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ボクのおばさんは忙しい  作者: 銀杏玲
7/18

備忘録の7

ボクは、なんやかんやで職を転々として、いまは東京にいる。

30歳を過ぎて、だいたいやりたいこともやりつくした感もある。


毎日、朝起きて、カーテンを開く。まずは、現実をみる。

そして、シャワーを浴びる。

その後は、着替えたら、即、出勤。

20分、歩く。

慣れない仕事で、毎日、愛想だけふりまいて、気をすり減らし、8時間は、頑張って、温厚な人を演じる。

家に帰ったら、「ボク」という「ジブン」に戻る。(「クソくらえ!」とは言わないけど・・・。)

で、レンジ調理のカレーを食べ、シャワーを浴び、テレビをみて、寝る。


また次の日がくる。

この繰り返し。ループ。分岐はない。

なんか・・・、なんだかね、と、自分が不安になる独身生活。


ときの流れにただ生かされている?なんて異次元の世界に考えがいってしまいそうになることもしばしばある。


ただ、ここでふと、思い出す。

そう。ボクのおばさん。

ボクが憂鬱になるこの毎日の「なんだかねルーティン」をおばさんは、ボクより、30年は長くこなしている。


いまは、ばあちゃんのお付き人で忙しいボクのおばさん。

同じ独身ランナーとして若いころの話をぜひきいてみたい。



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