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第16話〈闘猫編・痛み分けの猫〉

我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈闘猫編〉


第16話〈闘猫編・痛み分けの猫〉

 

◎5月上旬  



深夜、この町の中央を分断する20メートル道路へ視察に来ました。


しかし、長くて大きい道路ですね。

その先は海沿いの国道に繋がり、山側は山を越えて峠にまで続いているそうですよ…。


だが、これは普通の野良猫には横断は難しいでしょう?


『ニャフ(通称、魔のねこ轢き道路とも言うねぇ〜)。』


恐るべしっ。 


そんな道路を影化してスイスイと渡っているゴン殿も大概ですけども!!

とはいえ、今回はあくまで視察です。


ゴン殿を連れて来たのは保険のようなもので(?)、どうにか泣き落としに成功したのですよ。

最初は強硬に拒否されましたので!!


『ニャフ(クウ君、約束通り、ちゃんと僕を守ってよ?)。』

 

『ニャニャ(勿論でありますよ!!何よりも最優先事項ですからね)。』


拙者の擬似うつ病、そう病対策として、人体実験はまだなのですが(え)、必要時にはゴン殿には気を供給して頂く算段なのですよ。


そして、この20メートル道路ですが、噂のバイクに乗った少女の浮遊霊が出没する場所なのです。

それもかなり頻繁に…


『ニャフ(暴走ってわけじゃないけど、あのバイクはとにかく速いから、それで野良猫が何匹も跳ねられて困っているんだよねぇ…)。』


そういう意味もあって、ゴン殿は最終的に協力してくれる気になったようで(え)。



なるほど…かなり速いようですね?

まあ、デコチャリも速かったのですが、バイクであるなら自転車よりも速いのは当然でしょう…?


とか思ったのですが…



『おとうとぉぉ!!どこぉぉぉおお(暴走)!!!』



いや、確実に暴走しているんじゃないですかぁ!?


『ニャフ(…あれぇ?今まで、あんなんじゃ無かったけど??)。』


一体、どういう事でしょうか?


猛り狂ったように絶叫を上げ、真紅に染まった尖った形状のナナハンは縦横無尽に道路を爆走する。

おっと危ない、近付いただけで轢かれそうな勢いで…。


しかもこれ、以前には無かった行動とか?

ともあれ、ここはひと当たりして見るべきでしょうね。


『ニャニャ(一撃を入れてみます。ゴン殿は下がっていて下さい)。』


『ニャフ(うん。頑張ってね〜)。』


応援、かたじけないです。



そしてバイクに乗った少女に接近すべく、拙者は「明鏡止水モード」を発動。

風と化して死角に回り込むが、これは確かに速い!!


攻撃を加えるには、最悪でも側面に回り込まねばなりません。

そして攻撃は「琴心剣担モード」に切り替える。


『ニャニャ(猫霊剣・短冊斬り!!)。』


拙者の木刀「まな板」が閃く。



ガキィィィン!!!



手応えあり。


しかし、真紅のバイクはなかなかの硬度?

装甲がベコりと凹み、バランスが崩れこそすれ、しかし止まらない。



『おとうとぉぉぉぉおお(暴走)!!!!』



バランスを立て直し、どうにか少女とバイクは走り去って行きました…速い。


尚且つ、その顔はヘルメットに隠されて窺い知ることは出来なかったのである…


◇ ◇ ◇


痛み分け、とは言わないものの、じっくりと戦える環境があれば倒せるとは思うのですよ(?)。


短冊斬りは手数が多いものの、硬い装甲には不向きな攻撃でした。

失敗でしたね…


『ニャニャ(…という結果に終わったのですよ、ミー先輩)。』


『ミニャ(ならば、大々的な足止めの罠が必要だと判断するが…かなり速いのだろう?ふむ、どうしたものかな。罠にせよ、霊体を止めるには霊力でなければならないし…な?)。』


そこでありますね、問題は。


しかし、拙者の知る限り、霊力を操れる猫の知り合いは…ミー先輩ぐらいですよ!?

ゴン殿は陰の気の特化型ですから、微妙に違いますし(え)。


あと、牛鬼こと(?)牛猫さんはまだ武者修行から戻って来てないようです。

まあ、牛猫さんがいたところで、地雷代わりにしか使えないでしょうが…



地下室に来てみました。


ボス殿は…木刀「まな板」の削りカスで出来たベットで高いびきですか?

最近、毛並みの色艶がピカピカなのは気のせいでしょうか(汗)。


『あらあら、子猫ちゃん、お久しぶりね〜?』


『ニャニャ(おお、祖母様!!こんなところにおられたのですか!?)。』


それは三面鏡の…ガラスの中!?


そう言えば、この三面鏡は祖母様の使用されていたもの。

3階から主人殿が運び込んだものでしたね。


つまり、主人殿に気を使って、こちらに引っ越したとの事です。

大変、ご苦労様ですね。


しかし、こうして鏡の中から手を振っている祖母様とお話ししているとは、どうも奇妙なものですよ(笑)。



〈…続く〉


◆ ◆ ◆


クウ君♂

種族〈チンチラシルバー種〉

階級〈血統書付き〉


カテゴリー〈1.3+〉 

戦闘力 14

防御力 12

生命力 13

回避値 13

知能値 7+〈16〉

器用値 16

魔力値 17+〈25〉  


風属性エア 7


戦技バトルアーツ

奥義「猫鎌切り裂きの刑」

秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」


固有戦技パーソナルアーツ

「明鏡止水モード」

「泰然自若モード」

「琴心剣担モード」


固有戦技パーソナルアーツ

猫霊剣Level 1

「撫で斬り」

「短冊斬り」

「銀杏斬り」

「十字架斬り」

「乱斬り(未完成)」 


固有能力パーソナルスキル  

猫目

天狐の魂「9」

サムライ猫

trigger〈繰り返す〉


能力スキル

猫目 侍猫 木刀 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 霊力 闘気


称号

田崎家の猫


猫の首輪・子猫用(ピンク色)〈首輪〉

属性:プラスチックLV5〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

鈴付き

耐久値:10


木刀「まな板」〈刀〉

属性:碧血の霊木LV100 〈変異兵装ユニーク級〉

付与効果:鮮魚の血潮「霊力循環器官」

精神感応〈猫霊剣・増幅ブースト

背負い紐〈霊力護符〉

耐久値:220


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