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『憧れを超えた侍たち』
上映最終日に、駆け込みで見ることができた。単純な感想としては、期待が大き過ぎたせいか、監督や選手の裏話が聞けたテレビの方が面白かった。
でも、ドラマチックな試合展開は、スクリーンで見ると今更ながら感動的だった。あんな試合は滅多にないだろうし、勝って欲しいチームが勝利するのも言うことなし。
優勝という結果があるので、苦戦していた経過については忘れがちだが、危ない場面があったからこそ、勝利を導くことができたことの価値が生きてくる。
高校野球でいつも思うのだが、その試合に負ければ後がないという状況は、時には選手にとって苦しみとなっても不思議はない。準決勝で先発した佐藤選手が、点を取られ泣いている姿があった。力の全てを尽くしたとしても、いつも良い結果が得られるとは限らない。特に団体競技では、チームメートに申し訳ないという気持ちで、胸が塞がれそうになることもあるだろう。
勝負は時の運と言うが、今になって思えば、最初から優勝するべくして優勝したチームのような気さえしているにわかファンのひとりである。
メンバーに選ばれ、試合に出て活躍でき、優勝できた選手達は本当に素晴らしい。勿論、監督やスタッフも。監督の細やかな気配りというのも印象に残った作品だった。
主題歌も良かった。




