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④まずは自分が優しくなる

どうしても相互理解できない場合① 静かに離れる

質問者:しかし、誰にも彼にもそういう風に付き合っていたら疲れてしまうと思うのですが……。


筆者:まぁ、全員に対して“優しくする”必要はないと思うんですよ。“関係がやむを得ず継続する相手”に対してそこそこ優しくして、“大切な相手”に対して寄り添う。そういう形で構わないと思うんです。


そもそも、一生懸命伝えて気づいてくれなかったり、反発する相手は根本から考え方が違うと思うんです。本当に大切な相手なら時間をかけて何とか解決していくべき問題と思いますけどね。そう言った大事な人でなければ根本的に考え方が違う人とは静かに離れていくべきだと思いますね。人が使える労力と言うのは当然限りがありますからね。


質問者:なるほど……。



どうしても相互理解できない場合②

質問者:しかし、争いと言うのは自分とは関係なく起きてしまうということもあると思います。ロシアとウクライナの問題もそうだと思いますが、その時はどうすればいいのでしょうか?


筆者:これも難しい問題ではあります。基本的には争わないように相互理解を試みますが、国と国との戦争のように自分とは全く関係の無いところから争いに巻き込まれることもあります。

これは個々の価値観にもよると思うのですが、“どうしても譲れないライン”を決定的に侵害されるようなことがあれば、自ら武器を手に取ることも視野に入れるべきだと僕は思いますね。

 もちろんこれは最終手段でありますから、そこまでして守りたくないのであれば避難や逃走をしても別に仕方ない事なのかなぁと思いますけどね。


質問者:ちなみに筆者さんはそういう状況になったらどうするのですか?


筆者:僕は文系の人間ですし、スポーツも健康を維持するために最低限しかやったことが無いレベルです(笑)。恐らく銃を撃った反動で自爆するとかそういうレベルですよ(笑)。

でも、自分のできることの中で何か国の緊急事態で役に立つことがあるのなら心から貢献したいと思っています。それが何かはその状況まで分かりませんけど、出来ることを探して国のために分相応の貢献したいとは思いますね。


質問者:確かに、『一番の敵は無能な見方』という言葉もありますから、分相応の動きをしないと味方の足を引っ張ってしまいますね……。



・あまりにも塞ぎ込んでしまった場合

質問者:私の友達で、戦争の情報を見るととても悲しい気持ちになってしまって何も手に付かなくなる……と言う子がいるのですがそう言った人々にはどのように声を掛けたらいいでしょうか?


筆者:基本的に感情と言うのは一つの事象に対してそれを人々に均一化されて巻き起こるものではありません。

例えば戦争の情報を見て、僕が真っ先に思うのは「日本の国防について真剣に考えた」のですが、感情豊かな人は悲しんだりするわけです。ちょっと変わった人だと「戦争が起きて儲かるからもっとやれ」とかいう人も少ないながらもいるはずです。

このように一つの事象について大多数の割合の人が思うことと言うのはありますが、基本的に全く同じことを思うわけではありません。


 そして、残念なことに自分が悲しんでもウクライナの人々は誰一人として救われないです。それに伴った行動として寄付をしたりすることが大事だと思いますね。


落ち込んでいる子に対して掛ける声も難しいですけど、一旦は報道から離れることも大事かなと思います。落ち込んでいても誰も救われないですし自分を破壊していくだけです。

 冷たいと思われるかもしれませんけど、切り替えて前を向くしかないんですよ。時間と言うのは前にしか進みませんからね。お友達が前向きになれそうな言葉をかけてあげるのが一番だと思います。


質問者:筆者さんは本当にリアリストですね……。


筆者:まぁ、僕はずっとこうでしたので(笑)。あと、報道されていないだけで別に世界から飢餓が無くなったりはしていないので、世界のうち10億人以上の人々は今日食べる物にも困って苦しんでいます。

 これも“彼らが貧困であることで儲かる人間”が牛耳っているのですが、そこに触れるとまた文面が吹き飛ぶので止めておきます(笑)。

 

 結局のところ何が言いたいのかと言うと、結局は『自分の関与で変えられる人間』と言うのは限られているんです。自分とその関与で変えられる人間が幸せになる方法を考えるのがベストの選択肢かなと思いますね。あまり世間で起きていることに感情移入しすぎないほうが良いです。


質問者:な、なるほど……。


筆者:しかし、この考え方には一つ弱点があります。それは、文学を読んだりしてもあんまり感情移入できなくなることです(笑)。僕のように小説をアマチュアでも書いている人間からすると致命的な弱点になります(笑)。


質問者:確かに筆者さんのような人が主人公だとあまり面白くなさそうです……。


筆者:何とか頑張ってはいますけどね(笑)。



〇最後に 自分が優しくなることで周りも優しくなっていく

質問者:最後に何かまとめみたいなことがあればお願いします。


筆者:正直、争いが絶えない社会ではありますがたった一つではありますが良くしていく方法はあります。それは『自分から争うのをやめる』ことです。そして、ニコニコと笑っていることで周りから聞かれるのです「どうして、いつも笑っているのですか?」と。


 その時に『自分から争うのをやめました』と答えることで相手も納得してくれたら一人ずつでも自分から争うことを辞めて他人とのwin-winな関係を築くように誘導してあげればいいと思います。僕がいつも提示する案と言うのはかなり地味なのですが、確実に効果はあります。

 ですから、ここまで読んでくださった方々は、今日からでも自分から争うのをやめて相手の気持ちに寄り添うようにしましょう。


 皆で徐々に良くなっていき“あの人達がやっていることはいいな”と上の団体、そしてゆくゆくは国家が思ってくれて皆に良い方向で感化されてくれればいいと思っています。どんな国でも人と人との集まりで成り立っていますからね。


 戦いに勝って得るものは、戦わずに得たものより少ないです。それが本当に学生時代に学んだことでした。皆さんもよろしければ実践してみて下さい。一人一人が優しくなることで最後には世界は平和になると思います。


質問者:ありがとうございました。また次の対談でよろしくお願いします。


筆者:質問者さん、今回は長々とありがとうございました。これからもこのように世界情勢や日本の問題について分析していきますのでどうぞよろしくお願いします。ここまで読んでくださって、読者の方々もお疲れさまでした。

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