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傍目八目(つづきのつづき)
記者会見をするからには、御座なりではなく緻密な計画を立てて、飽くまでも能動的に臨むべきだと思う。質問を聞いてから考えるなど、受動的になってしまうと、場も荒れるしその後の各方面の対応にも悪影響を及ぼしてしまう。
これまでの会見がそうだった。一回目の第一声で社名変更を発表していたら、記者の方も機先を制された形になっただろう。それから、決まっている範囲の補償や支援の方法とその進捗状況を発表する。決まっていない事柄については、決めるまでにどれくらい時間を要するのか等もはっきりと伝える。それらがある程度完璧に準備できるまでは、今後会見など開かない方が良い。いい加減な準備のままで開けば、傷口を大きくするだけだ。
被害者側の立場にありながら頑張っている人達が、会社の対応の不味さによって、仕事を奪われ不安な毎日を送らざるを得ないなんてやりきれない。




