第19話〈白猫編・横綱を成敗する猫〉
我が家の猫が忠猫過ぎる問題!?〈白猫編〉
第19話〈白猫編・横綱を成敗する猫〉
不死身のプンプン丸となった拙者は颯爽と飛び出しました(え)。
川縁を降り、ズズッ〜っと浅瀬へ…
懐かしいですねぇ。
確か、前生で川男と戦ったのは夏祭りの頃でしたかな?
そう考えると、半年近く遭遇が早まっていますね(笑)。
さてさて、闘気走りを使って水面に立ちます。
相手の出方を探りましょう…む?むむむ?霧立ち昇る何とやら?
しかしちょうど良いので、気絶したプンプン丸が邪魔ではあったので(え)、河岸の草むらにほっぽり出して隠します。
さあ、入れ替わるように…自然に白い魔王様の初御目見ですよ!!
『『『白い魔王様ぁぁ!!(カッコいいぃぃ)!!!』』』
無駄な応援は結構です。
というか、この声、バカ灰兄が混じってません??
ともあれ、拙者は腰の木刀「まな板」を左手に、背の木刀「南無八幡」を右手に握り、二刀流で構えます。
ゴゴゴォォォ…ォォォ…
川底から…出て来ましたね?
ではまずは小手調べの、河童風の水死体が計5体…
『ニャニャ(猫霊剣・撫で斬り〈重ね〉!!)。』
まな板の「意馬心猿モード」と南無八幡の「琴心剣担モード」が重なり合い、斬ったそばから霧散していく霊…これぞ猫霊剣・二刀流の真髄!!
まあ、霊穴開眼の同時併用が条件ではありますが…(汗)。
だが、彼らはあくまで、川男に支配された従属霊に過ぎず、またストックもある筈です。
河童のようには見えても、ただの水死した地縛霊であるに(?)、奴が手足、尻尾の代用としていくら出してこようと意味はありません。
何故なら、その本体は…深く澱んだ川底の中。
『ニャニャ(泰然自若モード〈壊〉闘気蹴りっ!!!)。』
渾身の蹴りを水底に向かって放てば…おや?
『ニャニャ(って…なにを気絶をしてプカプカ浮いてやがるぅ(怒))。』
このバカ川男がぁ!?前生での、あの発勁良い(?)はどうしたぁぁ!!!
それに…身体が縮んでいます?
『ニャニャ(おいっ…バシッ!!起きろっ…バシッ!!目を覚ませっ…バシッ!!お前も不死身のなんたらなのかっ…バシッ!!)。』
『い…痛いダッペぇ…それ以上、殴らないで欲しいダッペぇぇぇ(涙)。』
おいおいおい!?緊急事態ですよっ!?
この川男の急激な弱体化案件である(え)。
『ニャニャ(何でだぁ!?どうしてだぁ!?お前はもうちょっと強かったでしょうがぁ(怒)…バシッ!!)。』
胸ぐらを掴んでの、往復ビンタですよっ。
『いだ、痛だだだだ…いや、やめてダッペぇぇ(汗)。まだ寒くて力が蓄えられなかったダッペぇぇ。それにあの攻撃で霊力が斬られて…もう戦えないダッペぇぇ(涙)!!!』
はぁぁ?寒いだぁぁ??
前生では、まさに夏待ったなしの盛りだったとは言え、こりゃまたどうしたものでしょうか?
確かに初撃でそれなりの陽気が拙者に流れ込んできた気がしますが…それにしたってこれはガッカリですよ(え)。
『ニャニャ(くっ、おいこら、カッパぁぁ?)。』
『ヒィィィ…な、なんだダッペぇぇ(恐怖)。』
仕方ありません…気が乗りませんが、またしてもその場逃れと行きましょうか?
ギャラリーの視線が突き刺さっていますし(?)、天介殿のお前もかぁ?という憐憫の情の眼差しはなんでしょうか?
そもそもこの河童に同情する余地は無いのですよ(怒)。
『ニャニャ(カッパ、適当に合わせなさい…本気で殴らないので?)。』
『ほ、ほ、本当に本当ダッペぇぇ…??』
疑い深い奴ですねぇ。
ともあれ、そこから数分、地味ではありますが(え)、切った張ったの三文芝居を演じました…
『ニャニャ(こらっ、もうちょっと派手に水柱を立てるように!!)。』
『も、もう霊力が残ってないダッペぇよぉぉ(涙)。』
泣き言とは…それでも横綱かぁぁ(怒)。
こっちも無駄な闘気走りで分身までこさえて、派手な演出をしているというのに…仕方なく、拙者の陰の霊力を強制的に補充してみましたが…う〜む、以前のゴン殿みたいには行きませんねぇ(汗)。
『あああぁぁ…なんだか幸せな気持ちダッペぇぇ…心地よい闇ダッペぇぇぇ…』
『ニャニャ(何を言っているんですか、カッパ?酔っ払ったみたいな顔をして…?)。』
そしてそのままバッタンキュ〜ですと!?
