第18話〈魔猫編・やっぱり腹心に丸投げな猫〉
我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈魔猫編〉
第18話〈魔猫編・やっぱり腹心に丸投げな猫〉
愚かにも、丸尻尾猫派閥と鍵猫長老会の残党が手を組み、社長殿宅の襲撃事件を起こしたとの報告が上がって来ましたよ。
これは丸尻尾猫派閥の抑え役を任せているリンリン殿たちにも制御できなかった有象無象どもの行い。
もっとも、どうやら返り討ちの上、主犯格である鍵尻尾猫総会長のにゃご彦は失踪したとかしないとか?
事前に情報は漏れていて、ゴン殿が陰分身を山ほど張り付かせていたそうですよ(笑)。
ああ、恐るべき出来トラップですね…
『ニャフ(さて、本来の目的であった野良犬暴走族の動向について、新たな情報が上がって来たよ〜)。』
今夜の会議場所は…情報漏洩を懸念して、久し振りにリンリン殿のアジトですね。
司会役はもう当然のようにゴン殿です(笑)。
メンバーはゴン殿、リンリン殿、トラ殿、牛若殿…ん?あれ?ちょっと牛若殿、太りましたか?…ってこれ牛猫さんっ!?
確か、あなたは死んだ筈ですよ(え)。よく見ると実体では無いですね。
『ニャギャ(クッソ…この俺が、まさかこんな目に遭うとか最悪だギャ…)。』
『チャ〜ア(ねぇねぇ、僕が頭を押さえて溺死させたから、僕の従属霊になったんだよぉ(笑))。』
レッドぉぉ!?
お前、やりやがったなぁ(え)。
危うく、拙者が殺してしまったものかと、記憶の彼方に葬り去ろうとしていたというのに…くっ、頭を抱えたいところですよ!!
もう1人、牛若殿も頭を抱えていますが(?)、まぁ、所詮は死んだ猫。
牛若殿が気を使う必要は無いのですよ?
それに牛若殿も最近はしっかりと強くなって来ていますし、全盛期の牛猫さんとどっこいどっこいではないでしょうか?
後でしっかりと釘を刺しておきましょう(断言)。
『ミャャア(まあ、ともあれこれでレッドも戦いに参加出来るだろう?)。』
『チャ〜ア(やったちゃ〜❤︎)。』
全く、リンリン殿はレッドに甘すぎますよっ(怒)。
『ニャニャ(そもそも、拙者の天介殿と違って、牛猫さんごとき戦力外でしょうが?ヒップアタックなど…まあ、有象無象相手なら多少は効果はあると思いますがぁ?)。』
というか、なんでレッドがここに?
あ、キジ白四天王とかなんとか…そんな設定オチがありましたっけ?
今となっては…ですが(笑)。
その紅一点のサクラさんが睨んでますけど、牛猫さんをみんなで憐んでいる場合ではありませんよ(え)。
後が怖いですよ(震え)。別の意味でサクラさんはレッドに過保護ですからねぇ…
あと、駄目猫な赤丸さんと老猫のゴロ助さんは戦力外通知です(汗)。
トラ殿はその2人と何をやっているんですか?え、煮干しの交換?どうでも良いですね…
『ニャニャ(正直、牛猫さんの事なんてそっちも(?)どうでも良いですよ!!それより、天介殿の仇ですよっ!!)。』
『フニャ(あ。そう、それそれ。社長さんの情報では、集会所は大祓町の裏山。本拠地は鎌田の公園。暴走ルートは市民病院上の住宅地。野良犬暴走族のヘッドは通称「凶悪犬」の黒兵衛…だってさ)。』
凶悪犬の黒兵衛ですと?
なんとも大仰な…
『ニャニャ(ではまず、本拠地を襲撃してみましょうか?)。』
『フニャ(いや、待って?先に亥東市の猫を制圧した方が良くないかなぁ?)。』
ああ、鍵尻尾猫派閥と丸尻尾猫派閥の抗争状態ですからね…
ですが正味の話し、それは拙者にとってそれ程重要な案件ではないんですよねぇ(え)。
鵜沙木地区サムライ猫同盟が大きくなった先に、対立する可能性が高いので先に芽を摘んじゃいましょう計画でしかありませんし…。
『ニャニャ(そこは上手い具合にゴン殿が進めておいてくだされ?戦力が必要な時に拙者を呼んでくれれば…?)。』
『ニャフ(丸投げぇぇ!?)。』
とは言いつつ、ゴン殿は丸尻尾猫派閥に白い悪魔が御宮川の川男を倒したとの情報を流すなど、情報操作に力を入れているとの報告をしていました。
なかなかエゲツないですね(汗)。
しかし、この白猫貴族包囲網作戦は置いておいて、やはり拙者は腑に落ちないのですよ…
何よりも、流浪の貂と称される天介殿が普通の野良犬に負ける筈がないのです。
どう考えても…正体不明の黒幕が居るのは間違いないのですよ!?
