第13話〈霊猫編・心が痺れる猫〉
我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈霊猫編〉
第13話〈霊猫編・心が痺れる猫〉
残念ながら、拙者の爪は毎朝、母上様にパチリパチリと切られまして、ゴミと一緒に捨てられているのですよ?
つまり、何が言いたいかと言えば、リンリン殿の遠距離攻撃…飛爪は自前の爪を保存しておいて、それを触媒に陽の気で飛ばすという飛び道具だったのです(え)。
『ニャニャ(爪に代わるものが…無いのですよっ(愕然))。』
試しに、拙者自身の抜け毛…拙者こう見えても長毛のモフモフ毛並みなので、毛玉は大量に出ます(え)。
その毛玉に「意馬心猿モード」の霊力を充填し、方向性を設定して打ち出すイメージを…
『ちゅう(いや、ボヨ〜ンってなぁ?痛くも痒くもないぜ、こりゃぁ?)。』
ボス殿に的役になって頂きましたが、ダメージゼロですか…(汗)。
『ちゅう(お前なぁ、霊力を使った飛び道具なら、ミーさんに相談した方が良いんじゃねぇのかぁ?)。』
ボス殿まで猫も杓子もミー先輩ですか!?
まあ、ミー先輩は頼りになりますが、とにかく解説が難しいのですよ?
ベクトルやらアウトレンジやら、バタフライエフェクトがどうだとか、最近は何やら聞き慣れない言葉の羅列で、更に霊鎖が増えて3本になっていましたからね、あの人っ(?)。
ああ、恐ろしい…
『ちゅう(だがまあ、こういうのなら俺様も出来るようになったぜぇ?)。』
ちょっ、ボス殿!?
それは寝床にしてる削りカスが…モコモコと起き上がり、握り拳の形になって…
『ニャニャ(そ、それは拙者の木刀「まな板」の残りカスだった筈!?)。』
しかして、確かに木屑で出来た巨大な拳は…拙者の陽の霊力を強烈に放っており?
…まあ、拙者が陽の霊力でまな板を削って木刀を作りましたからね(え)。
それがボス殿の右手に装着されて…はあぁ!?
◇ ◇ ◇
酷い目に遭いました(汗)。
ボス殿はどうやら、あの寝床の木屑から拙者の陽の霊力を吸収する事で、毛並み艶ピカピカになった模様なのです(?)。
これは拙者ながら、とんでもない化け物を生み出してしまったようで?
そして…この拙者が一発ノックアウトって!?
で、拙者としては良いアイデアであると思うのですよ?
遠距離攻撃で梅雨のカーテンから濡れ女を物理的に切り離し、弱体化させるという計画です。
神社にて、ジッと坐禅を組み瞑想に耽ります。
この梅雨の時期を逃す訳にもいかず、焦る気持ちが募ります。
拙者、まだまだ修行不足が否めなく…一方、ゴン殿が新たに習得したそれは、陰鉄砲ぉ??
影から影を貫通する?どんな反則技ですかっ!?
神社の玉砂利の上に座し…この清々しい夜の空気と、陽の気に満たされた空間の中で足掻くサムライ猫が1人…
この拙者に適応した触媒とは何ぞや?と。
で、リンリン殿はさっきからゴソゴソと何を?
え?昨日の爪を探している?…何だか貧乏くさいですねぇ。
『ニャニャ(ちょっと、そこの2人!静かにして下さいっ!!集中できないでしょっ(怒))。』
拙者、ムンズと玉砂利を握り締め、そして方々に投じていました…。
『ニャニャ(はっ!?これはっ…)。』
思わず投じた玉砂利が、無意識に拙者の霊力と結び合い?
ビビビッと拙者の心が痺れましたよ!!
これはきっとこの玉砂利が、この神社の空気を長年に渡って触れてきたからこその効果だったのでしょうか…?
〈…続く〉
◆ ◆ ◆
クウ君♂
種族〈チンチラシルバー種〉
階級〈血統書付き〉
カテゴリー〈1.9+〉
戦闘力 19
防御力 17
生命力 18
回避値 18
知能値 10+〈16〉
器用値 21
魔力値 27+〈75〉
風属性 16
戦技
奥義「猫鎌切り裂きの刑」
秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」
固有戦技
「明鏡止水モード」
「泰然自若モード」
「意馬心猿モード」
「琴心剣担モード」
固有戦技
猫霊剣Level 1
「撫で斬り」
「短冊斬り」
「銀杏斬り」
「十字架斬り」
「乱斬り〈四刃〉」
固有能力
猫の霊眼
天狐の魂「9」
サムライ猫
trigger〈繰り返す〉
猫闘気「闘気走り」「闘気当て」
能力
霊眼 侍猫 木刀 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 霊力 闘気
称号
白い悪魔
無双のサムライ猫
猫の首輪・子猫用(ピンク色)〈首輪〉
属性:プラスチックLV5〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
鈴付き
耐久値:10
木刀「まな板」〈刀〉
属性:碧血の霊木LV100 〈変異兵装級〉
付与効果:鮮魚の血潮「霊力循環器官」
精神感応〈猫霊剣・増幅〉
背負い紐〈霊力護符〉
耐久値:220




