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異能力者達の午後  作者: ゆーろ
異能力者達の午前
17/32

異能力者達の午後

0:異能力者達の午後



0:登場キャラ



セノ:男


デザート:男


カルビス:男


アインズ:男


アストレア:女


カルラコット:女


ビットマン:男


アレジ:男


リットン:女


カイ:男




0:ほんへ




0:『カルビス、アインズ、グローザ、デザート、アレジ』



カルビス:さあ。仕事の、時間だ。



アインズ:給料は?



カルビス:でませぇーん。



アインズ:だと思った。クソ野郎が



グローザ:作戦支持に変わりは



カルビス:なぁい



アインズ:お前に彼女はい



カルビス:なぁい



アインズ:いないい



カルビス:なぁい



アインズ:ばあ。



グローザ:遊んでる場合か。



カルビス:つーわけで、ノリの悪い仲間達と行きますか。派手に



アインズ:俺はいいだろ



カルビス:比較的悪い方だよ。



グローザ(M)2001年。9月11日。



カルビス:じゃあ、また後でなあ。お前ら



アインズ:ああ。また後で



グローザ:…。



カルビス:?グローザぁ?ほれ。また後でって



グローザ:…ああ。また。



アインズ:さあて。



0:アインズは手袋をはめた



アインズ:Are you



カルビス:ready?



グローザ:(M)バグテリア法外特区。国家独立宣言。当日



0:場面転換



0:『アインズ、グローザOUT。アストレア、セノIN』



0:バグテリア。壇上を上がるデザート



デザート:(M)より深く。研ぎ澄ます。



デザート:(M)返り咲いては、飲み下す。



アレジ:やあ。首相さん



デザート:ああ。遠路遥々。ありがとう、赤い林檎



アレジ:今から世界は一新するってわけだけど。どう?気持ちは



デザート:ああ。最高に。滾っている。



アレジ:ああ。そう。



デザート:…。なあ、アレジ・ロンドン



アレジ:なんだい



デザート:正しさとは。なんだろうか



アレジ:…。知ったこっちゃないよ。ただ。



アレジ:この世の中、どいつもこいつも。有罪だと思っている。これだけだ



デザート:……ふは。まったくだな。



アレジ:問いを返すようで悪いけれど。君の正しさとは。なんなのか。聞いても?



デザート:……前も似たような事を言ったが。私には。私の王道がある。



デザート:完膚なき平等。作ってみせるさ。



アレジ:そっか。そりゃあ、楽しみだ。



デザート:何故だろうな。私は君に、妙な親近感を覚えているんだ



アレジ:これまた。なぜ?



