第二十一話
緑が広がる景色の中に午前中だけ賑わう町がある。
隣に丘、近くには森林が多く、町へ続く道という道はない。
土が見えない地面を蹄が掘り返して、草を土ごと蹴り飛ばす。
強調された筋肉をもつ白い牡馬が人を乗せて草道を進んでいる。
白い牡馬は重々しい銀色の鎧を頭や背中に覆い、揺れる度に金属音が響く。
人も同じく選ばれた者にしか与えられない銀色の鎧を纏う。
左胸の中央に彫られたドラゴンが翼を広げて咆哮する絵。
同じ様な格好をしている白い牡馬と人が縦二列に行進している。
先頭を歩く二人の男の目的は違うはず。
一人は町だけを映していて、思い浮かぶのは権力。
一人は町以外に丘を見上げた。
短い金色の髪が風に揺れ、碧眼を細めて唇を強く閉ざす。
首に巻いたアクセサリーに目立つ深緑の宝石が強く輝きを増していく、彼が思い浮かべるものは何か。
緑の丘の上。
「騎士団ですわね」
シンシアは落ち着いた声で呟く。
隣には首を痛くしないと顔が見えないほど身長が高いアクセル。
その隣はシンシアと同じ背丈のイリス。
「そんなに指輪が欲しいのか、あいつらは」
「あーもう、しつこいなぁ」
呆れた顔で肩をすくめるアクセルと肩を落とすイリスは揃って目を細める。
シンシアはその場にいない誰かに囁かれ、ゆっくりと相槌を打っていた。
「空の方も不穏な動きがあるそうですわ。若いドラゴン達が何やら怪しいことをしているみたいですの」
「若いドラゴン?」
ドラゴンの見た目で年齢なんてわからない、アクセルは怪訝な表情を浮かべる。
「前に賊がこの町を襲ったとき、イリスさんの指輪から召喚されたリザードドラゴンが若いドラゴンのリーダー格だそうですわ」
深紅の鱗をもつ蜥蜴に硬い翼が生えた二足歩行のできるドラゴンを思い出し、アクセルは寒気を覚えた。
確実にアクセルの命を狙おうとしているのはわかっている。
「そういやそのドラゴン、悪夢がどうとか言っていたけどなんだ? 賊が襲ったのに皆無傷だったし、死人もいなかった」
不可思議な現象は未だ解決していない。
「ドラゴンは現実を悪夢に変更できますの。現実で起きたことを夢で起きたことに、記憶はそのままですけど」
呆気なく解決してしまった疑問にアクセルは軽く何度も頷く。
「そろそろ騎士様がやって来る、どうする?」
「当然蹴散らしますわ」
臨戦態勢の二人をよそにイリスは困ったような表情。
右手に赤い石が飾られた指輪を填めているが、武器という物を持っていない。
胸のどこかが締められて、脳内で波紋が揺れ動く。
「どうした、イリス」
見下ろしているアクセルに声をかけられ、イリスは口元を強く結ぶ。
用心棒として再雇用された彼。
「ううん、なんでもない」
首を振ってアクセルの袖を掴む。
肌と密着した黒いシャツを着ている為か、鍛えられた筋肉が目視できる。
頼りがいのある太い腕も掴み、イリスは微笑む。
首を傾げながらも余裕の笑みを浮かべているアクセルを見上げて、
「無理、しないでね」
一言、呟いた。
「ああ」
「のんびりしているとゴルバードに町を占拠されてしまいますわよ! 敵は多いですわぁ!!」
張り切るシンシアに二人は目を合わせて苦笑。
「こっちにはシルバードラゴンと誓約を交わしている巫女様がいるんだ。だから大丈夫、な?」
「うん、そうだよね、アクセルと違って凄く強いから!」
悪戯な笑顔を浮かべる彼女に、肩をすくめてアクセルは頷く。
丘を下りて、路地裏から町の入り口に到着すると、既に騎士団は門の前で整列していた。
騎士団団長のゴルバードは気味の悪い笑みを崩さずに眉を潜めている。
町に駐在している帝国兵は騎士団に背を向けて鈍く光る鋼の剣を町民へ。
商人達、貴族達が騎士団と帝国兵に厳しい視線を送っている。
アクセルはシンシアとイリスを後ろに下がらせて様子を窺う。
