第20話〈白猫編・従属霊とは何たるかを知る猫〉
我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈白猫編〉
第20話〈白猫編・従属霊とは何たるかを知る猫〉
不甲斐ない結果に終わりましたが、あとはゴン殿の父上と天介殿に現場を任せ(え)、事後処理は社長殿に丸投げで大丈夫かと…拙者、尻尾を丸めて退散したわけで。
亥東市の方は、しばらくほとぼりが冷めるまで、当分は我が家で修行でもしようかと?
なもので、今夜は素のクウ君で神社にお邪魔しましたよ(笑)。
装備一式は祖母様にお預けしてあります。
さてさて、霊穴の開眼により、拙者の闘気の出力も大幅UPしました。
御宮川での川男戦では全力を出せませんでしたが(え)、ちゃんと明鏡止水モード〈絶〉と泰然自若モード〈壊〉も使えるようになり一安心です。
『ニャニャ(…そしてこれが、拙者の猫霊剣・二刀流〈重ね〉であります!!)。』
新たなる拙者の必殺技。木刀を重ねることで、威力は二乗!?
木刀「まな板」の意馬心猿モードも作用して、地縛霊の障壁などあってないようなものなのですよ(?)。
『…ちゅうか、お前はどこを目指してんねん!?末恐ろしい子猫やで、コイツはほんまに…』
『ニャニャ(いやぁ、師匠に褒められると照れますねぇ)。』
『褒めてないわ!!貶めてんねん!!霊穴も安定するのが早過ぎやろがっ!?』
う〜む。師匠は相変わらず口が悪いですねぇ。
でも本当は心根が優しく、寂しがり屋なところがあるんですよ(笑)。
まあ、それは前生含めて拙者だけが知っていることで…
『ニャニャ(ところで師匠、御宮川の主である川男が弱過ぎて話にならなかったのですよ?もうちょっと歯応えのある相手はいませんかねぇ?)。』
動物霊の中でも、あの河童は妖怪に近しいレベルだったと記憶しています。
動物霊は…あとは灯籠流しや凶悪犬の黒兵衛ぐらいのものでしたか?
灯籠流しは夏季限定で、黒兵衛は必ず探し出して始末する所存ですが…
『ん…ってか、川男ってその河童の事ちゃうんか?』
『ニャニャ(…はい?)。』
またまた師匠ってば、御神木の枝の上で何を言っておられるのでしょうか?
こっちも酔っ払られているのでわ(笑)。
『…こんにちわだっぺぇ。』
『ニャニャ(うわっ!?カッパぁぁ!?)。』
びっくり仰天!?
まさかの拙者の背後に…ふむ、カッパ?これ河童ですか?
生憎と拙者、本物の河童とやらに会ったことが無いので(?)、なんとも言えないのですが…
『ニャニャ(とりあえず、迷って出てきたみたいなので斬っておきますかな?)。』
『ひひひぃぃ!?もう殴らないで欲しいだっぺぇぇ(怯え)。』
頭抱えて尻隠さず…背中に甲羅あり。
どうやらトラウマを植え付けてしまったようですね…
しかし縮みましたねぇ…サイズ的には拙者と同程度ですよ?
人間に似ていますが、肌は青いですね。幼児のようにも見えますが、頭に皿は…ありません(?)。
『ニャニャ(それはさて置き、これはどうしたものでしょうか?あの川男と同個体とは思えない程ですが…)。』
そして驚愕の事実発覚!?こやつ、拙者の従属霊になっていたのですよっ!?
『あんなぁ、それはクソチビ猫のお前の霊力に心身ともに屈服して、その魂に惹かれ心酔した結果、生まれ変わったようなもんやで?それが従属霊になる条件やしなぁ?』
っていうか、従属霊ってそんな条件があったんですかぁ!?初耳ですよっ!!
しかしコラッ!!クソチビとか言うんじゃないですよ、このバカ師匠めっ!!鳩胸めっ(え)!!
『ニャニャ(…ただ、天介殿の時はまだしも、前生でカッパを倒した後にこんな事は起きませんでしたよ??それに、にゃご彦と松蔵の場合は何なんです?正直、意味が分かりません(汗))。』
『知らんわ、ボケェ!!』
くっ。とはいえ、これを我が家に連れ帰るのもどうかと?
