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きらめく魂と幻想世界  作者: 藤和耀壱
序章 世界の創造
7/9

幻想の世界2

今、僕は、渾身の右ストレートをくらった所をリビングで泉美に治療してもらっていた。


「いたたっーーー」

「少しは、我慢しなさい」


僕の治療をしてくれているのが、幼なじみの橋鳥泉美だ。

僕と同じ、市立厳正高校に通う高校二年生で、学校では、よく僕だけに、ちょかいしてきたりする、おちゃらけている性格で、ちょっとドジな所が、あるがそこが、学校では、人気を呼んでいる。

そして、その他にも、目を見張るものがある、それは、美少女であることだ。

顔立ちは、整っているし、髪は、艶が出た黒髪で、こんなかわいい子が、幼なじみなのは、誇らしいのだが、いつも男からは、痛い視線をくらう。



「よし、治療完了・・・!!」

「ありがとう」


いつも通りのやり取りする。

こうやって考えてみると、このやり取りを何回もやっているが、いつも僕が殴られてる気がする、そして、泉美のストレートが、どんどん威力が上がってきている気がする。

まあ、いつも通りのことだし、大丈夫だろう、だけどこれ以上威力が上がったら、僕の性格がおかしくなちまうだろうなー。

そんなことを、考えていると朝の出来事を思い出す。

そして、どうして、朝、ラジカセを持っている聞いてみることにした。


「あっ・・・そうえば、朝、俺の部屋で何をしていた」

「・・・・・・っ、ちょっとよくわからないかな・・・?」


あくまでも、しらを切るつもりか、だが、僕には作戦がある。



「しかたない・・せっかく今日は、悪いことしたからパフェをおごろうと思ったのになーー」

「いいの・・?」


そうこれが、僕の考えた作戦、好きな食べ物をおごるから作戦だ。

改めて、僕は、天才だな。

相変わらず名前のセンスは、ないけどそう僕は、思った。


「口わらないないなら、おごらないぞーー」

「だめ・・なの」

「・・・・・・っ」


犬を彷彿とさせるような顔で、泉美が言った。

僕は、泉美がとった行動がかわいいと思った。


「しょうがねーーおごってやろう」

「ありがとね」


そう言うが、いつもゆるしてしうのは、なぜだろう

そんなことを思っているともう学校行く時間になっていた。


「お前ら、いつものやり取りをやってる所だが、もう学校行く時間だぞ」


そう言ったのは、俺の父だった。

父は、気を失ったままの僕を、家まで連れ込んでくれた人だ。

そして、僕は、記憶がなく、覚えていたのは、自分の名前だけだった。

身の回りのことや学校の内容は、思い出したが、その他のことは、思い出せなかった。

だけど、僕は、この人に拾われて良かったと思った。


「じゃあ、行くとしますか・・」


僕は、身支度をして


「行ってきます」


二人同時に言った。


「いってらっしゃい」


その言葉を聞いて、僕は、学校に行った。












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