「庶民と下衆な貴族共、私達の邪魔をするつもりだろうか?」
ゴルバードの見下した口調と態度に、町民は怒りを煮沸させてしまう。
先頭に立つ貴族の男は落ち着いた表情でゴルバードと対面し、小さな目を細める。
「ゴルバード、町を混乱させるようなことはやめろ。何が目的で押し掛けてきたのだ?」
「指輪だ、紅玉に光る石が埋め込まれた指輪を帝都に献上する為に頂きね」
「紅玉の指輪? そんな指輪、どこにでもあると思うが、商人はなにか知っているか?」
商人達はお互いに目を合わせて小声で呟きはじめた。
心当たりがあるのか、貴族の男に返答する商人はいない。
イリスは右手を覆い隠し、アクセルの背に体を預ける。
「アン」
その場にいないはずの少女の名前を呼ぶと、壁と壁の間から音も無くローブを着た少女が現われた。
「イリスを連れて逃げろ」
「アンはイリスを連れていく」
感情のない声を大人しく発し、イリスの手を掴んだアン。
驚いている暇もなくイリスはアンと一緒に姿を消す。
「いいんですの? アンに任せて」
シンシアの疑問にアクセルは自信に満ちた表情で頷いた。
「あいつは裏切らない、お前だってわかってるだろ?」
目を丸くさせたシンシアはすぐに微笑み、小さく頷く。
「シンシア様が持っているあの指輪ではないのか、ゴルバード」
二人に気付いた貴族の男はシンシアの指輪を見て、ゴルバードに確認をするが首を横に振る。
「少し説明不足だったようだな、この町にいるイリスという商人が持っている。小娘を差し出せ、もし抵抗するのなら武力行使も辞さないつもりだが……いいのだろうか?」
不敵な笑みを零すゴルバードはアクセルとシンシアを視界に映す。
「シンシア様に対して随分無礼な態度だな、ゴルバード。団長といえど所詮騎士、私達よりも下位であるお前が一体誰の権限でそういうことができる?」
「確かに、ですが帝都は裏切り者を殺してもいいと仰っていましたな。この町にいる貴族は皆、裏切り者ではないだろうか、そう、裏切り者には……武力を使ってもいい」
ゴルバードが槍を構えると騎士は一斉に銀色の剣を取り出した。
副団長であるバスを除いて。
騒ぎ逃げ出していく商人と貴族。
先頭にいる貴族の男は槍の穂先を突きつけられても動かない。
あと少しで先端が喉を貫ける距離に槍があり、ゴルバードが押し込めば殺すことができる。
アクセルとシンシアも下手に動くことができず、とにかく武器だけを構えた。
「さぁシンシア! 小娘を差し出せ、さもなくばこの町を一瞬で焼き払うぞ」
完全な脅しであり、シンシアは唇を噛みしめる。
「シンシア様、応じてはなりません!」
「その前に少しだけ、どうしてイリスさんの指輪だけを狙いますの? 指輪はどれも一緒ですわ、わたくしのも、イリスさんのも」
「帝都は小娘の指輪を望んでいる、が、深くは知らない。まぁ所詮金銭的価値程度であろう。高価な物を欲しがるからな上流階級共は」
理由を知らない様子にシンシアは少しだけ息を吐く。
アクセルはふと、ゴルバードより後ろを視界に映す。
副団長のバスが姿を消していたことに気付き、周囲を見渡してみるがどこにもいない。
軽い焦燥感に襲われたアクセルだが、動くわけにもいかず貴族の男を救助する方法を探す。
「父様!」
どこからか少女の声が聞こえ、アクセルは思わず目を丸くさせた。
黒い日傘を手によたよたと歩く背の低い少女の姿に、シンシアも驚きを隠せない。
貴族の男は喉の穂先から目を離さないが落ち着いた表情を崩し始める。
「ニーナ! 何をしている?!」
娘だと瞬時に分かった貴族の男は名前を叫んだ。
怒鳴り声のような呼び方に体をビクつかせて、ニーナは体を縮ませてしまう。
「だ、だって帰りがおそいから、来てみたら父様が」