『ニャニャ(おい、起きろぉ…バシッ!!死ぬなぁ…バシッ!!むしろ退治に来たけど。バシっ!!ここで消えられたらカッコが着かないでしょがっ…バシッ!!)。』
しかし…無念にも河童もとい、川男は消滅してしまいました…ボフンっ!!と。
呆気なぁぁぁ〜!?
そしてそっと上の遊歩道を見上げてみたら…全員、死んだような目をしているのは何でしょう?
シーンとお通夜のようですが、そりゃまぁ、確かに酷い結末ではありますが…
でも拙者…あくまで白い魔王様でありまして(?)、今はそうそう、気絶したままのプンプン丸を草むらから引き摺り出して、と。
『ニャニャ(…まあ、そのぉ…たわいない相手だった…っすよ?)。』
と、二人羽織モードのまま、そそくさと退散するのでした…さらばっ!!
プンプン丸は灰色猫一族の住処に放置しておきました…
〈…続く〉
◆ ◆ ◆
クウ君♂
種族〈チンチラシルバー種・霊合種〉
階級〈血統書付き〉
カテゴリー〈1.0+〉
戦闘力 10
防御力 9
生命力 10
回避値 11
知能値 10+〈18〉
器用値 11
魔力値 65+〈360〉
風属性 10
戦技
奥義「猫鎌切り裂きの刑」
秘技「猫尻尾グルグル巻きの刑」
固有戦技
「明鏡止水モード〈絶〉」
「泰然自若モード〈壊〉」
「意馬心猿モード」
「琴心剣担モード」
固有戦技
猫霊剣Level 2
「撫で斬り」
「短冊斬り」
「銀杏斬り」
「十字架斬り」
「乱斬り〈八刃〉」
「意馬心猿地雷〈10〉」
「意馬心猿機雷〈0〉」
「二刀流〈重ね〉」(NEW)
固有能力
猫の霊眼
天狐の魂「8」
七罪補正効果〈開闢級〉
trigger〈繰り返す〉
八幡の神使の加護
猫闘気・猫霊力「統合丹田〈60%〉」
「闘気走り」「闘気当て」「闘気剛力」
能力
猫目 侍猫 勇気 忠誠 初志貫徹 繰り返し 木刀 闘気 従属霊 二刀流(NEW)
従属霊
にゃご彦
松蔵
河童〈御宮川の主〉(NEW)
称号
白い魔王様
無双のサムライ猫
装備
猫の首輪・子猫用(ピンク色)〈首輪〉
属性:プラスチックLV5〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
鈴付き
耐久値:10
護符袋・改〈道具〉
属性:鏡の霊質LV80↑〈特殊兵装級〉
付与効果:有限収納「八幡神社の玉砂利×10」
隠り世空間「従属霊収納」
お洒落仕様+
腰留め紐〈霊力護符〉
耐久値:140↑
白い魔王の衣装〈服〉
属性:鏡の霊質LV70〈特殊兵装級〉
付与効果:霊質強化・霊力補正
お洒落仕様+
フード頭巾〈隠蔽効果+〉
マフラー〈霊力・バイタル調整+〉
手袋〈霊力循環補正+〉
耐久値:120
白い魔王の長靴〈服〉
属性:八雲の雲糸LV50〈特殊兵装級〉
付与効果:闘気補正効果〈集中〉
お洒落仕様+
闘気走り強化0.5%
耐久値:100
木刀「まな板」〈刀〉
属性:碧血の霊木LV150 〈変異兵装級〉
付与効果:水界の魂
まな板の上の海馬〈魂魄保全〉
螺旋波動〈猫霊剣・増幅〉
背負い紐〈霊力護符〉
握り布〈複合強化・闘気1%霊力1%〉
耐久値:300
木刀「南無八幡」〈刀〉
属性:結界種 LV300〈秘跡武具級〉
付与効果:結界生成〈超次元存在(永続性(ウル=スェラ))+〉
物理特性〈闘気〉50%増幅
斬撃特化〈物理・霊的攻撃力40%上昇〉
悪霊退散〈聖属性〉
背負い紐〈霊力護符〉
握り布〈複合強化・闘気2%霊力2%〉
耐久値:450




