第2話〈魔猫編・鳩と邂逅する猫〉
我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈魔猫編〉
第2話〈魔猫編・鳩と邂逅する猫〉
夏真っ盛り。
ダレる拙者。
しかしそれとは別に、この時期は猫にとっての天敵…花火大会が目前に迫っているのですよ!?
前生の拙者は?と言えば、もう毎年毎年、カーテンの裏に隠れてオシッコをチビッていた記憶しかありません(汗)。
あの爆音は、到底許せるものでは無いのですよっ(怒)。
『ニャフ(鵜沙木の花火大会といえばね、やっぱり花火と灯籠流しだよね?)。』
『ギャニャ(ああ、それって灯篭喰いのことですよねぇ?)。』
神社にて、ゴン殿とブラック殿がそんな事を言っています。
2人だけで分かっているらしく、拙者にもちゃんと説明をしてもらいたいものですね(怒)。
『ニャフ(ああ、ごめんごめん(笑)。次の動物霊の候補だよ?)。』
つまりは、亥東市の海水浴場は阿鼻叫喚が綺麗さっぱり消えたおかげで、今年の海水浴客の死亡件数はゼロとのこと。
だが問題は、この鵜沙木地区の花火大会に「灯篭喰い」なる動物霊が出没する事であり…。
灯篭とは海で亡くなった魂を供養する為のもので、それを食べてしまう事で、その霊までも丸呑みにしてしまう凶悪無比な存在なのである!?
またそれは、今では動物霊レベルになってしまっているとかで…
『ニャニャ(つまり、サメ型地縛霊を上回る強敵…ふむ、腕が鳴りますねっ!!)。』
とは言え、木刀「まな板」がない今、苦戦は必至。
それでもやらねばなりません!!更なる鍛錬に励まねばなりません…が(?)。
『フニャ(じゃあ、僕はレッドを送ってくるからね〜)。』
『チャァ(おやしゅみ、兄ちゃん…Zzzz)。』
既に寝ぼけ眼ですね(汗)。
仔猫なのに頑張っているのは認めますが…
『ギャニャ(それじゃあ、俺もそろそろ帰るよぉ。埠頭まで時間が掛かるしぃ…)。』
ブラック殿は顔付きの割にマイペースなので(え)、まだまだ成果は出ていませんね。
もうちょっと頑張ってもらいたいところですが…魔眼とやらについて、拙者はまるっきり知識がありませんので?
『ニャニャ(拙者は今しばらく、泰然自若モードの研鑽に励みますので!!)。』
実質、居残りですね。
この泰然自若モードは、純粋に陽の霊力を身に纏った襲撃専用のモードです。
最近はとんと出番がありませんでしたが(?)、闘気の運用と被るところもあり、使い所が難しいのですよ?
木刀使用時には、同じ原理の琴心剣担モードを優先して使っていましたし…
『ニャニャ〜(しかし、ここで諦めるわけにはいかないのですよ!!この泰然自若モードと闘気の併用が出来れば…)。』
それから試行錯誤をしてみましたが…はぁ、何ともままならないものですね。
そんな最中でした…え?鳩??
真っ白な鳩が拙者の前にシュタリと舞い降りたのです(?)。
深夜、星降る夜に燦然と輝くその姿?動物霊?いや、これはそんな次元を遥かに超える存在であると、拙者の肌がビンビンと感じるのです(驚愕)。
『おい、これはどんな冗談なんや?こんな子猫が、とんでもない霊力を感知して翔んで来てみれば…俺の管理する神社で修行しているやとぉ??』
拙者この時、既に平伏しておりました(え)。身体が勝手に…ですよ。
しかし、聞き流せぬセリフですね…
『ニャニャ(た、大変申し訳ありませぬ!!しかし拙者、もうかれこれ半年ほど…この神社に通い詰めておりまして、勿論、管理人殿からの許可も…(汗))。』
『は?管理人?んなもん、ここには置いてない筈やで?』
え?それは一体、どういう意味でしょうか?
現に神社の入り口には、たぬきの置物がありますし…昨日も今日も拙者とお話したばっかりですよ?
しかし、この日を境に…この神社に管理人殿が現れることは無かったのです(?)。
たぬきの置物はそのままに、まるで中身が消え失せてしまったかのようで、それはただの陶器の置物になっていました…
◇ ◇ ◇
『ほほう?そりゃまた、タチの悪い憑依霊やなぁ?おそらく、そいつが今の今まで、お前さん達の霊力が漏れないように結界を張っとったんちゃうかなぁ?』
『ニャニャ(え?それは何の為にですかっ!?)。』
全くもって意味が分かりません(困惑)。
管理人殿には、いつも相談に乗っていただき、様々な知恵をお貸し頂いたんですよ?
むしろ、そのおかげで拙者たちはここまで辿り着いたと言っても過言ではありません…。
『ま、そりゃ知らんがな?そんな雑魚、どうしようが神使の俺には関係あらへんんし。』
くっ。ぶっきらぼうな鳩さんですね…
そしてこの神社の神使であり、聖霊でもあるという鳩さんは『まあ、頑張りや?』と言って夜空に飛んで行ってしまったのですよ(怒)。
何なんですかぁ!?
しかし、そこに1本の羽根を残したまま…
そう、これが拙者と師匠との(?)、運命の出会いなのでした!?
それはともかく、あ〜、胸がモヤモヤするぅ〜!!
〈…続く〉
◆ ◆ ◆
クウ君♂
種族〈チンチラシルバー種・霊合種〉
階級〈血統書付き〉
カテゴリー〈2.1+〉
戦闘力 22
防御力 20
生命力 21
回避値 21
知能値 10+〈16〉
器用値 23
魔力値 45+〈180〉
風属性 21
戦技
奥義「猫鎌切り裂きの刑」
秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」
固有戦技
「明鏡止水モード」
「泰然自若モード」
「意馬心猿モード」
「琴心剣担モード」
固有戦技
猫霊剣Level 1
「撫で斬り」
「短冊斬り」
「銀杏斬り」
「十字架斬り」
「乱斬り〈七刃〉」
「意馬心猿地雷〈7〉」
固有能力
猫の霊眼
天狐の魂「9」
サムライ猫
trigger〈繰り返す〉
猫闘気「闘気走り」「闘気当て」
能力
霊眼 侍猫 木刀 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 霊力 闘気
称号
白い悪魔
無双のサムライ猫
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