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第16話〈霊猫編・集う猫〉

我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈霊猫編〉


第16話〈霊猫編・集う猫〉        



鵜沙木うさぎ地区サムライ猫同盟の集会場所は、ちょうど地区の真ん中に当たる小学校のグラウンドにしました。


懐かしいですね…ここでサッカー選手を目指していた浮遊霊とボールの奪い合いをしました(え)。

何事も相手の立場に立って理解せねば、その行動原理も心も知ることが叶わぬと教えられた機会でしたね。


『ニャニャ(次の標的は七夕の地縛霊です。皆様の協力をよろしく頼むのですよ)。』


『ミャ〜ゴ(おう、俺らトラ一族は全面的にバックアップするぜっ!!)。』


トラ殿はお調子者ですが、相変わらず頼もしいですね(笑)。


『ニャキャ(兄貴、若手を連れて来たので好きなように使ってやってくだせぇ!!)。』


おん?ハチワレの牛八さんと、猛牛の丑三さんもいますね。お久しぶりです(え)。



トラ殿も牛若殿も協力的なのですが、拙者に嫁を押し付けようとするところが難ありですね(汗)。

修行中のサムライ猫に嫁は邪魔なだけなのですよ…あ、フクさんは別ですが。


『ミャャア(ふむ…今夜は見たことのない顔も多いな?)。』


そうそう。リンリン殿のキジ白猫一族に加えて、今回は黒猫とサビ猫の姿もちらほらと、遠巻きに拙者を警戒していますね?

いや、と言うより拙者と一緒にいる体格の大きいリンリン殿ですか?


リンリン殿はやたらと目立ちますからねぇ(汗)。



『ミャ〜ゴ(で、コイツは港の黒猫一族のブラックだ。よろしく頼むぜ!!)。』


トラ殿が強引に、片目の黒猫をグイグイと引っ張って来ましたね。

黒猫殿、すごく嫌そうな顔をしていますが…


『ギャニャ(…一応、埠頭を根城にしているブラックだよ。よろしくねぇ)。』


ああ、鵜沙木うさぎ埠頭はある意味、飛び地ですからね。

そしてこの分ですと、トラ一族の管理下的な?


しかし、片目傷があって太々(ふてぶて)しい顔付きのブラック殿ですが、性格は反して穏やかそうです(?)。

人は見かけに寄らないとはこの事ですね。


『ニャンゴ(ふん。軟弱な。漁師に飼い慣らされた負け猫でござんす(笑))。』


『ニャキャ(コラ、テメェ、茶々!!兄貴の前でフザケた口を叩くんじゃねぇぞ!!)。』


しばかれている(汗)。

牛若殿にバシバシとぶっ叩かれているサビ猫…。


茶々という名のサビ猫は、山の手の別荘地を住処にするサビ猫一族のリーダーであるらしい…とゴン殿がコッソリと耳打ち。



ともあれ、こうして鵜沙木うさぎ地区の全ての野良猫の代表がここに集結した。


稀に見る事態だと言うが、今回の七夕の地縛霊は、そこまでしないと追い詰める事が出来ない存在であるのです(断言)!!とゴン殿が言うし…?


『ニャフ(今回は地縛霊を見る事が出来る人員配置が重要だからね…)。』


さすがは策士のゴン殿!!ゴン殿に任せれば間違いないのですよ(え)。


『ニャフ(クウ君は当日、このグラウンドに待機ね?僕は山の手で茶々君はその補佐。リンリンさんは南地区。そして…ブラック君も見えるよね?)。』


え?黒猫のブラック殿、見えるのですか!?


『ギャニャ(…あ、いや、確かに見えるけどぉ…見えるだけっていうかだねぇ?)。』


潰れた片目…それが魔眼になっているとかいないとか?

怪我の後遺症とのことで…。


しかし、それはずっと本人も隠してきたらしいのに?

ちょっとゴン殿!?それってプライバシーの侵害ですよ…ってか、やはりゴン殿、恐るべし!?


『ニャニャ(…ですが、こんなところに逸材を発見とかっ!?)。』


『ミャ〜ゴ(チキショウ、俺にも霊力があればぁぁ!?)。』


いや、トラ殿はむしろ、今のままが良いですね…(え)。


◇ ◇ ◇


作戦名は…7月7日の七夕撲滅作戦です。


当日の夜は、カラッと晴れた夜空が広がり、天の川が綺麗に見えました。

これは濡れ女が消えた影響…のような気もしますが?


拙者は深夜の0時に、コッソリと我が家から抜け出しました。

ミー先輩、心配は不要です。拙者は必ずや勝ってみせましょうぞ!!



さて、拙者以外は万全の準備で、既に各地に配備されています。


ゴン殿が立てた立案は、この鵜沙木うさぎ地区に現れた七夕の地縛霊が宿るべき短冊を全て破り捨て、逃げた先で追い詰め続ける(?)。

つまりは…家宝は寝て待て、だ(笑)。


拙者は小学校の中庭の一画に飾られた七夕の笹を前に、ただただジッと控えていました。


地縛霊が見えるゴン殿とリンリン殿、そしてブラック殿が連携し、特に霊感が強い猫を伝令役として、一斉に七夕の笹を…その短冊をズタズタに引き裂いたのです。



『『『『ミニャーーーーーッ!!!!』』』』



各地で猫の興奮した声が聴こえた、ような気がした(え)。


家猫も短冊を切り裂いたとかいないとか?そんな意味不明な一夜が始まったのである…



〈…続く〉


◆ ◆ ◆


クウ君♂

種族〈チンチラシルバー種〉

階級〈血統書付き〉


カテゴリー〈2.0+〉 

戦闘力 20

防御力 17

生命力 20

回避値 19

知能値 10+〈16〉

器用値 22

魔力値 30+〈90〉


風属性エア 18


戦技バトルアーツ

奥義「猫鎌切り裂きの刑」

秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」


固有戦技パーソナルアーツ

「明鏡止水モード」

「泰然自若モード」

「意馬心猿モード」

「琴心剣担モード」


固有戦技パーソナルアーツ

猫霊剣Level 1

「撫で斬り」

「短冊斬り」

「銀杏斬り」

「十字架斬り」

「乱斬り〈四刃〉」 

「意馬心猿地雷〈5〉」


固有能力パーソナルスキル  

猫の霊眼

天狐の魂「9」

サムライ猫

trigger〈繰り返す〉

猫闘気「闘気走り」「闘気当て」


能力スキル

霊眼 侍猫 木刀 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 霊力 闘気


称号

白い悪魔

無双のサムライ猫


猫の首輪・子猫用(ピンク色)〈首輪〉

属性:プラスチックLV5〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

鈴付き

耐久値:10


木刀「まな板」〈刀〉

属性:碧血の霊木LV100 〈変異兵装ユニーク級〉

付与効果:鮮魚の血潮「霊力循環器官」

精神感応〈猫霊剣・増幅ブースト

背負い紐〈霊力護符〉

耐久値:220


護符袋〈道具〉

属性:鏡の霊質LV50〈特殊兵装レア級〉

付与効果:有限収納「八幡神社の玉砂利×10」

背負い紐〈霊力護符〉

耐久値:80

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