第1話〈闘猫編・神社でタヌキに出会う猫〉
(^_^)急遽、闘猫編の1話と2話を投稿します!!
我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈闘猫編〉
第1話〈闘猫編・神社でタヌキに出会う猫〉
◎4月上旬
拙者の浮遊霊狩りは続く…。
むしろ、終わりは見えない。
ヒッチハイクの霊、障害者の霊、うつ病の霊、そう病の霊の4体に次いで、現段階にて狩った浮遊霊は3体。
振られた女の霊…こやつは発狂状態が危険極まりない浮遊霊であり、男に対して強い憎しみを抱いていました。
まあ、拙者も男ですから(?)、哀れなと口にした瞬間、デレ化して粘着質となってしまい、斬るのに難儀した次第でありました…ベトベトで(汗)。
事故死した男の霊…こやつもフラフラと道路を彷徨い歩く浮遊霊であり、幾度となく車に向かって衝突、爆散というグロい行為を繰り返す始末。
死にたいのに死ねないという因果を消すため、妨害すること4回、逆ギレされること3回、説教すること5回…という面倒な標的でありましたな(怒)。
転落した男の霊…とあるビルから転落し続けるこの浮遊霊は、繰り返すことに疑問を抱かず、これを討伐するのに手を焼いたのは言わずもがな(?)。
無限ループに巻き込まれて酷い目に遭いました。
何とか脱出できましたが、もはや思い出したくもない手間でしたね…。
『ニャニャ(とはいえ、これで7体の浮遊霊の討伐に成功ですよ)。』
『ミニャ(次はどうするつもりだ?近場の浮遊霊は狩り尽くしてしまったんだろう?)。』
そう、それはミー先輩の言う通り、ここ3区間内の浮遊霊は全て討伐してしまいました。
ゴン殿の情報によれば、残りの5体はかなり距離が離れており…一番近くても、駅なる場所であるとか。
地図を広げれば…
『ちゅう(この駅の周辺に出没するってのが…老人の浮遊霊だなぁ)。』
深夜、参謀役のボス殿に2階にお越しいただきました。
ここのところ、ミー先輩の顔色があまり良くないので…
『ニャニャ(ゴン殿の情報では、老人の浮遊霊、首のない霊、自転車に乗った霊、バイクに乗った霊の4体の目撃情報は、トラ一族からも報告が上がっていますので…)。』
それぞれ、駅、小学校、中学校、20メートル道路と、出没現場が確定。
そこに目印の石を置く。
距離的には、夜間をフルに使えば往復は可能な範囲。
だが問題は…
『ミニャ(駅前まではトラ一族とやらのテリトリーだが…)。』
ええ、そうなのです。
今まで積極的に協力してくれて、拙者に嫁まで押し付けようとした(?)トラ一族である。
しかし駅より以北は…白黒のブチ猫一族が地域猫として幅を利かせているのだという。
『ニャニャ(しかし拙者、地域猫の派閥争いに興味がありませんので(断言))。』
『ちゅう(ま、お前さんらしいけどなぁ(笑))。』
…ボス殿、それは褒め言葉ですかな?
それは置いて、ボス殿とミー先輩が拙者を見て一緒に笑っているあたり、イラっとしますけどね!!
まあ、そこはグッと我慢をしつつ、2人の相性は良いようで安心しましたが?
◇ ◇ ◇
以前から気になっていた場所があり、拙者、スタコラと深夜に脱走。
我が家の2区画先の…ちょっと厳かな雰囲気の神社である。
何度か前を通った事はありますが、拙者の猫霊力にビンビン!と感じるものがあり(?)、何とはなく回避していた場所なのであるが…
と言うのも、今となっては漠然と理解したのだが、この神社は陰と陽の流れ的に、「陽」しかない特殊な場所なのだ。
『ニャニャ(…やはり、そうですか。意図的に入りづらいというか、そういう作りなのですね…?)。』
これも修行の成果である。
霊力を意識的に「陰」と「陽」に変化させ、操作できるようになって、やっと分かった事実なのである。
『ポンポコ(ほほう…お主、まだ子猫の身で良く理解したのぅ…)。』
『ニャニャ(ビクっ!?)。』
誰もいないと思いきや、神社の入り口である鳥居の横に置かれていた…タヌキの置物??
