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転生するのも楽じゃない!  作者:
第二章 転生
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地下12階〜17階

## 地下12階・1日目 ##


階段を下り、今回も同じ様な草原に大量の(ベー)鹿(ディア)(ウルフ)…ナドナド

色は黒や赤黒が多く、狼は黒ですかね?時々他とは違う青系の魔物が混ざっています。


「お父様、青い魔物がいますけど、種類が違うのですか?」

「ああ、アレは上位種だな。基本魔物は黒から赤→青→銀→金→白と強くなって行くんだ。黒が下位、青で中位、金で上位種だ。この前の赤陸亀みたいに赤くても中位クラスの魔物もいるから、一概には言えないが大凡の目安にはなると思うぞ」

「分かりやすくて便利ですね」


お父様に魔物の常識を教わりながらも、全方向風魔法を発動します。勿論、お父様とレッド君には結界を張ってありますとも。切り刻んでは大変です。

後は、お父様が残った魔物を個別に撃破して、その間に私がアイテムを集めます。流石に2回もアイテムに埋もれたりしませんよ!



 ## 地下16階・1日目 ##


 草原は地下15階まででした。

15階の階段を下りると、草原の先に森が見えています。

現れる敵も、ベアー、リザード、ゴブリン、ウルフなどで、攻撃力もそこそこ強くなっています。

と言っても、やってる事は変わりません。精々風の刃に込める魔力が倍近くに跳ね上がった程度です。お父様曰く、通常の魔術師でも一度打てるか打てないかの、大魔法と言われる物らしいです。消費魔力は数分で回復すると言ったらジト目で見られました。以前にも言った通り、体力や魔力はパーセンテージで回復するので(総魔力×0.001/分)、膨大な魔力を有する私は回復量も膨大なのです。


## 地下17階・1日目 ##


 階段を一つ下りた私は気が付きました、森の中は水魔法が便利です!

木が多くなり過ぎて風魔法だと周りが倒木だらけになってしまう事に、遅ればせながらに気が付きました。火は燃えてしまうので却下、土は地形がグチャグチャになってしまうので却下、結局は水魔法で全て押し流しながらダメージを与える事にしました。



【水よ!】


津波のような水が二重、三重に重なり押し流していきます。


「はぁ…………」


お父様が何やら深い溜息を吐いていますが、無視です無視!


「お前、それ、水の上級魔法だろ?【グロスヴァーク】とか言ったか?確か、魔力が一撃20万…それを続けて3発……大魔術師と言われる奴でも魔力が枯渇するレベルだぞ」

「私の魔力量、教えていませんでした?」

「異常だってのは知ってる」


再びお父様が溜息を吐いたタイミングで青い目をした大きな熊が襲い掛かってきました。


"ガン!"


まぁ、結界に阻まれるのですがね。

お父様が嬉々として倒しに向かいました。私はアイテム回収に向かいます。あら?アイテムと魔石に混じってキノコがたくさん採れました。魔物と一緒に流されたのですね。


 私の持つ知識はとても偏っていて、薬術や錬金術に必要な植物や鉱物といった物は問題なく習得しているようです。魔物の知識だけ少ないのです。何故でしょう?アイテムの知識は有るので、それで問題無いという事なのでしょうか?うーん、知識と知識の間を埋める作業が大変そうです。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 転生チートものでチート入手のために云々っていう話はちょくちょく見かけますが、地球の学問を勉強してテスト! なんていうのを初めて見ました。 今のところは無いようですが、そのうち地球の知識その…
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