表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
YouTuber 青星声ver.1 ~水橋拓真は選ぶ~  作者: わ→たく。
【毎週投稿始めました】
18/50

色んな人に知ってもらえるチャンス?

 コラボから三日が経った四月二十五日火曜日。

 今日は僕の誕生日。 

 今日の動画はあのコラボ動画だ。

 Cantoさんもメインチャンネルも同時日に動画を上げることになっている。 

どの動画が一番多くの再生回数を稼げるかは目に見えているが、Cantoさんの視聴者さんが数人でもメインでもサブでも見にきてくれたら最高である。


 一週間後、青声星メンバーで撮ったふつおたのみの会をあげる前に再生回数を見に前回のラジオを見た。

 あれ? 

メインチャンネルの再生回数、Cantoさんのメインチャンネルの再生回数を見た。

 見間違いではない。

 どのチャンネルよりも再生回数が多かった。

 そして、一週間でチャンネル登録者数が五千人も増えていた。

 と言うことは投稿始めた時のチャンネル登録者数は約二万人だったが、五月始めのチャンネル登録者数は約三万人。

 一ヶ月で一万人ほどの視聴者さんがチャンネルを登録してくれたらしい。

 でもどうしてこんなにも再生回数にチャンネル登録者数が上がったのだろうか?



 四月二十五日から初めての日曜日。

 地上波のラジオでこんな話で盛り上がっていた。


 「みなさん、こんばんは水輝伊乃(みずきいの)です。 第三十一回目です。 四月もこれが最後ですよ。 新入生の皆さんや新社会人の皆さんはもうだいぶ慣れてきたんじゃないでしょうか? 一ヶ月経つの早いねー。 あっという間に学生なんて終わっちゃうから気をつけてくださいねー。 それではやっていきましょう。 水輝伊乃に任せなさい。 今夜もあなたに任されたい」

 人気声優で僕が好きな声優さんのラジオだ。

 このラジオは毎週日曜の夜十時からやっていて毎週欠かさず僕は聞いているのだが、今日はバイトで聞き逃してしまっていた。

 そんな今日のフリートークに限ってこんなことを言われるとは思ってもいなかった。

 「近況としましては、最近よく移動時間とかでYouTubeをよく見るようになりましたね。 最近『あお』『ほし』『こえ』って漢字で書いて『せいせいせい』って呼んでいるYouTuberにハマってまして、特にそのチャンネルのサブアカウントの青星声miniの毎週火曜日に投稿されているラジオが個人的にハマってます。 このラジオのパーソナリティーが・・・・ってこれ話していいのかな? ちょっと怖くなってきたんでやめますけど個人的にこのラジオおすすめなんで一度聞いて見てくださいね。 これ怒られないよね? 大丈夫そうならいいですけど。 それじゃあお便り読みーーーー」


 また、他のラジオでは


 『吉乃(よしの)小春こはるのレディーオ!』

 二つ目は人気声優ユニットであるsmall ladyがやっているラジオ番組でのリスナーからのお便りを読むコーナーでのお便りだった。

 「妄想の世界さんからいただきました。 ありがとうございます。 よしちゃん、こはるん、こんばんは。 突然ですが、僕はYouTubeが好きで色々なYouTuberの動画を見ています。 その中で気になる動画があったので紹介させてください。 あるYouTuberのサブチャンネルでやっているラジオのコーナーが『全くもってエロくないもん!!』をパクっていました。 その動画(ラジオ)では他のYouTuberの企画をパクっているといっているのですが、どうしてもこのラジオのパクリにしか聞こえません。 と言う報告でした。 それではお体に気をつけてこれからも頑張ってきださい。とのことです」

 「え? なになに? このラジオのコーナーの『全然エロくないもん!!』をパクったってことでしょ? 此奴なかなかなセンスの持ち主ですな」

 「此奴って。 でも、このお便りからするとこのYouTuberさんは他のYouTuberさんの企画をパクったらしいからこのラジオは何の関係もないのかもしれないね」

 「でも、似たようなコーナーやってるって一度聞いて見たいよね? どのYouTuberさんがやってるのかな? 何かのってる?」

 「う〜ん。 あ、これかな? なんて読むんだろう? 漢字で『あお』『ほし』『こえ』『mini』って書いてある」

 「『あお』『ほし』『こえ』『mini』? あった。 見つけたから後で二人できこっか」

 「うん。楽しみだよね。 どんな感じになっているのか先輩としてじっくり聴かなきゃ。 なんて、このラジオのリスナーさんだったりしてね」

 「リスナーさんだったら堂々パクったっていって欲しかったなー」


 ラジオでまさか自分が取り上げられているということを知らない僕は再生回数、チャンネル登録者数、グットやコメントが増えたのはとても嬉しかった。

 しかし、それと比例してバットやアンチコメントも増えていたので少し心配になっていた。




今回も読んでいただきありがとうごじます。

しゃぁ〜! どうも皆さんこんばんは作者のわ→たく。です。

この小説も地上波のラジオで取り上げてほしい!なんて贅沢は言いませんが1人でも読んでくださる方が増えてくれればとは思っています。

それではまた明日も読んでください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