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勇者様は勇者をしない  作者: クッコロさん
2/2

現状と理由

翌日、夢オチというわけでもなくしっか

りと昨日眠ったベットの上で目覚めた。


そして目覚めた俺たちは広めの会場のよ

うなところに集められた。


昨日いた女性が俺たちに、

「私はこのアルスフィア王国の第一王女のララ・アルスフィアと申します。突然のことで驚きになったかもしれませんがどうか皆様にはこの国を救っていただきたくこのような手段を取らせていただきました。詳しいことは今からお話ししますので少しお時間をいただきます。」と混乱しているクラス全体に言った。


それから俺たちには様々なことが説明されることになった。


まず俺たちの現状、この世界は俺たちの住んでいた地球とは異なる世界だそうだ。一瞬銀河が違うだけで同じ宇宙なのではないかと頭によぎったがそれはそれでとても厄介なので後々考えることにしよう。ちなみにこの世界の名前は[ディークラスタ]というらしい。この国は沿岸部に位置していて海産物が豊富でその経済力も伴って諸外国の中でもひときわ目立った一国らしい。


次に俺たちがこんなことにあった理由だが、この世界では「魔王」という存在がおり、200年周期ほどで出現するのだが今回の「魔王」はとても恐ろしく「アルスフィア」と同じくらいの国力を持つ国が一晩で消滅してしまったとのことだ。その結果、この国だけにとどまらず諸外国全体での合意の上で、[勇者召喚]というものを行ったということだそうだ。この方法だが六代前ほどの王族が残した文献に記載されていた方法で、「宮廷魔法師」十名程が必要で国力の大きい国でないと行えない大変なものらしい。


次に種族についてだ。この世界に存在している種族は、まず[人種]、俺たちやこの国の人たちの総称で一番多い種族である。次に[獣人種]、[人種]に動物の一部が体に現れている姿で、動物との判断基準は、意思疎通ができるか、おおよそ人の行動をする、のようなものであまりはっきりとはしていない。次に[森人種]、一般的にエルフといわれるそれは長い耳を持っており、魔法と弓矢に高い適性を持っている。次に[魔人種]、魔人と呼ばれるそれは高い知性と残虐性を持ち合わせており、エルフより高い魔法適性を持っており、世界の敵と呼ばれている。その他にも多くいるが一般的なのはこの4種である。


そして魔法という概念。それは俺たちが科学という武器を持っているのと同じでこの世界においては魔法が武器となる。魔力と呼ばれる体内や空気中にある物質を用いて火を出したり水を操ったりと様々なことができる力のことだ。ほぼ全ての人が魔法を使うことが出来、生活や軍事にも使われている。この世界の肝といっても遜色ないものだ。


そうして俺たちへの簡単な説明は終わり、魔法を知らない俺たちへ見せるというところで夜になってしまいふつかめはおわりをむかえるのだった。、……説明って長いな、、、。

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