右肩に垂らした金茶色の長い髪に、ゴルバードは視線を奪われていた。
「これはこれは可愛いお嬢様、とても綺麗な髪をしている……貴方に娘がいたとは驚きだ」
目線はニーナに向けているが、穂先は未だ喉元にある。
「と、父様をどうするつもり? 騎士様はそんなことしないって学校で」
「学校で教わることなど大抵は都合の良い事。可愛いお嬢様にこれ以上変な知識を与えられないよう忠告しておこう、騎士は民衆の為に動いてはいない。我々は帝都の為に動いている」
上から抑えつけるように遮った言葉にニーナは口籠ってしまう。
シンシアは騎士のことに関しては言い返さず、黙っている。
「お前みたいな奴を屑っていうんだろうな」
横から発せられた声にシンシアは見上げ、後退りをしながら表情を覗く。
眠たそうに細めた蒼い瞳はいつもと変わらないが、アクセルの手には短剣が構えられていた。
「お前?」
今度はアクセルへ視線を変えて睨みつけている。
眉間に皺を寄せて、余裕も忘れた表情は手を震わしていた。
気付けば銀の穂先は狙いを外して貴族の男から徐々に離れつつあり、アクセルは軽く笑みを浮かべて頷く。
「そうだよ、お前のことだよ屑。お前以外にいないだろ」
「屑だと……き、貴様ぁ」
アクセルの挑発に頭を沸騰させているゴルバードに、背後で整列している騎士達は顔を合わせて呆れている。
武器は構えているが、襲う気も戦う気もない騎士達。
「ゴルバードだけですわね、戦う意志があるのは。残念ですけど期待外れですわ」
「ま、そういうことだな、と」
アクセルの手から放たれた短剣は空中で回転をしながら真っ直ぐに飛び、ゴルバードの左手を弾いた。
「ぬあっ!」
銀の鎧には貫通しない弱い短剣だというのに当たっただけで槍を落としたゴルバードは左手を右手で覆い、苦い表情を浮かべている。
貴族の男は急いで下がり、娘のニーナへ駆け寄ると病弱な体を抱き上げて胸に顔を埋めさせた。
抱き上げられた勢いで日傘は落ちてしまうが、ニーナは笑顔に涙を浮かべて安堵の表情。
「さ、指輪のことは諦めてくださいまし」
シンシアは左手に痛いほどに冷たい槍のような氷を作りだし、ゴルバードの体に目掛けて綺麗なフォームで投げつけた。
鋭く尖った氷は遠慮もなくゴルバードの胸部に直撃させるが、貫通することはない。
それでもぶつかった衝撃でバランスを崩したゴルバードは白い牡馬から落ちる。
「くそ、くそ、くそぅ!!」
情けない声と姿に騎士達は見ていられなくなったのか、顔を伏せたり、目を塞いだりして、何も言わない。
「そりゃ狼一匹に手を焼くわけだ」
「狼だとぉ!?」
勢いよく体を起こしたゴルバードはアクセルの言葉に反応して鬼のような表情で睨む。
「武術に関しては文句はないけどな、それ以外はバスの方がいいと思うぜ」
「き、貴様ぁ……まさか、あの時の」
アクセルは否定も肯定もせずにもう一本の短剣を構えて戦う準備をしていると、ゴルバードは次第に怒りから不敵な笑みに変えた。
「俺の腕を噛みがって、見つけた、見つけたよ、今度こそ殺してやる!!」
槍を両手に走り出したゴルバード。
いくらなんでも短剣では太刀打ちできないが、アクセルは突進してくるゴルバードを待つ。
力一杯に振り翳された銀の槍はアクセルの体に目掛けて縦一閃に振り下ろす。
槍は掠れることもなく硬い地面へ着地し、大小異なる石を抉り返した。
横へと回避を行ったアクセルは槍を片足で踏みつけて、右肘でゴルバードの顎を打つ。
鈍い呻き声と同時に首を後ろに反り返ったゴルバードは顎から鼻を手で覆い隠す。
「あれ、案外脆いか? 鼻血出てるぞ」
ゴルバードの手の隙間から零れ出ている赤い血にアクセルは思わず笑ってしまう。
「黙れぇ!」
アクセルの片足を振り払い、槍の穂先を前へ突く。
