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第7話〈魔猫編・裏山に挑む猫〉 

我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈魔猫編〉


第7話〈魔猫編・裏山に挑む猫〉   

   


その日、拙者の元に予想外の報告がもたらされました。


『ニャキャ(クウの兄貴!!大変なんでやす!!)。』


おや、牛若殿ではありませんか?お久しぶりですね(え)。


『ニャニャ(どうしたんですか?もしや、新たな動物霊でも出現したんですかな??)。』


となれば、早速、討伐を検討しなくてはいけませんね?


今夜はこれから、裏山に敵情視察…もとい、お伺いに挑む予定だったのですよ?

ええ、例の噂の「の山」です!!


『ちゅう(クウ、おめぇ、無闇に喧嘩を売るんじゃねぇぞ?いつからそんなに喧嘩っ早くなりやがった?)。』

 

なので、拙者の首にはボス殿がドッカリと跨っているわけで(汗)。


『ニャキャ(いえいえ、クウの兄貴は初めて会った時からこんな感じだったですぜ?いきなり集会に乗り込んで来て、大乱闘で1人勝ちだったですし…)。』


また牛若殿はいらんことを言って!?


『ニャニャ(そ、そんな事より、何があったんですか??)。』



『ニャキャ(へ、へいっ!!それが、武者修行に出ていた牛鬼様が…鵜沙木うさぎの浜で死体で見つかりやした!!)。』



たらり…(汗)。


あれ?おかしいな?

張り倒して砂浜に頭から突き刺さりはしましたが…牛猫さんは死んではいなかった筈ですよ?

そして死因は溺死??まさか朝になって潮が満ちての…(?)。


『ニャニャ(そ、そ、そうですか…それは惜しい方を亡くしましたね(汗)。ご、ご冥福をお祈りしますよ…いや、マジで(え))。』


しかし、これで名実ともに黒ブチ猫一族の長は牛若殿に移動したわけですから、きちんと組織運営に励んでいただくとしましょう?


部下の牛八さんと丑三さんが愚痴を言っていましたし(?)。


◇ ◇ ◇


初めての山道です(笑)。


確かにこの山、勾配も急激で、人間も足を踏み入れない未開の山らしく…野生動物の気配もプンプンしますね?

麓に小さい祠もありましたし、流浪のてんとやらが隠れ住んだ理由も分かる気がしますよ?


『ちゅう(獣道に注意しろよ?猪が出てきても相手にするな?)。』


相手にするなと言われても、実は、既に取り囲まれているのですが…(汗)。


しかも、これはウリ坊ですね(笑)。

小さくて可愛いフサフサのウリ坊が3匹、親と逸れて迷子になったのでしょうか?


『ニャニャ(お前たち、母親とはぐれたのですかな?)。』



『『『ぷいぷい!!』』』



おお、これは可愛いですね!!

こんなウリ坊たちを放ってはおけませんよ(え)。


『ちゅう(お前なぁ〜?)。』


ボス殿はそう仰いますが、こんな山中で何か間違いがあっては目覚めが悪いのです(?)。


さすれば拙者、このウリ坊たちを呼びやすいように名称を考案しました。

しかし時間も無いことですし、これで我慢して頂きたい(笑)。


『ニャニャ(ではイチの字、リンリン殿の情報によれば、山の中腹に泉があるそうで?そこに行けますかな?)。』


『ぷいっ(嬉)。』


ちなみに、右から…イチ、ニイ、サンである!!

舎弟が出来たみたいで嬉しいですねぇ(え)。


『ちゅう(クウ、おまえって奴は…(呆れ))。』


ボス殿が呆れていますが、これも世の情け…助け合いですぞ!?

え?違う?名前については触れないでください…



クンクン…水の匂いを探します。


足場は岩だらけで非常に悪いですが、そこは霊穴開眼した今の拙者ならば、闘気走りも使いたい放題ですよ。


ほら、ピョンピョ〜〜ンとな。


みんな、遅れずにしっかりとついて来ていますね(笑)。

でもサンの字はどうもちょっと鈍臭いような?


『ニャニャ(サンの字は末っ子ですかな?)。』


『ぷいぷいっ(否定)。』


え?実は9兄弟ですとぉ!?