デザート:君。執着している人間がいるだろう。



アレジ:…。



デザート:ふは。目的と手段が入れ替わる瞬間というのは。虚しいものだよな



アレジ:知った口を聞かれるのが一番嫌いだ。やめてくれ



デザート:だがね。人など、そんなものだと思うんだ



アレジ:…



デザート:昨日食った飯の味を忘れる様に、趣味趣向が移ろう様に。時間と言うのは。全てをどうでもよくしてくれる。



アレジ:(M)階段に。足をかける



デザート:とうの昔に抱いてみた信念など。忘れてしまうものだ。



アレジ:(M)階段を。一歩。登る



デザート:だがね。それでこそ。人間なのだと、私は思う。



アレジ:(M)友人を。手にかける



デザート:だからこそ。この場を借りて言うんだよ。



アレジ:(M)往く道を、一歩。進む



デザート:私たちは人間だ。と



アレジ:(M)前へ。前へ。歩みを、進める。ただひたすらに。ひたむきに。前へ。



0:『アレジOUT。ビットマンIN』



0:階段を登りきる



0:壇上の前にはセノが立っている



セノ:やっほー。デザート。やっと、来たね



デザート:ああ。こんにちは。良い天気だな。セノ



セノ:ああ。本当に。いい天気だね。



デザート:…



セノ:準備はリットン達が整えてくれている。あとは君が、あの壇上で語るだけだ



デザート:――――ああ。



セノ:(M)つくづく。つくづく思うよ。この世界に出会えてよかった。だってほら、こんなに面白い



0:『セノOUT。カルラコットIN』



デザート:……。あー。あー。聞こえているだろうか。そして、見えているだろうか。



デザート:全世界に、生きとし生ける人類諸君へ。



デザート:こんにちは。私は、バグテリア法外特区に住む異常体



デザート:―――デザート・D・クラウンだ。



0:中央政府本庁



アストレア:中継が始まりました…っ。



ビットマン:ああ。始まったな。



アストレア:これが放送された後、46時間後がバグテリア攻略の開始。でしたね



ビットマン:ああ。中央統治反逆罪、並びに国際法違反で乗り込む



アストレア:罪状は理解しました。赤い林檎。アレジ・ロンドンも映っていますね



ビットマン:ああ。しっかりと、な。



アストレア:計画に狂いは無し。と考えてよろしいですね



ビットマン:ああ。問題ない。中央は総力を挙げて、バグテリアへ進行する。問題ないな?カルラコット



カルラコット:―――ああ。なにも、問題ないよ



0:バグテリア



デザート:ある時。人類社会は、異常体と、人間。この二つに別れた。



デザート:ある時。力ある者は力なき者に隷属した。



デザート:ある時。世界の全ての平和は、力ある者の死体の上で、成り立つようになった。



デザート:私が今から語るのは。この世界の全てだ。私達の叫びだ。是非、聞いて欲しい



デザート:―――遡ること。463年前。中央政府の元となる組織。



デザート:「異能教会」という組織を、皆は知っているだろうか



0:中央政府



カルラコット:知らないなあ。ビットマン、知ってる?



ビットマン:神話だろう。12使徒てきなやつ



カルラコット:ああ、そういう



アストレア:…。



0:バグテリア



デザート:中央政府創立者。マーリーン・アダム・アルバートは、原初の異常体である二人と、それ以外の優秀な異常体。十名を集った。



デザート:マーリーンを含む13名で。世界の統治を始めた。それが中央の原点だ



デザート:今ではこの話は神話の様な扱いをされている。



デザート:気持ちは分かる。異常体、異常性という、人智を超えた、化学では到底解明しようのない現象を語る時、神話にしてしまうのが人の性だと理解している



デザート:なんでも神話では、異常体を作った神は、増えすぎた異常体を、自ら殺す為に、とある組織を作ったという



デザート:それが。中央政府。



デザート:今話したのは、神話でも何でもない。私が、この目で見てきた事実だ。



0:中央政府



ビットマン:あいつは何を言ってる?



カルラコット:与太話、ではなさそうだけれど。整理すると、私達がいる中央政府は、神話に出てくる13人の異常体の組織。異能教会なるものが元となっている。という事だが



ビットマン:あいつは今確かに。言ったな。私の目で見てきたことだ。と



カルラコット:ああ。言ったねえ



アストレア:デザート…。貴方は…



0:バグテリア



デザート:私は。13人の、原初の異常体。その一人だ。



デザート:元の名はデザート・ディーパー。



デザート:年齢846歳。



デザート:もう一度言う。私が今から話すのは、この世界の全てだ。



0:中央政府



ビットマン:びっくりだなあ。こりゃあ…



カルラコット:…。



アストレア:ビットマン。



ビットマン:なんだ



アストレア:今すぐ。中継を止めましょう



ビットマン:何を言ってる



アストレア:それはいけない。デザート。それを言ってはいけない



ビットマン:おい。何を言ってる。アストレア



アストレア:彼がそれを言えば。中央は、終わります。



カルラコット:…へえ。



0:バグテリア



デザート:中央政府創立者、マーリーン・A・アルバートは。我々が呼ぶところの。異常体である。



デザート:彼の異常性は『創造』



デザート:自らが知る、あらゆる物の創造が彼の力だった。



デザート:当然。初めに手をかけたのは。異常性という力そのもの。



デザート:神話の通り。神は、異常体を自ら増やした。そしてその数は、あまりにも増えすぎた。



デザート:結果として。異常体を隷属させ、人類との共存バランスを作る組織。中央政府が設立された



デザート:つまる話。中央政府とは。創立者の尻拭いのために用意された組織だ



デザート:そして。そんな事に嫌気を指し、異能教会から身を引いたのが、私だ。



0:中央政府本庁



ビットマン:…ほっほぉ。こいつぁまた。えっぐいやり方なさる



アストレア:ビットマン!今すぐ中継を―――



カルラコット:問題ないよ。あんな与太話、信じる方が馬鹿だろう。



ビットマン:どうだろうな



カルラコット:何か証拠でも?



ビットマン:宗教とかがどうして流行るか、知ってるか。神に縋るやつがいるからだ。



カルラコット:それがなんだっていうのさ



ビットマン:中央の統治は、人類の為の設計だ。現状に不満を抱える異常体はあまりにも多い。



カルラコット:…。なるほど。そんな与太話でも、不満をぶつける材料としては十分で、更にそれを言うやつが、デザートじゃあ、尚更信ぴょう性。というかこの場合、信頼性が高い。と



ビットマン:ここから中央は内部分裂する可能性すらある。完全なる中央の統治はここで一旦終わりか。



アストレア:…っ。言われてしまえば、もう終わりです。手の打ちようがありません



ビットマン:だが、人類は変わりなく我々の味方だ。人類の味方をする異常体も少なくはない。



カルラコット:そうだねえ。まだ建て直しはきく。って具合、だねえ



アストレア:…。



0:バグテリア



デザート:ここで思い返して欲しい。中央の決まり文句。



デザート:そう。正義だ。



デザート:私は思った。これの何が正義なのか?と。異常体は異常体を殺し、人類へ平服した。



デザート:私の価値基準の中で、それは正義ではなかった。だから私は異能教会を抜け、バグテリアに住み着いた



デザート:800年もの間。この瞬間を待った。君達へ、真実を伝えられる瞬間を



デザート:なぜ今か。と言われれば。今が、そういう瞬間だからだ



デザート:異常体の世界人口は増加の一途を辿っている。



デザート:一度。冷静に考えて見て欲しい。生まれついて異常体として生を授かったものの事を



デザート:生まれたその瞬間から人ではない物と認知され、早くから中央に引き取られる。



デザート:親元離れた後は、それこそ殉死するまで、同じ異常体を殺す日々だ。



デザート:もう一度。冷静に考えて見て欲しい。後天的に、唐突に異常体になってしまった。きっと、皆の周りにもいた家族、恋人、子供、友人達のことを



デザート:つい昨日までは人として生きていた。そんな彼らは、次の日から人ではないと後ろ指をさされる



デザート:異常体の蔑称を、皆は知っているだろうか。知っているだろうとも。



デザート:「バグ」だ。



デザート:9年ほど前から流行しだしたこの蔑称を。皆が当然のように知っていて、皆が当然の様に言葉として誰かに放っている



デザート:信じられるだろうか。人類諸君を守る。我々異常体の蔑称が。バグだ。



デザート:中央政府のやっている事は。イタチごっこそのままではないだろうか



デザート:自ら増やした異常体を、自ら殺し、自ら迫害して、自ら反乱の種を巻いてはまた殺す。



デザート:そんな事を、450年も前から続けてきた組織の名前が、中央政府だ。



デザート:これが。果たして正義なのだろうか



0:息を吸った



デザート:―――否ッ!断じて、否ッ!



デザート:人類諸君が働き!遊び!愛される!



デザート:そんな平穏を作っているのは!守っているのは!誰なのか!



デザート:我々異常体だ!!



デザート:現代社会において、異常体の犯罪率が上昇している主な原因は、人類諸君が我々に行う迫害と、中央の独裁的人類統治!



デザート:我々は力に呑まれた化け物などではないッ!



デザート:ここで約束する。君たちは、人間だ。



0:中央政府



カルラコット:こりゃあまた、流石の演説だね



ビットマン:ああ。心揺れるわ普通に



アストレア:…っ。デザート…!



ビットマン:狙撃班。状況を



アストレア:ビットマン…!?何をしているのですか…!



カルラコット:私が手配した。万が一の時、デザートをその場で射殺さえしてしまえば大将首は一先ず獲れる



アストレア:この場で射殺すれば!民衆からすればデザートの発言全てを武力行使でねじ伏せる行為と見なされます!



ビットマン:だからなんだ



アストレア:分かりませんか…っ。貴方のほどの優秀な方が…!今射殺すれば、デザートの発言を肯定する行為になる、という事です…!



ビットマン:ハハァ。思ったより頭が回るじゃないか。アストレア



カルラコット:…



0:バグテリア



デザート:―――だから。私は世界を一新しようと思った。



デザート:ここに集う。協力者と共に。



デザート:まずは、我々バラエティ。次に、バグテリアにおいて名物となっている暴君坊、考察屋、狐男



デザート:最後に。異常体の人権確保運動を行う、小さな英雄達。



デザート:赤い林檎の諸君。



デザート:今の話を聞いた君が。この世界は間違っている。そう、少しでも思ったのなら。



デザート:私と歩まないか。王道を



0:中央政府



ビットマン:狙撃班。構え



アストレア:ビットマン!許しません!その行為は、許されない…!



