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第17話〈忠猫編・遂に打ち明ける猫〉  

我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈忠猫編〉


第17話〈忠猫編・遂に打ち明ける猫〉  

 

 

深夜の追いかけっこ…その実、尻尾の霊力で絡め取った右手だが、生命力が強く硬くて重いし、これまた暴れるしで厄介で(汗)。


拙者の霊力はそちらで維持している為、全力で走るのは己の体力と筋力のみが頼りである。

しかし、弱音ではなく膝が少しやられたようで(え)、ちょっと痺れてきましたね…。


『ニャニャ(くっ。どうしました?こっちですよ!!)。』


それでも拙者は走ります。


ここで諦めるなど愚の骨頂!!サムライ猫の名折れであるに。



『手ヲ返シテェェェ…ワクワク…手ヲ返シテェェェ!!!』



よく分からない感情の浮遊霊である。


表情的には元気に嬉しそうに追いかけてくる。

それもかなりの速度で…こっちはジグザク走行も入れながら、フェイントで躱わしながら。


拙者が身体を鍛えていなかったら、もしくは普通の猫だったら(?)既に追い付かれていた事であろう。

この短い距離が、精神的にとても長く感じます。圧迫感と言いますか?


だが、もうここは既に歯医者さんの目と鼻の先。

そして敷地に突撃!!


目指す標的は…泣き続ける、うつ病の浮遊霊に向けて…


『ニャニャ(秘技・猫尻尾グルグル躁弾丸の刑なり!!)。」


そう病の右手を包み込んだまま、ブーメラン投げよろしく、それを撃ち出しました。



ドガァァァ〜〜〜〜ン!!!



やったか!?見事に弾丸は、うつ病の浮遊霊の胸元に着弾し、着弾と同時に拙者の霊力を解いたわけだが…



『痛イィィ…シクシク…モット痛イノォォ…シクシク…チョウダイィィ(涙)。』


 

つまりは、これこそが拙者たち(?)の考案した「陽と陰」の対消滅計画。


そう病「陽」のカケラを吸収してしまった、うつ病「陰」の浮遊霊は、まだまだ足りないものの、かなり存在自体が濃くなっていたのだ。



『ワクワク…俺ノ手ヲ返シテヨォォォ!!!』



そして更なる追撃。


拙者、背後から迫ったそう病の浮遊霊をヒラリと躱しつつ、その背中に向けて、霊力を込めた最強キック(?)を喰らわせる。

むしろ押し出す意味合いで、だ。



『ワクワク…アアァァ、死ニタクナァァァイ!!!』


『シクシク…モット!モット死ナセテェェェ!!!』



そんな2体が正面衝突。


激突からの…融合で、これってヤバいですね。これが噂の18禁ですか(え)。

ちょっと見た目がヤバい融合体浮遊霊が出来上がりました(汗)。


『ニャニャ〜(とはいえ、これぞプラスマイナス…ゼロの方程式!!迷わず成仏して下され!!!)。』


今必殺の、「猫霊剣・十字架斬り」を渾身の力で撃ち出したのであった…


◇ ◇ ◇


『ミニャ(おい、起きろクウ)。』


『ニャニャ(…あれ?ミー先輩?)。』


拙者、いつの間に我が家に戻って来ていたのでしょうか?

ちょっと記憶が飛んでしまっているようで…。


ああ、もう朝ですか…おっと、母上様をお見送りしなければ。

でも、痛たたたぁ。ちょっと膝が(汗)。


『ミニャ(無理をするなと言っただろう?話は聞いたぞ…外に出て、浮遊霊を狩っているらしいな?)。』



うっ!?何故に、ミー先輩がそれをっ!!



話を聞けば、どうやら昨夜、拙者はトラ殿に担がれて我が家に戻ったらしく、祖母様が窓から手を伸ばして(?)運び入れてくれた模様。


という事は、祖母様から聞きましたかぁ…(汗)。


『ミニャ(どうしてそこまでして、そんな危険なことをする?お前はまだ子猫だぞ?)。』


『ニャニャ(子猫と言われましても…なんと言ったら良いものか?言っても信じてもらえないでしょうし…)。』


そう。こればっかりは、自分でも本当なのか?

あれは本当に前世であったのか?確信が持てないのである。困ったものである(汗)。


しかしながら、こうして面と向かって…ミー先輩の真剣な顔を見てしまうと。


『ニャニャ(…そうですね。これは内緒にしておいて欲しいのですが、拙者、多分…同じ猫生を繰り返し辿っているのですよ)。』


『ミニャ(…は?)。』


まさに「?」の顔をするミー先輩。

美男子のミー先輩でも、そんな顔をするんですね(笑)。


『ミニャ(わ、笑ってる場合か!!)。』


す、すいません。説教中でしたね(汗)。


『ミニャ(いや…妙に大人びているというか、珍妙な言動をする理由としては妥当か…?)。』


おや?これはまさかのっ!?


『ニャニャ(信じてくれるんですか、ミー先輩!?)。』


『ミニャ(まあ、お前は妙な子猫だが、嘘はたまにつくが…その言葉は本当らしいからな)。』



ガーーーン(汗)。



嘘がバレてたぁ?

しかし、さすがは「弱点看破の最強猫」と謳われたミー先輩ですね!!


いや、おっとっと、並行世界の件は、さすがに口が裂けても言えませんが…こうして拙者、ミー先輩という理解者を得られた瞬間なのでした…



〈…続く〉


◆ ◆ ◆


クウ君♂

種族〈チンチラシルバー種〉

階級〈血統書付き〉


カテゴリー〈0.9+〉 

戦闘力 10

防御力 8

生命力 7

回避値 8

知能値 5+〈16〉

器用値 10

魔力値 9  


戦技バトルアーツ

奥義「猫鎌切り裂きの刑」

秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」


固有戦技パーソナルアーツ

「隠密モード」

「襲撃モード」


固有戦技パーソナルアーツ

猫霊剣Level 1

「撫で斬り」

「短冊斬り」

「銀杏斬り」

「十字架斬り」


固有能力パーソナルスキル 

天狐の魂「9」

trigger〈繰り返す〉


能力スキル

猫目 侍猫 木刀 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 霊力 


称号

田崎家の猫


猫の首輪・子猫用(ピンク色)〈首輪〉

属性:プラスチックLV5〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

鈴付き

耐久値:10


木刀〈刀〉

属性:擬似霊木LV50〈特殊兵装レア級〉

付与効果:物理特化

霊力浸透〈猫霊剣〉

背負い紐〈霊力護符〉

耐久値:100


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