八十:二十:〇
投票で時間がかかるため次のコーナーに移った。
まあ色々とやってこの番組の新コーナー『知ったかぶり』のゲームコーナー。
「このコーナーを簡単に言うと、お題を引いてそのお題の内容を相方に伝えるコーナーです。 一分間、知らないお題には知ったかぶりをしながら伝えて、知っているお題には知ったかぶりをしているように伝えます。 そのあと一分間の質問タイムがあったのちに、知ったかぶっているのかいないのか見破れたらポイントが入ります。 一年間の成績でポイントが少ない方には罰ゲームがあるそうです。 罰ゲームはYouTubでおなじみのアレですよ。 と言うことです」
「それでどういうルールだっけ?」
今。 まさに今説明したじゃん。 いのっちゃんは罰ゲームのせいでルールが吹っ飛んじゃったよ。 あれって何? 辛いの私無理だよ。 なのオーバーリアクションでこの現場にいる人たちが一気に笑い出す。 この放送は映像なしのラジオだからリスナーさんには面白さ半減かもしれないけど・・・・。
こう言うのは現場にいる人たちの特権だよね。 羨ましいだろー。
もう一度ルールを説明したのちにゲームを始めることにした。
「じゃあ私からやって良い? ありがと♡」
え? なに? ときめいちゃうんですけど。 ある芸人んさんが決め台詞としていってたけどこのセリフ言いたくなったから心の中で、精一杯大声で言わせてください。
「惚れてまうやろ〜」
心の中で叫んだだけだからね。 だからね。
「私が引いとお題は『スカイスターズ』です。 あ、もうこれは知ったかぶってるか知ったかぶってないか簡単にわかるやつですな。 スポンサーさんだからねー」
もうここから演技は始まっているのかな?
まあ僕の好きな球団だから違うことを言えばすぐわかるけどね。
ゴメスさんが一分間タイマーをセットした。 プレゼンターみずからタイマーのボタンを押してプレゼンテーションが始まった。
「はい。 まず『スカイスターズ』はプロ野球の球団です。 しかも、このラジオのスポンサーです。 はい。 えー。 とても強い球団です。 はい。 えー。 若い女の子に人気です。 はい。 えー。 あ、うーん。 日本の四番がいます。 かっこいいです。 えー」
タイマーが鳴り響いた。
もうこの時点でいのっちゃんが知ったかぶってるか、知ったかぶっていないかは予想できたが、もしもこれが演技だったらと思うと難しいなこれ。
「それじゃあ質問タイムね。 なんでもどーぞ」
僕が質問したいのは二つある。
「まずは、強い球団だといってたけど昨年の順位は何位だった?」
いのっちゃんの顔が引きつった。
「そりゃー一位に決まってるじゃん。 強い球団だよ? もー何いってるの」
ふむふむ。 そうですか。 そうですか。
「最後にもう一つだけ。 日本の四番がいるといってたけどなんて名前の選手ですか?」
いのっちゃんは大きなため息をついた。
「こんな簡単な質問しかしてこないの? もう。 私のことなめすぎてない?」
これは時間稼ぎに来たか? 答えがわからないから適当なことを言ってたぶらかす作戦だな。 ってことはいのっちゃんはスポンサーである『スカイスターズ』のことを少しも知らない知ったかぶりってことかな。 こりゃあ簡単なゲームだな。
いのっちゃんのたぶらかしにより質問時間が終わってしまった。 まあもう答えが出ているから良いんだけどね。
「それじゃあ当てちゃうよ?」
どうぞ、どうぞとニヤニヤしながら僕のことを見つめてくるともしかしてと思ってしまう。 ってか、
「惚れてまうやろ〜」
また、心の中で叫んでしまった。 そりゃあ可愛い女子に見つめられてドキッてしない男子なんていないでしょ!
気を戻して『スカイスターズのことは知ったかぶり』と回答した。
「ぶっぶー。 知ったかぶりの振りでした。 シッタカブッタように聞こえたでしょ? でしょ?」
いのっちゃんって野球に興味がないんじゃなかたっけ? その情報もあったから知ったかぶりかと思ったんだけどな。
「さっき昨年の順位を聞かれたけど一位って答えたのはわざとだよ〜ん」
うっざー。 でもかわええ。 この勝ち誇った笑顔を見れるのは僕だけなのは嬉しいけどやっぱりうっざー。
「プレゼンの時に『えー』とか『はい』とかいっぱい言ってたから知ったかぶりかと思ったわ」
ニヒヒ。 とキレイな白い歯を見せながら僕に向けてピースをする。 はい。 もうお腹いっぱいです。
僕のプレゼンもいのっちゃんは当てることができずポイントは両者一ポイントずつもらった。
僕のプレゼンが終わるとちょうどさっきリスナーさんにアンケートをとっていた『スタンダード対決』の結果が出たみたいだ。
結果は醤油派:塩派:マヨ派=八十:二十:〇で圧倒的に醤油派が多かった。 マヨネーズへの投票は〇パーセントだったのは面白かった。
いのっちゃんは
「みんなわかってない。 ゆで卵も塩で食べるでしょ? それと一緒だよ」
と納得のいかないご様子だが、ゴメスさんがゆで卵はマヨネーズと言ったときには「だからその体型なのね」とゴメスさんの痛いところを的確について納得していた。
初回の放送が無事に終わった。 初の生放送(YouTuberの時は何度かやったが、芸能界では初)で初めの方は緊張したが大好きな先輩と一緒にやっていたからか次第に肩の力が抜けて楽しかった。 生放送の他の番組、例えば昔の有名な発明家の名前のラジオ番組も出て見たいな。
しゃぁ〜! どうも皆さんこんにちは作者のわ→たく。です。
初回から言い合いができるラジオって馴染みやすくて個人的には好きですね。 まあこの2人にとっては初回放送って感じではないと思いますけど(笑)
それではまた明日も読んでください!




