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転生するのも楽じゃない!  作者:
第一章 転生の間
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転生先の条件

 取り敢えず、転生するかどうかを問われています、うーん…


「因みに、転生したら赤ちゃんとか?」

「あー、転生先はこれから見つけるので何歳になるかは分からないのよ。上限10歳の決まりは有るからそれ以下の年齢なんだけど…」


見つける?頭にハテナマークを付けてみました。


「これは転生が決まってから説明する事なんだけど…まぁいいか!」


良いんですか?


「貴女が転生を決めたら、転生先を探し始めるの。転生先の条件は…」


1.10歳未満で不慮の事故亡くなっている事

2.同性である事

3.五体満足である事

4.それなりの運動能力がある事

5.それなりの容姿である事

6.婚約などの制約がない事

7.両親が健在でそれなりの財力がある事

8.両親が転生を了承している事


え?厳しすぎない?そして、死人に入るの?ソレ怖いのですが…


「細かい条件は他にも色々有るけど、ザッとこんな感じかな。何か質問ある?」


あるある!大あり!!


「私、死体に入るの?」

「あぁ……それね…正しくは死ぬ寸前で時間停止をかけて、魂を入れ替えるのよ。で、同時に全身フル回復させるから厳密には死人じゃないのかなぁ?」

「なるほど…」

「大丈夫よ、貴女も一旦眠らせてから行われるから目が覚めたら全てが終わってるわ」


 なら、まぁ、良いのか?良くない気はするが、あれこれ言ってもシステムなら変わらないのでしょう。


「分かったけど、その条件は厳しすぎない?見つかるの?」


「ねー、もう、無理でしょうって思うよね〜。年単位で待機時間が有るから覚悟してね」


「え?マジ?」


「マジマジ!過去には5年って人もいたから…」


いやいや、目を逸らして言わなくっても…私、アラサーになりそうですが?!アラサーの精神で10歳児とか、無理なのですが!それでなくても現在24歳の私が10歳以下になるなんて精神がゴリゴリ削られるのに…


「私、5年もボーと待つの無理」

「それは大丈夫!待つ間にする事は山盛り有るから!」


 な、何やらされるの?それはそれで怖い!!


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