第14話〈魔猫編・全てに感謝を述べる猫〉
我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈魔猫編〉
第14話〈魔猫編・全てに感謝を述べる猫〉
不甲斐なくも痛み分け。
あの動物霊…川男は簡潔に言って強敵ですよ。
何よりもあの甲羅…弱点は頭でしょうが、最後まで引っ込めたまま出さなかった為、アレをどうにかしない事にはどうにもなりません?
とにかく硬いのですよ!?
『ちゅう(お前さんがそう言うなら、相当に頑丈なんだろうがなぁ…?)。』
ボス殿も徒手空拳の使い手ですから、あの川男には苦戦すると思います。
『ミニャ(それと、闘気使いでもある…と?それは確かに厄介だな)。』
反省会にはミー先輩も参加ですよ(え)。
『ミニャ(そもそも、その川男とやらは放置して、決戦場所を別にしても構わないのでは?)。』
ちょ、ミー先輩!?完璧主義のミー先輩がいきなり何を言っちゃっているんですかぁ!?
『ニャニャ(断じて否ですよ!!拙者、必ずあの川男を倒してみせますともっ(断言))。』
リベンジ待ったなしですよ!!
『あらあら、子猫ちゃん。落ち着いてぇ〜?』
落ち着いておりますとも、祖母様!!
『フニャ(でもさ、実際問題として、あと一押しとは言っても、クウ君はアレに勝てる見込みはあるのかな?)。』
『ニャニャ(ちょ、ゴン殿!?何を言っているのですかなっ!?拙者は絶対に勝ってみせますとも!!)。』
そうは言ってみましたが、確かに決定力不足は否めずなのは事実で…(汗)。
『いやぁ、空狐の兄ぃはやっぱり刀があってこそでごじゃるよ?あの伝説の賽の目斬りをもう一度見てみたいでごじゃるに〜?』
ん?
『ニャニャ(…というか狐!?どうしてお前がここにいるのですかっ(怒))。』
いつの間にかこの狐、ちゃっかり我が家の地下室に侵入しているとかぁ!?
『空狐の兄ぃ、私は一応、動物霊でおじゃるし侵入なんて簡単…あ、気孤の鵄と申すでおじゃる。皆様、よしなに?』
勝手に自己紹介しているし、みんなドン引きですよ!?
あ、ミー先輩が静かに怒っていますね…(汗)。
この後、狐はこっぴどくミー先輩に折檻を受けていたのは言うまでもありません(恐怖)。
◇ ◇ ◇
刀あってこその拙者ですか…狐の言うことを鵜呑みにするつもりはありませんが、それも一理ありますね。
ならば拙者は、どうしても是が非にでも、新たな木刀を手に入れなければならないわけで(え)。
『ニャニャ(師匠ぉぉお!!!どうにかして頂きたいのですよぉぉお!!!)。』
『おい、藪から棒に何を言ってんねん!?いきなり過ぎて怖いわ!!帰ってええか??』
くっ。深夜の神社で弟子がこんなに懇願しているっていうのに、御神木の枝の上で大きな顔をしくさってぇぇ(怒)。
師匠は鳩ですが、我が家の九官鳥のチョホ殿は無視はしますが(?)、とても物静かで穏やかな方だって言うのに…
『ニャニャ(このクソ師匠がぁぁ!!こんなに可愛い弟子が困っているんですよっ!?何とかしたいとか思わないんですかぁぁ!!)。』
『うっさいわボケェェ!!別にクソチビ子猫のお前なんか可愛くないんじゃぁぁ!!』
捨て台詞を残し、鳩師匠は行ってしまわれました。
くっ、振り出しに戻りましたか…
と思いきや、ポトリと御神木の上から何かが落ちてきました?
『ニャニャ(…こ、これは師匠が止まっていた御神木の枝!?)。』
どんな天啓でしょうか?
膝を着いた拙者の目の前に、まさしくピンポイントで落ちて来るなど、これは偶然でしょうか?
いや、そんな都合の良い偶然がある筈がありません…
『ニャニャ(師匠…御神木様…ありがたく使わせて頂きますぞ)。』
御神木が風に揺れました。
まるで優しく包み込むかのような暖かさを、確かに拙者は感じたのです。
つまり、許されたのです(え)。
そうして掴み上げた枝は、とても頑丈でありつつしなやかで、それでいて瑞々しく峻烈な陽気を発散させていました。
これは言うまでもなく、とんでもない素材に間違いはなく…その日より拙者は1人、神社に居残って枝の削り出し作業に没頭したのです。
思えば、3階のフローリング材から始まり、2代目のまな板も含めて、拙者は時間を掛けて木刀を作り上げてきました。
爪に陽の霊力を込めて、少しづつ浸透するように…
今回も実は我が家に持ち帰り、地下室に籠って削り出しを行おうと思ったのですよ?
しかし、何故にかこれはこの場所…この御神木の木の下で作らねば意味がないと感じたわけです(?)。
これは猫としての直感です。
恐らく、この枝と御神木はまだ繋がっているのです?
それも陽の気で満ちたこの境内の中でのみ、枝もまた陽の気を吸収し続けて、新たな姿に生まれ変わらんが為に力を蓄え続けているのです(え)。
よくしたもので、師匠はその間、何故にか姿を現すことがありませんでした?
何があったのかと心配にもなりましたが、今の拙者に出来る事はただ一つ…拙者の全力の「泰然自若モード〈壊〉」でバリバリやることだけです。
『ニャニャ(それにしても…硬いですね(汗))。』
正直、難儀しました。
勿論、一昼夜で終わる作業でもなし、明け方には御神木の根元を掘って枝を埋めての、その繰り返しです…
完成に至った日数は、実に丸1週間。
その間、拙者の従属霊になった天介殿も、ブラック殿とレッドと一緒に修行をしていた様子で(笑)。
あ、勿論、削りカスは我が家に持ち帰り、地下室のボス殿に預けてきたのは言うまでもありません…
〈…続く〉
◆ ◆ ◆
クウ君♂
種族〈チンチラシルバー種・霊合種〉
階級〈血統書付き〉
カテゴリー〈2.4+〉
戦闘力 24
防御力 23
生命力 24
回避値 23
知能値 10+〈16〉
器用値 26
魔力値 50+〈230〉
風属性 24
戦技
奥義「猫鎌切り裂きの刑」
秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」
固有戦技
「明鏡止水モード〈絶〉」
「泰然自若モード〈壊〉」
「意馬心猿モード」
「琴心剣担モード」
固有戦技
猫霊剣Level 1
「撫で斬り」
「短冊斬り」
「銀杏斬り」
「十字架斬り」
「乱斬り〈七刃〉」
「意馬心猿地雷〈9〉」
固有能力
猫の霊眼
天狐の魂「9」
七#7@補正効果〈開闢級〉
trigger〈繰り返す〉
猫闘気・猫霊力「統合丹田」
「闘気走り」「闘気当て」「闘気剛力」
能力
霊眼 侍猫 木刀 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 霊穴 闘気
従属霊
天介〈流浪の貂〉
称号
白い悪魔
無双のサムライ猫
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属性:プラスチックLV5〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
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属性:鏡の霊質LV50〈特殊兵装級〉
付与効果:有限収納「八幡神社の玉砂利×10」「師匠の羽根×2」
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木刀「南無八幡」〈刀〉(NEW)
属性:結界種 LV200〈秘跡武具級〉
付与効果:結界生成〈多次元存在(反射率)〉
物理特性〈闘気〉30%増幅
斬撃特化〈物理・霊的攻撃力20%上昇〉
悪霊退散〈聖属性〉
背負い紐〈霊力護符〉
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