数独
購読している新聞が、毎週日曜日に数独の問題を一問だけ載せる。
数字には強くないので、長い間チラッと見るだけだったのだけれど、一年ほど前にどんなものなのかと挑戦してみたことがある。ルールも全く知らなかったので、説明や例題を参考にしながら解いていったのだが、思ったよりも難しかった。家事の合間合間の短い時間ながら、トータルで三時間ほどかかってしまった。その後も日曜日になると何回か挑戦したが、何回やっても同じくらい時間がかかる。しかも、毎月最後の日曜日には難問が出ることになっていて、その難問は解けずにギブアップすることもあった。
どれくらい続けたかはっきり憶えていないが、スラスラと解けないと面白くないので、多分一か月あまりで止めてしまった気がする。思うに将棋の棋士の方々は、ああいうのがすごく得意なのだろう。
約一年後の最近のある日曜日に、どうせ難しいだろうけどと、洗濯機が回っている間だけのつもりでやってみた。すると、途中でコツのようなものが分かってきて、すんなり解けてしまったのだ。真剣にやっていた一年前には頭に浮かばなかったコツが、どういう訳なのか閃いたのだった。そして、先月の最終週の難問が、三十分ほどであっけなく解けた時には、自分でもびっくりした。
クイズのようなものでも、できなかったことができるようになると、大人でも嬉しいものだ。どんどん解いてみたくなる。数独は雑誌にもあるし、ネット上にも問題は幾らでもある。次々にやってみたいところだけれど、それに費やす時間の生産性を考えた時に、生活の為に寄与するものが何もないことに気が付いた。なので自主規制をして、日曜日に載る新聞の一問だけを、楽しみながら解くことにしている。
ちなみに今日も簡単だったが、意外にも例題の方が難しかった。