ビットマン:どの道中央が終わるのなら、デザートを殺してバグテリアを潰す。その後再び中央統治をやり直せばいい



カルラコット:最短で三年。信用が戻るまでね



アストレア:そういう話を、しているんじゃあないんです…!デザートの言葉を肯定する!その意味は、その行為だけは、許せません…っ!



ビットマン:信用は三年で戻る。カルラコットがそう言った



アストレア:…。ビットマン・ワイス。監督武官命令です。狙撃班を下げなさい



ビットマン:誰に命令してんだおい。バグやろお



アストレア:マーリーンの作った、この組織を陥れる行為だけは、許しませんよ。



ビットマン:怖い顔だな。凶器を持った、人間の目だ



0:バグテリア



デザート:正義を貫くためならば。私の命は惜しくない。



デザート:世界を一新する為には、必要なのだ。君達の力が…!意思が…!信念がっ!



デザート:鉄と血を贖ってでも、全うすべき正義がある…ッ!



デザート:だから私は、今。こう言おう…ッ!



0:中央政府



ビットマン:言わせるかよ。



アストレア:ビットマン!!



0:バグテリア



デザート:バグテリア法外特区の国家独立を、ここに――――――



0:中央政府



ビットマン:狙撃班。



アストレア:―――っ!LANCEランスッ!



カルラコット:Espadaエスパーダ



0:異常性は発動しない



アストレア:(M)…?何を、しようとしていた?攻撃意思が剥奪された。異常性が発動しない。使おうと、私は確かにそう思った。まるで、思考が解かれた様に――――



ビットマン:――――撃て!!



アストレア:…っ!!ビットマン!!!



0:バグテリア近郊



カルビス:了解だ相棒。デザート・D・クラウンを、撃ち抜く



0:『アストレア、ビットマン、カルラコットOUT



0:セノ、アレジ、リットンIN』



0:『発砲音』



デザート:―――――――――ごほっ。



デザート:(M)…胸部を狙った。一発の銃弾が、私の心臓を貫いた。良い、腕だな。



デザート:(M)ああ、視界が、ゆっくりに見える。死にはしない。



デザート:(M)そうわかりきっていても。やはり、何度体験しても、やはり



デザート:(M)血が出るのは。痛いものだな。



デザート:…ごほっ。ああ、やはり、撃ったな。見事、天晴だ…。



デザート:―――カルビス・ラングナー…。



0:デザートはその場に倒れた



デザート:(M)民衆の声が聞こえる。悲鳴だ。マイクのノイズ音が響いた。私が倒しからだ。ああ。やっと。やっと会えるんだな



デザート:(M)アストレア。



0:『デザートOUT。カイIN』



リットン:旦那ぁ!!!



セノ:はははははははははははっ!デザート撃たれてんじゃん!めっちゃうけるねっ!



リットン:笑ってる場合かよっ!本当に死ぬぞ!



セノ:死なないよぉ、だってさっき彼、800年生きてるって言ってたじゃん



リットン:信じられるかっ!



セノ:僕は信じるよ。他の誰でもない、僕だけは、信じてる



リットン:くそっ!話にならない!おいバラエティ!旦那を早く運べ!こんな時期に主将が死んだってんじゃ話にもならない!



セノ:さあ。ゾロゾロと、中央エリアに人が集まってきたね。



リットン:っ。次は何の話だっ!



セノ:いいや、そろそろ。ゾクゾクと、何かが来る気がする



0:口を開いた



アレジ:SCRAMBLEスクランブル



セノ:…?アレジくん。一体何を――――



リットン:………は?



リットン:なんだあれ。なんだあの黒服の大群は。バラエティじゃないな。



リットン:急に。転移してきた…!



セノ:ぷっふふっ…!



リットン:あれ全部。中央政府職員かよ…!!



セノ:ぷっはっははははははははははははははははははははははははは!!アレジくんっ!きみぃ、初めからこれを狙ってたのかい!?だとしたら天才的だ!天災的に面白い!!



リットン:赤い林檎…!!何を考えている!!



アレジ:デザートはああ言ったけど。僕からすれば。中央も。あんたらも



アレジ:みんな。有罪だ。



リットン:…っ。裏切ったのか…!



アレジ:いいや。君たちを殺すつもりない。ただ単に、自由で在りたいだけなんだ



リットン:待て!どこに行く!逃げんな赤い林檎!!



