですよっ。

とは言え、皆さん、尊敬に値しますけどね?



さて、明鏡止水モードを再び起動し、拙者は飛び出しました!!


とりあえず、警戒すべきは黒い野良犬だけでしょう。


となれば、手早く9匹の野良犬を再起不能といたしましょうか?

野良犬だからと侮る事なく、木刀「南無八幡」を振います。



ガキィィ〜〜〜〜ン!?



まさか、初撃が止められました!?

実はこの木刀「南無八幡」は、師匠によって更なる強化を施され、木材とは思えぬ頑強さを獲得したというのに…


『ニャニャ(くっ!!この尻尾はっ!?)。』


横から伸びてきた黒い尻尾が…硬質化し、黒鋼のような硬さと鋭さとで、拙者の斬撃を打ち払ったのです。


しかして、師匠による強化がなければどうなっていたことやら?

それは…ハサミ?


尻尾が巨大なハサミとなっており、アレに挟まれたら…非常に危険ですよ(?)。


『ニャニャ(なるほど、やってくれますね…)。』


そして拙者は、公園のど真ん中で野良犬に取り囲まれていました。

これは完全に包囲されていますよ。


一方の「凶悪犬」の黒兵衛くろべえは、ジャングルジムの一番上に立っていて、偉そうに見下ろし踏んぞり返っています。

黒い尻尾のハサミがユラユラと揺れて、今も拙者を狙っていると感じます…


『ニャニャ(…木刀だからといって、ハサミに勝てないと誰が決めました?では見せてあげましょう、拙者の琴心剣担を!!)。』


霊穴解放と共に、琴心剣担モードを起動。

木刀「南無八幡」に霊力が浸透していきます!!



『『『『『ガガガァァァ……アアア!!!』』』』』



そうはさせじと、野良犬が一斉に飛び掛かってきました。

この野良犬包囲網を…拙者は猫霊剣・短冊斬りで迎い撃ちましょう。


『ニャニャ(操られている様ですが…これも恨むのであれば拙者ではなく、黒兵衛を恨むのですね?)。』


無数の手数で、触れる側から野良犬を叩き落とし、打撃を当てて跳ね飛ばす!!


『ギャウン!?』『キャイン!!』『ギャフン!?』『キャ〜〜ン!!』


おっと、隙を見て黒いハサミが上空から襲来です!?

しかしこれを見逃す拙者ではありませんよ?


『ニャニャ(猫霊剣・撫で斬りぃぃ!!)。』



カキィィーーーーン!?



猫霊剣とハサミの正面衝突。

全力のぶつかり合いの結果は…ほら見たことか?ハサミは粉々に砕け散ったのです。


それでも拙者の攻撃は止まりません!!

一気にジャングルジムを飛び越えて、黒兵衛の頭上にてひるがり、眼下に狙いを定めます。


『ニャニャ(喰らえ…猫霊剣・乱斬り!!)。』


生み出した八つの霊刃が、ジャングルジムを四方八方から襲撃しました。



ドンガラガッシャ〜〜〜ン!!!



『ぎゃおぉぉぉ〜〜ん!?』



ジャングルジムが崩壊しました…ちょっとやり過ぎたかも知れません(汗)。


しかし、手応えがないので気を緩めません(え)。

ええ、あくまで拙者の攻撃は躱されましたが…捕縛には成功しましたよ?


『ニャニャ(お見事です、天介殿!!)。』


『ギャウギャウ!!』


拙者の従属霊である管鼬鼠くだいたちの天介殿の罠に嵌り、系で縛られ、地面に這いつくばった黒犬の姿…



『ぎゃぎゃぉぉおお〜〜ん(苦鳴)!!!』



暴れても無駄ですよ。

こうしている今も、拙者の陰の霊力を天介殿に供給し、能力を維持していますからね(笑)。


『『『キャイン!!キャイン!!』』』


取り巻きも必死に吠えていますが、全くもって障害にはなり得ませんね(?)。

拙者に怯えて近付きもしませんし…


と思いきや…ブラック殿、どうしてここに!?

ここは危険だとあれ程言ったものを…


『ギャニャ(クウさん!!黒兵衛の本体はもうとっくに抜け出して上にいるんだよぉ!?あと、野良犬が集まって来ているんだよぉ!!)。』


『ニャニャ(何ですって!?)。』


拙者、深夜の上空を仰ぎ見ました。


その夜空に蠢く邪悪な黒いモヤの様なもの。

闇が凝り固まり、渦巻き、硬質化したとげを生やし…いや、これはハサミ!?

ハサミが全身から生えたのです。


『ニャニャ(これは…拙者はどうとでもなりますが、このままでは…)。』


恐らく、これは広範囲攻撃?

ブラック殿には危険極まりない攻撃と思われ…更には四方八方から攻め寄せる野良犬たちの遠吠え?

どうやら、かなりの数と思われ…


罠に嵌めたつもりが、こちらが罠に嵌ったという訳ですか(汗)。


『ニャニャ(くっ。無念ですが、さすがですね…野良犬暴走族め!!)。』


天介殿を回収し、ブラック殿をヒョイと小脇に抱えて、拙者は明鏡止水モード〈絶〉で逃走したのでした…



〈…続く〉


◆ ◆ ◆


クウ君♂

種族〈チンチラシルバー種・霊合種〉

階級〈血統書付き〉


カテゴリー〈2.5+〉 

戦闘力 25

防御力 24

生命力 25

回避値 25

知能値 10+〈16〉

器用値 27

魔力値 55+〈275〉


風属性エア 25


戦技バトルアーツ

奥義「猫鎌切り裂きの刑」

秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」


固有戦技パーソナルアーツ

「明鏡止水モード〈絶〉」

「泰然自若モード〈壊〉」

「意馬心猿モード」

「琴心剣担モード」


固有戦技パーソナルアーツ

猫霊剣Level 1

「撫で斬り」

「短冊斬り」

「銀杏斬り」

「十字架斬り」

「乱斬り〈八刃〉」 

「意馬心猿地雷〈10〉」


固有能力パーソナルスキル  

猫の霊眼

天狐の魂「9」

七#7@補正効果〈開闢級〉

trigger〈繰り返す〉

猫闘気・猫霊力「統合丹田」

「闘気走り」「闘気当て」「闘気剛力」


能力スキル

霊眼 侍猫 木刀 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 霊穴 闘気


従属霊

天介〈流浪の貂〉


称号

白い悪魔

無双のサムライ猫 


猫の首輪・子猫用(ピンク色)〈首輪〉

属性:プラスチックLV5〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

鈴付き

耐久値:10


護符袋〈道具〉

属性:鏡の霊質LV50〈特殊兵装レア級〉

付与効果:有限収納「八幡神社の玉砂利×10」「師匠の羽根×2」

背負い紐〈霊力護符〉

耐久値:80


木刀「南無八幡」〈刀〉

属性:結界種セフィラー LV200〈秘跡武具サクラメント級〉

付与効果:結界生成〈超次元存在(永続性(ウル=スェラ))〉

物理特性〈闘気〉40%増幅ブースト

斬撃特化〈物理・霊的攻撃力30%上昇〉

悪霊退散〈聖属性〉

背負い紐〈霊力護符〉

耐久値:350


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