これはみんなの母上は頑張ったのですねぇ(感心)。



途中、襲い掛かってきた野良蛇や野良蜂を叩き伏せ、それ以外は特にこれといった妨害もなく「の泉」に到着しました。


その泉は想像していたものよりも小さいです(汗)。


『ちゅう(おう、クウ!!あっちの洞穴に母親がいんぞっ!?)。』


『ニャニャ(しかしボス殿、何やら攻撃を受けている様子!!)。』


案の定、嫌な予感はしていました。

こんな深夜に、ウリ坊だけが迷子になっているとか、只事では無いと…


『ニャニャ(拙者は突っ込みますので、ボス殿はイチの字たちをお願いします!!)。』


『ちゅう(おう、任せておけ!!)。』


ボス殿がひらりと拙者の首元から飛び降りたのを見計らい、拙者は飛び出しました。

明鏡止水モードの風になって、一気に肉迫します!!


茂みに隠れた洞穴の前に立って身体を張り、ただただ耐え忍ぶのはイチの字たちの母親でしょうか?

そんな猪に対峙し、その動物霊は容赦なく爪と牙を剥いています!?


『ニャニャァ(おっと、そこまで〜!!)。』



バキィィ〜〜〜ン!!!



ああ、間一髪、拙者は闘気剛力を込めてその爪を打ち砕きました。



『ギャぁァァァ(痛)!?ガぁアァァァ(狂気)!!!』



拙者を狙い振るわれた第二撃を〈絶〉で掻い潜り、その隙だらけの腹に闘気当てをぶち当て、跳ね飛ばす。

間合いを広げつつ、その隙に…


『ニャニャ(猪殿!とりあえず、お下がりください!!あとは拙者に任せ、ウリ坊たちと避難を!!)。』


拙者は前に出て立ち塞がります…その狂気を身に纏った動物霊の前に。


しかしよく見れば、これが噂の「流浪のてん」でしょうか?

変色した毛並みは紫色の毒々しい霊力と一体化し、ドス黒い陰気が目から口から溢れ出しています(汗)。

これでは理性が残っているかどうかも怪しいですね?


『とは言え、ここで会ったが百年目…ここでリンリン殿の仇を討ちましょうぞ(死んでない)!!)。』



『ギャギャぁ…リンリン??…ギャギャぁァァァ(狂気)!!!』



おや?リンリン殿の名前に一瞬、反応しましたか?


ならば一類の望みはあるやも知れませんが…洞穴の横に倒れ伏した別の猪を見るや、これはイチの字たちの父上ですかな?

既に息を引き取っておいでのようですし(汗)、このまま捨て置くわけにもいきません…


『ニャニャ(残念ですが、危険な動物霊は拙者が始末します…成仏して頂きましょうか?泰然自若モード、発動!!)。』


陽の霊力を身に纏い、流浪のてんに殴り掛かります。


これは短期決戦となる筈もなく、さぁ、心ゆくまで殴り合いをしましょうぞ(歓喜)!!



〈…続く〉


◆ ◆ ◆


クウ君♂

種族〈チンチラシルバー種・霊合種〉

階級〈血統書付き〉


カテゴリー〈2.3+〉 

戦闘力 24

防御力 22

生命力 23

回避値 23

知能値 10+〈16〉

器用値 25

魔力値 50+〈200〉


風属性エア 23


戦技バトルアーツ

奥義「猫鎌切り裂きの刑」

秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」


固有戦技パーソナルアーツ

「明鏡止水モード〈絶〉」

「泰然自若モード〈壊〉」

「意馬心猿モード」

「琴心剣担モード」


固有戦技パーソナルアーツ

猫霊剣Level 1

「撫で斬り」

「短冊斬り」

「銀杏斬り」

「十字架斬り」

「乱斬り〈七刃〉」 

「意馬心猿地雷〈9〉」


固有能力パーソナルスキル  

猫の霊眼

天狐の魂「9」

七#7@補正効果〈開闢級〉

trigger〈繰り返す〉

猫闘気・猫霊力「統合丹田」

「闘気走り」「闘気当て」「闘気剛力」


能力スキル

霊眼 侍猫 木刀 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 霊穴 闘気


称号

白い悪魔

無双のサムライ猫 


猫の首輪・子猫用(ピンク色)〈首輪〉

属性:プラスチックLV5〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

鈴付き

耐久値:10


護符袋〈道具〉

属性:鏡の霊質LV50〈特殊兵装レア級〉

付与効果:有限収納「八幡神社の玉砂利×10」「師匠の羽根×2」

背負い紐〈霊力護符〉

耐久値:80


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