第19話〈霊猫編・首尾は上々な猫〉
我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈霊猫編〉
第19話〈霊猫編・首尾は上々な猫〉
海開き…それは海水浴客を海の底に引き摺り落とす、海の群霊でもある地縛霊が出没する季節。
またしても季節限定の地縛霊であるとか、何なんですか?
しかも山ほどとかっ!?
まあ、それはさて置き、話は灰色猫一族の住処に戻ります…
『ギャフ(はっ!?…あ、何でコイツがここにいるんだ!?オフクロぉ、白いやつはブッコロ…グヘェぇぇ!!!)。』
目覚めに一発、拙者の右ストレートが火を吹きましたね!!
そして、ゴン殿の兄上は吹っ飛びました(え)。
『ニャニャ(さてさて、それもさて置き?ゴン殿の件ですが…どうも皆さん、勘違いしているようで?)。』
ゴン殿を出来損ないなどと、とんでもないですよ?
『ニャニャ〜(浮遊霊ごときに逃げ隠れしている分際で、地縛霊に目を付けられるゴン殿を馬鹿にしようなどと、既にレベルが違い過ぎると自覚しなさい(怒)。ぶっ殺しますよ?)。』
そうして、拙者は無理やりにゴン殿を影の中から引っ張り出しました。
『『『『(あっっ!?)。』』』』
『ニャフ(ちょ、クウ君、やめてよ〜(汗))。』
そらまあ、今の今まで誰もゴン殿がそこに居たことも気付けぬ隠密レベルですからね…。
正直、とんでもない化け物です(え)。
ですが…
『ニャニャ(悪魔と言われようと何であろうと、拙者とゴン殿は(?)、この町の平和の為、全ての悪霊を討ち払ってみせるのです!!その目に焼き付けておくが良いのですよ(断言))。』
無双のサムライ猫らしく、大見得を切ってみました(え)。
そして再び…平伏が始まったのです。
◇ ◇ ◇
こうして和解?を経て、灰色の仔猫たちが群がってきたので、交渉は全てゴン殿に丸投げし、拙者は逃走しました(え)。
まあ、ゴン殿にとっては古巣ですし、抵抗があっても今の彼ならば、軽く一捻りの筈ですし…?
翌日、疲れた顔のゴン殿が神社に戻って来ました。
『ニャニャ(おお、ゴン殿。遅かったですね?)。』
『ミャャア(お疲れさん。お前さんもコイツに振り回されて大変だなぁ…ぐはっぁ!?)。』
ちょっと、リンリン殿?
それはどういう意味でしょうか??
ほら、組み手中によそ見をしていると、拙者のズームパンチが(?)唸りますよ。
『ニャフ(…うう、酷い目に会ったよ。でも一応、海開きの夜の、灰色猫一族の協力は得られたよ?)。』
『ニャニャ(ほほう。首尾は上々ですね!!)。』
そもそも、ゴン殿が生まれた灰色猫とは、とても特殊な一族だそうです(?)。
それはゴン殿を見ていれば分かりますけどね?
あっ。あのバカ灰兄は対象外ですが…
『ニャニャ〜(では計画通りに行きましょうか。ああ、楽しみ過ぎて寝れません、寝れませんねぇ!!)。』
おや?そんなドン引きした顔をしてどうかしましたか?
何しろ、今回はボーナスタイム!!
いえ、海水浴を楽しみに待つ少年少女の安寧の為にも、拙者たちは死力を尽くさねばならないのです…よ?
自分たちは関係ないみたいな顔をしていますが…もはや拙者達は一蓮托生。
ええ、逃しませんともっ!!
〈…続く〉
◆ ◆ ◆
クウ君♂
種族〈チンチラシルバー種〉
階級〈血統書付き〉
カテゴリー〈2.0+〉
戦闘力 21
防御力 19
生命力 20
回避値 20
知能値 10+〈16〉
器用値 22
魔力値 35+〈105〉
風属性 20
戦技
奥義「猫鎌切り裂きの刑」
秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」
固有戦技
「明鏡止水モード」
「泰然自若モード」
「意馬心猿モード」
「琴心剣担モード」
固有戦技
猫霊剣Level 1
「撫で斬り」
「短冊斬り」
「銀杏斬り」
「十字架斬り」
「乱斬り〈六刃〉」
「意馬心猿地雷〈5〉」
固有能力
猫の霊眼
天狐の魂「9」
サムライ猫
trigger〈繰り返す〉
猫闘気「闘気走り」「闘気当て」
能力
霊眼 侍猫 木刀 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 霊力 闘気
称号
白い悪魔
無双のサムライ猫
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属性:プラスチックLV5〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
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属性:碧血の霊木LV100 〈変異兵装級〉
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