第12話〈霊猫編・格闘に明け暮れる猫〉
我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈霊猫編〉
第12話〈霊猫編・格闘に明け暮れる猫〉
梅雨が過ぎ去れば、あの濡れ女の地縛霊は消えてしまうと言う…。
ならば一年後にまた再戦すれば良いのではないか?とミー先輩は言うものの、それは拙者のサムライ猫としてのプライドが許さないのですよ(?)。
『ミニャ(そうは言っても、相手は自然現象と同化した地縛霊だろう?さすがのお前でも今回は無理なんじゃないか?)。』
『ニャニャ(無理ではありません!!地縛霊狩りの第一人者として(え)、ここで諦めたら試合終了なのですよっ!!)。』
『は?』とミー先輩は呆れ、そして拙者を頑固者と言いましたが、これだけは譲れません。
拙者に一年後などないのです!!
今出来る事をしなければいけないのですから(断言)。
◇ ◇ ◇
…その日から、拙者の濡れ女対策と鍛錬が始まりました。
場所は神社に移りまして、リンリン殿との組み手稽古です。
これは何かの対策ではありませんが(?)、手持ち無沙汰と行き詰まった気分転換の為?
ともかく、拙者の全霊力を以ってしても、地縛霊から梅雨のカーテンを切り離すことが出来なかったという事実。
これは正直言って、かなりショックが大きいのですよ(汗)。
『ミャャア(余所見してるなよ!我流猫最強拳・陽爪!!)。』
『ニャニャ(おっと!?)。』
リンリン殿の鋭い斬撃を、拙者はスルスルと闘気走りで躱わします。
躱わし続けて、その懐に踏み込む。
これがもしボス殿であれば、あの御仁は身体が小さい分、隙がありませんし、攻撃範囲は全方位という化け物ですからね(?)。
最近、何故か毛色の艶が良くなったと思ったら、より闘気の圧力が増しつつある今日この頃ですよ??
そして闘気のみの限定組手では、拙者とボス殿の勝敗は2:8で負け越していますが何か?
『ニャニャ(闘気当てっ!!)。』
接触し、リンリン殿の腹部に打撃!!打撃!!反撃を躱しつつ、蹴撃!!
ドゴォ〜〜〜〜ン!!
拙者のハイキックを受けて、リンリン殿は大きく吹っ飛びます。
これは拙者の蓄積した体幹トレーニングと二足歩行鍛錬の賜物ですね(え)。
『ミャャア(ぐはぁ!?とんでもない子猫だが…これならどうだ!?)。』
おや?リンリン殿の奥の手でしょうか?
無性にワクワクしますね(笑)。
拙者、どのような攻撃にも対処できるよう、構えを取ります。
母上様の熱風ドライヤー攻撃に比べれば、どのような攻撃も些細なものなのですよ(涙)。
くっそ、濡れ女めぇぇ(怒)!!!
『ミャャア(我流猫最強拳・飛爪!!!)。』
ビュン!!ビュン!!ビュン!!!
うぉ!?まさしく、リンリン殿の爪が飛んで来ましたよっ!?
これは拙者が苦手とする遠距離攻撃技!?
苦手と言いますか、拙者が使えないという意味ですが(?)。
ああ、ズルい。ズルいですぞ、リンリン殿ぉぉぉ(怒)。
『ニャニャ〜(ならば闘気当て、インパクトぉぉ!!)。』
飛来した爪を、ゼロ距離の闘気当てで相殺し、連続で弾き飛ばす。
ははは…無駄無駄ぁ!!どんどん撃って来て下さいっ!!
『ニャニャ(しかし…何か違和感が?)。』
『ミャャア(チッ。爪が品切れになった…降参だな)。』
え、もう終わりですかぁ?
リンリン殿から降参を頂きましたが、何かが頭に引っ掛かります(?)。
これぞ光明ではありませんかな??
『ニャニャ(ちょ!!リンリン殿ぉ、今の何ですか!?じっくりと話し合おうではありませんかぁぁ!!)。』
『ミャャア(うわぁっ!?な、何だよ、お前ぇぇ!?)。』
逃しませんよぉぉぉ(興奮)!!!
〈…続く〉
◆ ◆ ◆
クウ君♂
種族〈チンチラシルバー種〉
階級〈血統書付き〉
カテゴリー〈1.9+〉
戦闘力 19
防御力 17
生命力 18
回避値 18
知能値 10+〈16〉
器用値 21
魔力値 27+〈75〉
風属性 16
戦技
奥義「猫鎌切り裂きの刑」
秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」
固有戦技
「明鏡止水モード」
「泰然自若モード」
「意馬心猿モード」
「琴心剣担モード」
固有戦技
猫霊剣Level 1
「撫で斬り」
「短冊斬り」
「銀杏斬り」
「十字架斬り」
「乱斬り〈四刃〉」
固有能力
猫の霊眼
天狐の魂「9」
サムライ猫
trigger〈繰り返す〉
猫闘気「闘気走り」「闘気当て」
能力
霊眼 侍猫 木刀 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 霊力 闘気
称号
白い悪魔
無双のサムライ猫
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付与効果:物理抵抗
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