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YouTuber 青星声ver.1 ~水橋拓真は選ぶ~  作者: わ→たく。
【YouTuberになりました】
7/50

コンビニで一番いらないものは何? これを置いて欲しいものって何? 選手権 後編

 次にここからはオリジナル動画となるコンビニでこれから置いて欲しいと思うもの選手権。

 コンビニでいらないもの選手権はソラトさんから始まったので今回はいつも通り僕から始まった。

 「僕がコンビニで置いてほしい商品は酔い止めです。 僕自身結構乗り物酔いするほうなので酔ったときに大抵すぐ近くにあるコンビニに置いてあれば症状も軽く済むと思うからです」

 あー。

 とさっきの選手権から僕の紹介する商品への反応が薄いのがとても気になる。

 もしかして、真面目すぎたかなぁ?

 「俺はズボンかな? 最近のコンビニは下着類とか売ってる所あるけど、ズボンはどこを探してもない。 下着売ってるのにその上がないのは残念かなって」

 たしかに、全身濡れて下着はコンビニで買えても下着を隠すものがなければ捕まっちゃうし、新しく買った下着の上に濡れた服を着るものどうかと思うからズボンも必要だと思う。

 「私は割り箸かな。 お弁当とか買うと割り箸って付いてくるけど大人数でのパーティーの時とかに「あ、お客さんの箸がない」ってなった時用の橋が見当たらなかったから箸かな」

 スーパーでカップ麺を大量買いした時にそれと同じ数だけ割り箸をもらえなかった時とか予備で割り箸は結構必要な時はある。

 これは全て必要すぎて甲乙付けづらい。

 本当なら本気で悩みたいところではあるが、直感で選ぶことにした。

 「決める前に一ついい?」

 珍しくソラトさんが自分から発言をした。

 これはトランプ以来かな?

 「ミズタクの酔い止めって、あのコンビニでは売ってなかったけど他のコンビニだと売っているところもあるよ。 薬自体、薬剤の資格だったかな? そこらへんの情報はあやふやだけどそこらへんの資格がある人がいれば売れるとか前に聞いたことがあるし。」

 ・・・・。

 はい。

 僕は称号をもらえなくなりました。

 ま、まあいらないけどね。

 履歴書にもかけないし。


 「ミズタクが灰のようになっている中申し訳ないけど投票するよ。 決め方はさっきと一緒でいいよね? いくよ? イッセーノッセ」

 「ちょっと待ってください」

 投票が始まる前に灰から戻った僕が待ったをかけた。

 「僕の薬は他店のコンビニには置いてあるそうですが、ナッツさんの割り箸も僕がバイトしているコンビニにはありますのでこの企画はソラトさんの一人勝ちになる気がするのですが・・・・」

 初めの方は勢いがあったが、どんどん勢いが落ちて最後の最後には自信なさげになっていた。

 割り箸がコンビニにも売っているということでこの称号はソラトさんのものになりそうだ。

 「こんな形になるとは予想してなかったけどどれも必要って事だよね? ってことは、さっきやったコンビニでいらないもの選手権も人によってはいるものだったりするわけだから、コンビニに置いてある商品でいらないものはなく、もっと品数を増やして欲しいってことが決まりましたので、う〜ん。 よし。 短い間ですが、ミズタクのコンビニでいらない物当てたで賞は白濁ということでバイバイ」


 履歴書には書けない賞だったが、白濁されてしまったしソラトさんの一人勝ちはどこかに行ってしまったりと結局この動画はなんだったのか。

 やっている本人たちもわからなくなってはいたが、楽しければそれでよし。

 そういえば今日は変装しなかったな。 もう変装しなくてもいいかな。



☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆



 YouTuberというものがなんなのか未だにわからない。

 しょうもない動画を出しても再生回数稼げるYouTuberもいる。

 たくさん案を考えてこった動画を作ったとしても再生回数を稼げないYouTuberもいる。

 両者に属さないYouTuberもいる。

 自分たちがどこにいるかすらわかってないが、今僕たちにも一つわかることがある。

 視聴者さんからすれば心絆(ここな)さんが可愛いから?

 吉野(よしの)先輩がかっこいいから?

 僕たちは少しずつ有名になれて、僕は今ここにいるなんて思いたくない。

 決して一人の力ではなく三人が一緒だったからここまでこられたんだと僕は胸を張って言いたい。

 少なくとも今この間だけでも・・・・。


 「しゃぁ〜! どうも皆さんこんばんは青星声のココナッツと」「ソラトと」「ミズタクだ」

 「いつもは十九時半に投稿しているのですが今日はこの動画を見てくださっている視聴者さんにお伝えしたいことがありましたのでこの時間に投稿させていただきました」

 早く投稿したのにはとてつもない理由があった。

 「何とか本日の十五時にチャンネル登録者数を見たところ何週間か前はやっと数千人だったのが・・・・」

 生唾を飲み込んだ音が響いた。

 「位を一つ超えました!」

 「と、言うことは?」

 「チャンネル登録者数一万人突破いたしました! ありがとうございます。 まさか私たちのチャンネルがこんなにも多くの方に見てもらえるなんて本当にびっくりしたよね」

 どの動画を上げてから伸びたのかは分からないがコンビニ動画を上げてから数週間で数千から位を上げるところまで来れるとはまったく予想もしていなかった。

 部活中に先輩方が卓球場に走ってきて拓真いる? と息切れをしながら来た時は何事かと思ったがこんなうれしい報告をもらえるとは本当に思ってもいなかった。

 部活の仲間にも「え? この人大丈夫?」って見られるほど体の奥から「うぉぉぉおおおっしゃぁぁぁあああああ」と声を出すほど嬉しかった。

 「どの投稿からこのようになったんかとか色々知りたいと思ったのでこの動画のコメント欄に自分の好きな動画やチャンネル登録をしてくださったきっかけの動画を教えてください」

 動画内ではただ興味があるので聞きたいという感じで聞いているが、これは動画外ではバトル中だ。

 ナッツさんの案の動画が多いがどの案の動画が人気なのか勝負をして、一番票数の少ない案を出した人が一番多い票を獲得した人に一週間後の集計の時の夕飯は奢る勝負をしている。

 ナッツさん案の動画が多いため集計結果割る二をした結果で戦うことになった。

 その勝負は別としてもチャンネル登録者数が上がったのは嬉しいがその分、一つ一つの動画に重みが重なってくると思うと緊張感が走る。

今回も読んでいただきありごとうございます

しゃぁ〜! どうも皆さんこんばんは作者のわ→たく。だ。

青星声の冒頭挨拶のように挨拶をして見ました。ハズカシイ。

たまに家で1人で挨拶していたりする時に限って誰かに見られているんですよね。なんてタイミングが良いんだこと。

作者もコンビニでのバイト経験ありますが売り場にあるが売ったことはない商品って何個かありますよね。

本当に必要なのかと思ったりしますが私には必要ないかもしれないですが他の人は必要かもしれないですよね。

だから不必要なものなんてないんですよね! なんて自分で書いていて気付いちゃいました(笑)

せっかく書いたのだからと思い切って投稿しましたがどうでしたでしょうか?

それではまた明日お会いしましょう。

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