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ボクのおばさんは忙しい  作者: 銀杏玲
10/19

備忘録の10

夏休みの昼ごはんの時間。


ばあちゃんとおばさんと、ボクの3人で食卓を囲む。

だいたい、もらいもののそーめんを食べる。

ただ、それだけだと、色も口の中もさみしい。


なので、とりあえず、畑でとれた、大きくなりすぎているきゅうり、通称バケモノきゅうりをスティック状に切ったものと、味噌が食卓に用意される。


おばさんは、意外とマメなので、バケモノきゅうりの場合は、種がメロンみたいな大きさになり、食感があまりよろしくないので、芯の部分をスプーンでかいてくれる。


ばあちゃんのときは、そのまま大きくなりすぎて柔らかくなって大きい種がいっぱいついている芯の部分も、感謝しながら食べる。


そして、昼ごはんも中盤になると、おばさんのトークショーがはじまる。


鉄板ネタは「だんご枕ひなこ」。

これはおばさんが現役時代の社員旅行の話。


旅館の4人部屋で布団は4人分用意されていたけど、枕が1つ足りず、フロントに1つ頼もうとしたとき、同僚のひなこが、「私、枕あるので大丈夫ですよ」と指を指したのが、おだんごにしていた自分の髪の毛だったという話。


これまでの人生で50回は同じ話を聞いているが、おばさんの巧みな話術のおかげで何度聞いてもおもしろい。


ちなみにボクの亡くなったじいちゃんは「お前の作り話はもういい」といつもあきれていたが、本人いわく実話らしい。

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