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ゲームあれこれ

あれは惜しい作品だった~「ヌルゲーマーの最近記」

作者: 久賀 広一

日頃からゲームをされる方なら、それほど珍しくないと思います。


「途中まですごい良かったのに、何でこんなことになっちゃったんだろう」

「全体的にクオリティは素晴らしいのに、どうも人にすすめる気にならない」


そんなもどかしい名作を、最近作者も何本か経験しました。

ここでは、特にそれが際立っていた、永遠なる日陰作(開発者さんに失礼!!)を紹介したいと思います!


まず一本目。


メジャーシリーズですが、「蒼き革命のヴァルキュリア!」

・・・これは、ショップに(当時)出入りしてて、見たことがない方はまずいないでしょう。


初弾「戦場のヴァルキュリア」にて脚光を浴びた作品群。


第一作があまりに面白かったために、続く『2』、『3』の型落ち感がいなめなかったという・・・。

(それでも3は、オープニングからのドラマ性が良く、ファンタジー特有の余韻がしっかりとあった)


しかし、現在においての最新作、「革命」は本当に大変なものでした。


まずバトルシステムは素晴らしい。

新しく、スピーディーで、正直”スキル珠”(正式な名前は忘れた)装備はめんどくさかったけど、ザクザク敵を倒す新しい風を感じられました。


大将であるヴァルキュリア戦は、私が下手なためにイージーモードでしか撃破できなかったけど、問題はその行動ブレイク難度と、物語です!


難敵は、まあ動画で上手い方にまかせるとして、この作品の冒頭語りは、すごい泣けるんですよ・・・!


ざっくり言うと、「なぜ彼らは死ななければならなかったのか?」

というのを追体験していくゲームなんですけど、もう英雄としてまつられねばならない5人が、どうして国民に断罪され、その墓すらも「国土から出しちまえ!」と非難されるに至ったのか。


オープニングだけで作者は感激してしまい、「これは買い遅れた名作だ!」と恥ずかしくなったのを覚えています。


・・・でもねえ・・・進めていけば分かるんですけど、ほんとにシナリオが色落ちしてくるんですよ。


まず会話が長くて。

ムダに遠回しで、スパッと切り上げられる所をダラダラ続けて・・・

メタルギア・ソリッドシリーズでも「もっとテンポ上げてしゃべってよ!!」と思う時があるんですが(もちろんゲームはべらぼうに面白い)、「革命」もつらかった。


そのせいで、秀逸なアクションの方にまで不満が出てくるくらいでした・・・。


でも本当に、テコ入れが可能でそれが成功すれば、第一作に匹敵する称賛を贈りたかった作品です。



・・・長くなってしまったので、もう一本は光速でいきますね。



コアユーザーを激怒させた、伝説の『ナチュラル・ドクトリン!』



これは、眉をしかめた方もいるのではないでしょうか。

レビューでもネットでもさんざん叩かれた、もはや毒、いや妙毒のソフトと言っても過言ではないかもしれません。


まずシミュレーション戦闘が斬新!!


良く理解すれば「なるほど、やるなあ」というものなんですが、まだヒヨコ状態の時には「どんだけ敵のターンが続くんだよ!」と思わずPS Vitaを投げそうになる仕様なんです。


シナリオは・・・可もなく不可もなくですかね。(ネットではバンバン叩かれてましたが、まああれなら充分飲み下せる・・・)



ーー 誰かが、すごい良いことを書いてました。


あのゲームは「経験値”救済”」(いつもは死ねば無に帰す)と、あと二つ改善すれば、『名作』たり得ると。


残念ながらあと二つは、どこで読んだかも忘れました・・・!


それを教えられたときは、ほんとに稲妻が落ちてきたように「うおお!」と思いましたよ。

このゲームは名作だったんだと。



長々と語ってしまいましたが、誠にありがとうございました・・・!


最後にナチュラル・ドクトリンをした、本当の理由を明かしたいと思います。


あの作品のオープニング画面が、あまりに際立っていたからです。


ハードルを上げてしまったうえ、筆者とよほど感覚が近い方しか通じないかもしれませんが、とにかくタイトルコールの画面・・・だったかな? のが、相当 えるんです。


じぃ~っ、という感じの効果音とともに、3種類くらいの画面からランダムで選ばれ、これから始まる道のりを示唆する。


個人的には、お金と時間に余裕があるなら、あのタイトル画面の愛機をいつくしむ少女を観るだけでも価値があるんじゃないかと・・・!


いえ、責任は持てませんものね。


勝手な話にお付きあい頂き、深くお礼申し上げます。

また、ヌルユーザーに戻りますので・・・それでは謝辞と共に!






















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