騙しの手口
今やネットは生活に欠かせないものになっている。ところが、生活に欠かせないほど便利なものは、一方で煩わしいこともいろいろある。
スマホでニュースを読んでいて「続きを読む」や「全文を読む」をタップするのだが、続きや全文はなかなかすんなりとは読ませてくれない。延々と広告を見せられる。広告を見た後に続きが読めるのかと思ったら、広告を見せられただけで終わる場合もある。間違えてタップさせる為か、わざと分かりにくい表示にしていることもある。あちらも慈善事業でやっているのではないことくらいわかっているから、それなら「続きを読む」ではなく「続きは広告の後」と表示しておいて欲しい。そうすれば、前もってそれなりの覚悟を持って臨むこともできる。最近では、余程読みたい記事でない限り、続きを読むはタップしないことにしている。
その点パソコンの方は、時々騙しの手口のようなものもないことはないが、スマホほどは酷くない。それで、安心してニュースを読んでいたのだが、ついにマルウェアというもの(?)に遭遇してしまった。ネットを使い始めてもう長いので、かなり以前から噂には聞いて知っていたその存在。ところが、被害に遭った人が多いというのに、幸い私は一度も遭遇したことがなかった。それと言うのもネットを利用するのは、ニュースを読んだり推し(動物や人間)の動画を視聴するくらいだからなのかも知れない。
そんな私のパソコン上に、ついにそいつが現れたのだ。いつも見ているニュースの記事を読みながら、リンクされている別の記事に移ろうとクリックしたら、急に画面が仰々しくなった。一つの画面に、ウインドウが幾つも重なって出ている。トロイの木馬という文字も見える。そのウインドウの一つ一つに、クリックするべく「OK」が付けられている。見たことのない画面に仰天して、もう少しで一番手前の「OK」をクリックするところだった。が、しかし、一瞬これは触っては駄目なヤツなのではないかと思い直し、クリックするのを止めた。そして、まずネットを遮断しなければと思い、バツ印を探したのだが、どこにもバツ印がない。それどころかメニューバーも無くなっていた。(タスクバーはあったのだろうか?)だからどこにもバツ印がない。なので、遮断することができない。見るからに、自分が知っているいつもの馴染みの画面とは全く違うので、慌てふためいたが、そこで思いついたのが再起動だった。普段パソコンを使っていて、いつも困った時は再起動頼みと決めている。再起動すれば、たいていのことは解決してくれる。それで、再起動するべくキーを操作してみた。すると、普通に操作できるし、再起動もできたのだ。やれやれとひと安心して、暫くしてから再度ネットに繋いでみたら、普通に繋がったのでまた安心。本当は念のために、Cookie等を操作しておく必要があるらしいが、その後も支障なく使えているので大丈夫だろう。
それにしても、毎日のように見ているニュースの記事から、騙しの画面へ誘導されるとは思わなかった。これまでは安全だったのだが…。




