表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こんな世界の非日常  作者: 作神さん
別れと出会い
1/7

別れと不安

 小説とか書くのはじめてで少し心配です。主人公は秀才ですが、自分は頭いいわけではないので…

 父さんは…僕が殺してしまった。あの力を使ってしまった代償なのか…


「ごめんなさい…父さん…僕のせいで」


「ははは…お前は悪くない…俺が利用した節がある、お前はよくやった!胸を張れ!」


「でも僕が…予知夢なんて使っても父さんを守れなかった!」


「いいんだ…結果多くの人を救えたじゃないか!それでいいんだ!警官として誇りに思う」


「よくないよ!だって…父さんが」


「泣くな陽太(ようた)!俺もこうしようと一緒に決めたことだ、必然的だったんだ、俺もお前も救える人がいるなら救いたかったんだ!」


「わかったよ父さん…今までありがとう…母さんに伝言はある?」


「そうだな…遺言書は書いた、母さんにはよろしく伝えてくれ」


「わかった」


廊下から大きな音が近づいてきた。この病室のドアが開いた。


「あなた!今夜が山場って本当なの?!」


「母さん…病院では静かにして」


「あっごめんなさい…あなた…今までありがとう。お疲れ様でした。」


「こちらこそありがとう…陽太のことは頼んだぞ…」


「わかったわ!任せなさい!」


「父さん!!」


「もう心配するな……陽太、桃花(ももか)…今まで本当にありがとう!強く生きる…んだ…」


父さんは笑顔で息を引き取とり、僕たちは泣いた。 あれから予知夢は見なくなった。理由はよく覚えていない。


 そして月日はあっという間に過ぎた、落ち込んでいる暇なんて無かった。 高校受験を控えていたからだ。


「それじゃあ母さん先行くね!行ってきます!」


「もう?行ってらっしゃい、今更だけどあの高校で本当に良かったの?」

「母さんも納得してくれたじゃないか」


「そうだけど…怪我しないでね!」


「はい!行ってきます!」


無事に高校に受かった。新しい生活リズムを整えないと、交差点で止まっていたら向かいの中学生の話を聞いてしまった。


「この近くに少し変わった私立高校があってな、変な生徒しかいないんだってさ!」


「まじかよ…俺絶対そこに入らねぇ… なんて名前の高校?」


「山岡高校だったような?」


「曖昧なのかよ」


気にしない気にしない、でも山岡高校はあってる。


「おーい!陽太ー!」


こちらに向かってきている彼は親友の中庭光青(なかにわこうせい)、中学の時一人でいた僕を友達の輪に誘ってくれて嬉しかった… 今はよく僕の後ろをついてくる…安全らしい。


「光青久しぶり、何も高校までついてこなくても」


「久しぶり!あの高校近いし面白そうなことになりそうな予感があるし、俺の勘がそう言ってる」


「それは不安だ」


「俺は永遠の中二病だからな!」


「じゃあ行くか」


「行こう!」


 僕の名前は鬼塚陽太(おにづかようた)、父さんのような警察官を目指している高校生。校訓に惹かれて私立山岡高校に入学する。面白い予感…光青の勘はよく当たる…不安だ…

 こんな作品を閲覧頂きありがとうございます。今後も自分の考えを出せるようにやってみます。暖かい目で見守ってくれると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