地下室ならば大丈夫だとは思いますが…
『ニャニャ(む?何ですか、ツンツンと…え?カッパも拙者のポーチに入りたいと?)。』
仕方ありませんねぇ。祖母様お手製のポーチを開けると、シュルン!?と河童は中に入ってしまいました…(え)。
これ、どうなっているんですかねぇ?
その後、にゃご彦と松蔵を呼び出して、この河童と一緒に座禅と瞑想を強要…いや、修行をさせました。
何しろ、修行にはうってつけの静かな場所ですからね、ここは…。
今思うと、前生では大変賑やかな場所となってしまっていましたが(笑)。
『ニャニャ(師匠は帰ってしまいましたが、夜明けまでには十二分に時間はあります。神社の陽気をたっぷり堪能するように!!)。』
勿論、拙者も参加ですよっ!!
『『ニャントォォォ(汗)。』』
『足が限界だっペぇぇ(涙)。』
お前たち、諦めるのが早過ぎますよっ!!
ならば、拙者が熊田神社とやら(?)から拾ってきたこの枝で作った即席の3本の木刀を持たせて…素振り1000本ですよ!!
勿論、拙者も日課の素振り5000本です(え)。
ちなみにこの木刀、微量ながら、拙者の意馬心猿モードの霊力で削り出したものです(笑)。
『『ナンコレニャァァ!?手ガ痺レルニャャ!!??』』
『手も限界だっぺぇぇ(悲鳴)。』
やれやれ?これはそもそも、にゃご彦と松蔵は体幹トレーニングをさせて二足歩行を習得させるのが先でしょうか(?)。
そして木刀を持てるだけの握力強化も必須ですよっ!!
河童は…よく分かりませんが、元々が幼児レベルで二足歩行にはなっています。
とりあえず木刀を振らせておけば良いでしょう?
こうして、今夜もまた拙者の自己鍛錬というかトレーニングが捗るのでした…
〈…続く〉
◆ ◆ ◆
クウ君♂
種族〈チンチラシルバー種・霊合種〉
階級〈血統書付き〉
カテゴリー〈1.0+〉
戦闘力 10
防御力 9
生命力 10
回避値 11
知能値 10+〈18〉
器用値 11
魔力値 65+〈360〉
風属性 10
戦技
奥義「猫鎌切り裂きの刑」
秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」
固有戦技
「明鏡止水モード〈絶〉」
「泰然自若モード〈壊〉」
「意馬心猿モード」
「琴心剣担モード」
固有戦技
猫霊剣Level 2
「撫で斬り」
「短冊斬り」
「銀杏斬り」
「十字架斬り」
「乱斬り〈八刃〉」
「意馬心猿地雷〈10〉」
「意馬心猿機雷〈0〉」
「二刀流〈重ね〉」
固有能力
猫の霊眼
天狐の魂「8」
七罪補正効果〈開闢級〉
trigger〈繰り返す〉
八幡の神使の加護
猫闘気・猫霊力「統合丹田〈70%〉」
「闘気走り」「闘気当て」「闘気剛力」
能力
猫目 侍猫 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 木刀 闘気 従属霊 二刀流
従属霊
にゃご彦
松蔵
河童〈御宮川の主〉
称号
白い魔王様
無双のサムライ猫
装備
猫の首輪・子猫用(ピンク色)〈首輪〉
属性:プラスチックLV5〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
鈴付き
耐久値:10
護符袋・改〈道具〉
属性:鏡の霊質LV80〈特殊兵装級〉
付与効果:有限収納「八幡神社の玉砂利×10」「簡易・意馬心猿木刀」「熊田神社の枝×5」
隠り世空間「従属霊収納」
お洒落仕様+
腰留め紐〈霊力護符〉
耐久値:140
木刀「まな板」〈刀〉
属性:碧血の霊木LV150 〈変異兵装級〉
付与効果:水界の魂
まな板の上の海馬〈魂魄保全〉
螺旋波動〈猫霊剣・増幅〉
背負い紐〈霊力護符〉
握り布〈複合強化・闘気1%霊力1%〉
耐久値:300
木刀「南無八幡」〈刀〉
属性:結界種 LV300〈秘跡武具級〉
付与効果:結界生成〈超次元存在(永続性(ウル=スェラ))+〉
物理特性〈闘気〉50%増幅
斬撃特化〈物理・霊的攻撃力40%上昇〉
悪霊退散〈聖属性〉
背負い紐〈霊力護符〉
握り布〈複合強化・闘気2%霊力2%〉
耐久値:450