その陶器製と思われる古びたタヌキの置物が…喋ったのである(?)。
『ニャニャ(…えっと、どなたでしょう?)。』
『ポンポコ(ま、ただのタヌキの置物じゃが、そういった物も時間が経つと魂が宿るもんじゃて(笑))。』
う〜む。そもそも、野生のタヌキに拙者は出会ったことがないので何とも(汗)。
というか、これはタヌキなのですか…?
『ポンポコ(儂のことは気にしなくて良いぞ。ま、一応は、この八幡神社の管理人…みたいなものじゃて)。』
なるほど、管理人殿でしたか!?
『ニャニャ(では管理人殿、神社にお邪魔してもよろしいでしょうか?)。』
『ポンポコ(入れるってことはじゃ、入ることを許されたという事でもある。自由にするが良いさな(笑))。』
ああ、朗らかな管理人殿ですね。
タヌキとは皆、このような方なのでしょうか?
しかし、許可を得られたので神社に入ってみるといたしましょう…
何と!?鳥居を潜ると空気が違いますね!!
小さいながらも、石畳の道と石灯篭が並び、敷き詰められた玉砂利と相まって、とても静寂で厳かな雰囲気です。身が引き締まりますねっ!!
神社そのものは木造で小型ながらも、とても立派ですよ。
ちゃんと賽銭箱も置かれていますし。
ただ、何といいますか…とても落ち着きますね?
「陽」だけの空間の中にいると、自分の中の「陰」の霊力がより強く感じることが出来る感覚なのです。
これは何か、拙者の中で強いインスピレーション(?)が閃く気がしないでもあり…
『ニャニャ(…そう言えば、ボス殿は気を意識して鍛錬するには、瞑想と座禅が良いと言っていましたね?)。』
拙者、ジッとしているのが苦手ですが、ここでなら良いかも知れません。
その前に、神社に向かってお辞儀とお祈りをしました。
拙者は猫ゆえに、正しい作法は知りませんが、これはやっておかないといけないと感じたのです(?)。
『ニャニャ(拙者、強くなる為、主人殿の力になる為にも、ここで修行をさせて頂きたく思うのです。どうかよろしくお願いしますなのです!!)。』
氏子のためなら良いよ〜〜〜♪
…え?空耳だったのでしょうか?
いや、多分、空耳でしょう。
何の気配も感じず、今宵の夜はただ静かに過ぎ去って行くのでした…
〈…続く〉
◆ ◆ ◆
クウ君♂
種族〈チンチラシルバー種〉
階級〈血統書付き〉
カテゴリー〈1.0+〉
戦闘力 11
防御力 9
生命力 8
回避値 9
知能値 5+〈16〉
器用値 11
魔力値 10+〈10〉
戦技
奥義「猫鎌切り裂きの刑」
秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」
固有戦技
「隠密モード」
「襲撃モード」
固有戦技
猫霊剣Level 1
「撫で斬り」
「短冊斬り」
「銀杏斬り」
「十字架斬り」
固有能力
猫目(NEW)
天狐の魂「9」
サムライ猫(NEW)
trigger〈繰り返す〉
能力
猫目 侍猫 木刀 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 霊力
称号
田崎家の猫
猫の首輪・子猫用(ピンク色)〈首輪〉
属性:プラスチックLV5〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
鈴付き
耐久値:10
木刀〈刀〉
属性:擬似霊木LV50〈特殊兵装級〉
付与効果:物理特化
霊力浸透〈猫霊剣〉
背負い紐〈霊力護符〉
耐久値:100