アレジ:またね。SCRAMBLE。



0:アレジどっか行く



リットン:おい!!くそっ!ふっざけんな!!



セノ:はぁーあ、面白い面白い。面白いなあ!もう!最高に最高に面白いじゃないか!もうもうもうもう!



リットン:狐男は黙ってろ…!どーすんだあの大群!どうやってやり過ごす!



セノ:えー?これはもう、ぶつかってみるしか無いよねえ?前面的、衝突、だよねえ??



リットン:こんなイレギュラー的な戦争があるか…っ!



セノ:はははっ!これだからリアルタイムはやめられない!それじゃあリットン、僕も行くよ



リットン:は…!?お前までどこ行くんだよ!



セノ:映画鑑賞、かな。そんじゃねまた後でね〜



リットン:あああもう!くそ!なんなんだ!なんなんだよ!どいつもこいつも!



0:『リットンOUT。アストレアIN』



0:場面転換



0:バグテリア、某所



カイ:…なんだこれは。どこだ。



カイ:(M)さっきまでホトバシさん達と中継を見てたはずだ。ここはどこだ。なにか、目印になるもの。店の看板、電柱、なんでもいい、なんでも――――



カイ:…バグテリア、法外特区…?



0:場面転換



セノ:さあ!さあ!さあさあさあさあ!超絶突発的に始まりました!!いつか来るとは思ってたけれど、こんなサプライズがあるだなんて!これだからやめられない!



0:バグテリア某所



アレジ:あー。あー。聞こえてるかな。



アレジ:さあ!赤い林檎の諸君へ!中央政府職員は全員無事持ってこれた!カルビスが総出撃の合図で中央に待機させてくれてたお陰だねっ!



アレジ:あとは、バグテリアも、中央も、全部叩く!



アレジ:僕ら赤い林檎の、大胆不敵、大掛かりな解放作戦だっ!



アレジ:―――さあ。どいつもこいつも。有罪だ…っ!



0:



セノ:カードは出揃いまして〜!解放者!審判者!化け物達に裏切り者!締めくくるは復讐者!



0:



カイ:(M)こんな事を、しでかす異常体を。俺は一人しか知らない。



カイ:(M)片道約150kmの瞬間転移の異常体



カイ:……。やっぱりお前だよな。アレジ。



0:『カイOUT。アインズIN』



アレジ:(M)一瞬。ほんの少しだけ。きっと気の所為だと思うけれど。君の姿が見えた気がするんだ。



アレジ:(M)いいや。気の所為だろうが。なんだろうが。君は絶対に。ここに居る。



アレジ:……。だろう?カイ。



0:場面転換



セノ:そこに絡む逃亡者も気になる、バニーとバタップの因縁も捨て難いし、やっぱり何より、君達



0:バグテリア某所



アストレア:……。



アストレア:(M)ビットマンの謎の言動。瞬間的なバグテリアへの集団転移。それぞれランダムに飛ばされてきた。



アストレア:(M)しかし、メリットが見当たらない。今、この瞬間私たちを飛ばす意味が。分からないことだらけですが。



アストレア:(M)なってしまったものは仕方がない。



アストレア:(M)私は、私のするべきことをする



0:通信機を手に取った



アストレア:全執行部職員へ通達。謎の集団転移により、バグテリア法外特区へ飛ばされました。



アストレア:皆、落ち着いてください。電撃的ではありますが。



アストレア:バグテリア攻略戦を。開始します。



アストレア:各々、作戦班との合流を測りつつ、バグテリア勢力の殲滅へ動いてください



アストレア:以上、命令を遵守しなさい。



0:通信終了



アストレア:――――いよいよ。ですか。デザート。



0:場面転換



セノ:楽しみだなあ、わくわくするなあ、何から、どこから見ようかなあ!こんなに楽しいイベントはない!



セノ:じっくり、後から、誰が何を言ってどう死んだか、暗唱できるまで、見直そう!



0:バグテリア某所



アインズ:おー。おー。本当に飛んできた。



0:



カルビス:さあて。相棒も飛んできた頃だろ。



0:



アインズ:始めるかあ。仕事の時間だ



0:



カルビス:さあ相棒、なにもかも



0:



アインズ:ぶっ壊そう。



カルビス:ぶっ壊そう。



0:



セノ:時間は午後を指しております!



セノ:再びやって来ました!!待ちに待った



セノ:――――異能力者達の、午後が



0:『異能力者達の午後』


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