27.おっさんと【帝国】東部
一応、「訓練」「座学」「輸送」「巡回」が出たので、あと「管理」をやったら、「士官」になるクエストって流れの予定です。
■ チーリイ川 ■
【帝国】北部を流れる川
南部の物流の中心である大河を表とするならば 裏に当たる川
川幅はさほど広くなく水深も場所によっては人が渡れる程度である
東部のカルデラ湖から流れ込むこの川は冬も凍りつくことなく大事な水資源となっている
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ルーク不在に伴い、新たなメンバーが加入した。チャールイだ。先輩隊長のところにいた重装兵だが、そろそろ小隊の隊長になるということで、隊から離れ、正式な小隊が組まれるまで、うちで相談役になってくれている。
ちなみにジョブは【下士官】じゃなく【重装隊長】らしい、あくまで兵科を率いる際の命令系統上の5人長ってところか。
流石に、先輩隊長のところで、色々経験豊富で、聞けることが沢山あって、助かっている。
特に【輸送】任務の時なんかは、いちいち【古都】に帰るわけにも行かないし、本当に助かる。
おかげで、この辺りの地理も大分わかるようになってきた。
都とつく大きな街は、大河沿いにある。そこを中心とした、大き目の街が、北部にある。
【古都】なら、丘陵の【北砦】から東に山を登ったところにある【ガラー街】丘陵を川まで下って、川沿いを上流に歩くとある【ウシエーリ街】あとは、小さな村だか町だかがぽつぽつだ。
ちなみにそれらより東側は、魔物の住む地域とそれをさらに越えると【鉱国】だ。
大河沿いに下ると【旧都】、今の【帝国】の発祥の地だ。割と平原が広がっていて、カルトーシュと麦が作られている。
【旧都】北部には砦が一つと
その先には、黒い森と呼ばれる魔物の住む地域がある。
時折、黒い森から魔物が溢れてくるのだそうで、砦が防衛ラインになっている。
黒い森と丘陵地帯の間には、あまり高くない山が、ぐるっと一周めぐっていて間が盆地になっており、そこにも【カトラビ街】がある
その街を突き抜けるように、川が走っていて、山にぶつかった川は、山に洞窟を作っている。
【輸送】任務で、街や都を行き来しながら【巡回】任務を行っていると自然と出会う魔物の種類も増えてくる。
百足や、鳥蜥蜴だけじゃなく、猿やら、鼠やら、鳥やら、蟹やら、昆虫やらだ。
ことごとく白いけどね。本当に見えない。殺気なかったら確実に奇襲されますわ。
時折、人の住まない地域から、殺気を感じて警戒するも不思議と魔物が出てこないことがあるけど、それについては謎だ。
ただ、結構戦いの経験も増えてきたが、ルークがいないのが残念だ。
というのも<解体>持っているメンバーがいないので、討伐証明部位しか残らないのだ。
新たな装備更新は、出来ずにいる。
しかし、何気に背中にはショートソードを背負ってたりする。
教官がめっちゃ怖い顔で<小剣>取れって迫ってきたので、練習中です。もちろん腰には愛用のロングソードも装備してるけど。
もちろん、二刀流なんていう器用な真似が出来るはずも無く、いざ、武器を落とした時や、右手が使えない時用の緊急手段って感じで、練習している。
そのため、アビリティは、
主器 攻撃力が増す
補器 ガード性能が増す
両器 どちらの手でも扱いやすくなる
両器でっていうね。両利きじゃないんだ?とか思ったけど、まあ、そういう意味だと思う。
なんだかんだ、連携も様になってきているし、使える隊形も増えてきた。<戦陣術>も出来るだけ使うようにして、結構慣れたもんだ。
一人でどうにかなるとは思わないけど、うちの隊は、皆強い。
正直自分が一番弱い、必死こいて、防御するだけ。最近はチャールイ加入で防御すら出番が無い始末だ。
ニューター強くなりやすい説は嘘かもしれない。
いや、自分が普通に弱いだけだけどさ。
まあ、前より行動範囲が広がったってだけで、やることは一緒だ
クエスト受けて、こなすだけ。
それでも、範囲が広がるだけでも楽しくなるもんだ。
どこまで行っても雪しかないけど、ゲームの中にもいろんな人がいて色々生活している。