ガイロジュ
車を売買する会社の不正に関するニュースは、次々に新事実が出てきて驚かされる。その最新の情報を知らせる中で、「ガイロジュ」という言葉が何度となく繰り返されるのを聞いて、最初は不思議に感じたものだ。その「ガイロジュ」が「街路樹」なら、車の会社に関するワードとしてはとても不似合いだからだ。
世の中の人は街路樹について、どれくらい興味や関心を持っているのだろうか。私はかなり関心がある方で、だから繰り返される「ガイロジュ」(街路樹)と言う言葉を、聞き捨てならなかったのだ。
建物やアスファルトだけの視界において、緑の木々や色とりどりの花々は、この上なく気持ちを癒してくれる。なので、ついつい街路樹や植え込みに目が行ってしまう。気持ちだけでなく、実際に空気もきれいにしてくれる。
街路樹に適する木、適さない木というのがあるらしく、同じものが使われていることも多い。今すぐに思い出せるのは、桜や欅、それからちょっと似ているプラタナスとユリノキ、オシャレ感があるハナミズキ、郊外のカイヅカイブキくらいだ。
イチョウも秋には色づいてきれいだが、実が落ちて潰れると臭いがするので、敬遠されるようになってきているようだ。このイチョウの木には雄と雌があるらしく、最近では実をつけない雄のイチョウが植えられているらしい。
街路樹やその根元、それから植え込みなどは、自治体が管理しているのだろうが、道路に面しているお店なり会社が落ち葉を拾ったり、雑草を抜いたりしている場合もあるみたいで、いつ見てもきれいに手入れされている場所もある。植物の世話までできるのはそれだけ良い会社やお店なのだろうと、これまでは考えてきたのだが、今回のニュースを見聞きして、安易に決めつけてはいけないと考えさせられた。