不気味な気配をヒシヒシと感じる拙者なのです。
◇ ◇ ◇
秘密会議の後、拙者は神社へと蜻蛉返りしました。
早い時間では鵜沙木地区から選抜された野良猫が騒がしい程に集まっていますからねぇ…深夜のこの時間は静かですし、まずは瞑想を始めるのが拙者の日課となっています(え)。
と思ったら…
『ニャニャ(師匠!?お久し振りではありませんかっ!!)。』
『…クソチビ猫め。お前のせいでえらい目に遭ったわ、マジで!?』
はぁ?藪から棒に何を言っているんでしょう?
あ、そういえば羽毛が幾分、ボッサボサになってますよ(笑)。
『笑い事じゃないわ!!そもそも、このクソチビ猫に感情が引っ張られてるっちゅうんは、本体が感情移入してる結果であって、俺だけの責任じゃないやろがぁぁ(怒)。』
う〜ん、鳩師匠は御神木の枝の上で、1人で荒れていますね(汗)。
『そう、枝といえば…見て下さい!!拙者の新たな木刀「南無八幡」ですぞ!!)。』
あの川男でさえも容易に討ち払った、この相棒の勇姿!!
『お、お前、バッカ!?あんまり無闇にそれを振り回すなって!?それは霊的にこの御神木に繋がったままやさかいに…(ピタリ)。』
おや?師匠ともあろう御方が…これ、フリーズしています??
拙者は慌てて、落ちてきた師匠をナイスキャッチですよ!!
『ニャニャ(し、師匠ぉぉぉ!!??)。』
『……うっせぇぇ!!でかい声を耳元で出すんじゃねぇよ(怒)。そのまま抱えてろ。今、お前のその木刀と御神木を時間も時空も超えて繋げて、超次存在にしたる許可が降りたで?ほんま、どないなっとんねん(呆れ)…。』
はぁ、良く分かりませんが、今夜一晩、木刀「南無八幡」を御神木の根元に埋めて帰れと師匠が仰るので、拙者は泣く泣く指示通りにいたしました…
しかし、師匠ってば思っていたよりもふかふかで暖かかったのですよ(え)。
ちなみに、稲荷神社の狐…鵄はどうやっても八幡神社には入れなかったとの事。
ザマァですね(笑)。
〈…続く〉
◆ ◆ ◆
クウ君♂
種族〈チンチラシルバー種・霊合種〉
階級〈血統書付き〉
カテゴリー〈2.5+〉
戦闘力 25
防御力 24
生命力 25
回避値 25
知能値 10+〈16〉
器用値 27
魔力値 55+〈275〉
風属性 25
戦技
奥義「猫鎌切り裂きの刑」
秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」
固有戦技
「明鏡止水モード〈絶〉」
「泰然自若モード〈壊〉」
「意馬心猿モード」
「琴心剣担モード」
固有戦技
猫霊剣Level 1
「撫で斬り」
「短冊斬り」
「銀杏斬り」
「十字架斬り」
「乱斬り〈八刃〉」
「意馬心猿地雷〈10〉」
固有能力
猫の霊眼
天狐の魂「9」
七#7@補正効果〈開闢級〉
trigger〈繰り返す〉
猫闘気・猫霊力「統合丹田」
「闘気走り」「闘気当て」「闘気剛力」
能力
霊眼 侍猫 木刀 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 霊穴 闘気
従属霊
天介〈流浪の貂〉
称号
白い悪魔
無双のサムライ猫
猫の首輪・子猫用(ピンク色)〈首輪〉
属性:プラスチックLV5〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
鈴付き
耐久値:10
護符袋〈道具〉
属性:鏡の霊質LV50〈特殊兵装級〉
付与効果:有限収納「八幡神社の玉砂利×10」「師匠の羽根×2」
背負い紐〈霊力護符〉
耐久値:80
木刀「南無八幡」〈刀〉
属性:結界種 LV200〈秘跡武具級〉
付与効果:結界生成〈多次元存在→超次元存在(永続性(ウル=スェラ))〉(NEW)
物理特性〈闘気〉40%増幅↑
斬撃特化〈物理・霊的攻撃力30%上昇〉↑
悪霊退散〈聖属性〉
背負い紐〈霊力護符〉
耐久値:350