よろけたアクセルは態勢を立て直し、体を横に反らして穂先より前に出て、短剣の柄頭でゴルバードの鼻先を叩いた。
今度は両手で鼻を覆い、槍は地面に落としたゴルバード。
「もうちょっと冷静になったほうがいいんじゃないか?」
呆れながら槍を蹴り飛ばし、シンシアがいる場所まで転がる。
銀の槍を足で受け取ったシンシアは無言で口を閉ざして様子見。
吹き出す鼻血を地面に飛び散らし、ゴルバードは呻きながら立ち上がった。
真っ赤に腫れた鼻と顎、鼻の下には血液がつたっている。
両手を拳に変えたゴルバードに、アクセルは短剣を腰ベルトに戻して同じ様に両手を拳に変えた。
背丈はゴルバードよりアクセルの方が少し高い。
「俺をどこまでも馬鹿にしやがってぇ……ぶっ殺してやる!」
殴り合いならば銀の鎧を身に纏うゴルバードの方が確実に有利でアクセルにとっては分が悪く、飛んでくる右拳に肩をすくめる。
拳はアクセルの頬を掠れて通り過ぎ、皮膚が破けて出血。
アクセルは反撃に出て左拳でゴルバードの腰に打ちつけた。
「っ、なんていう硬さだ」
鎧の頑丈さに左拳は痺れ、アクセルは歯を食いしばる。
「ぐぅうぅ!」
それでも鎧越しから伝わったのか、ゴルバードは呻く。
肉弾戦が続く二人を冷静に見ている騎士達とシンシア。
シンシアはバスがいないことに遅れて気付き、辺りを見回した。
背後から響く蹄の音と鎧が擦れる音。
振り返ると、白い牡馬に跨ったバスがこちらへとやってくる。
「アン、それにイリスさんまで、狼?」
浮かない顔のイリスと腹部を手で押さえているアン。
傷だらけの小柄な狼も一緒に同行していた。
バスの手には赤い石が埋め込まれた指輪があり、落ち着いた表情でシンシアを見下ろす。
「一体、どういうつもりですの!?」
「巫女様……申し訳ございません、少しの間この指輪をお借りします」
殴り合い中の二人に目を向けたバス。
「ゴルバード団長!」
バスの声に動きを止めた二人の顔は赤く腫れて出血もしている。
「なぁんだバス!!」
怒りが収まらない様子のゴルバードは大きな声を町中に響かせた。
「我々の任務は指輪の奪取です。目的の指輪は手に入れましたので戻りましょう」
アクセルは目を丸くした。
「じじい、あんたはどっちの味方なんだ?」
狼砦にいるはずの小柄な狼を睨みつけて、アクセルは問う。
「理由はちゃんと言うさ、後でな……今はバスの言う通りにした方がいいさ」
隣で俯いているイリスに視線を変えて、アクセルは黙って近寄っていく。
「フン! まぁいい、帝都に戻るぞ!!」
バスから手渡された指輪を確認し、ゴルバードは騎士達の手伝いもあって白い牡馬に跨ると、大きい態度で先頭を駆けていく。
騎士団が町からいなくなって元通りになるが、小柄な狼はアンの様子を窺い息を鼻から出す。
「巫女さん、このお嬢さんを見てやってくれ。ちょいとワシが腹に噛みついたから、放っておくと死んでしまうだろうさ。アクセル、またあとで砦に来ておくれ」
言葉を残して町から出て行った小柄な狼。
アクセルは俯くイリスを黙ったままずっと見下ろしている。
溜息を吐いたシンシアはアンへと近寄り、声をかけるが返答はない。
「早く診てもらいましょう、歩けます?」
黙って頷いたので、返答したのだと受け取ったシンシアは付き添いながら診療所まで歩いていく。、
アクセルはまだイリスを見下ろしていた。
沈黙の続く空間でイリスは恐る恐る顔を上げ、傷だらけのアクセルを覗く。
「アクセル……あのね」
「無事だったみたいだな」
何かを言おうとした口を遮って、アクセルは赤く染まった手をイリスの頭に乗せた、
「用心棒なのにらしいことしてないな、俺。悪い」
「そ、そんなことないよ! なんでそんなこと言うの!? 何も悪くないよ、悪くない、のに」
イリスの声は途中で掻き消え、足元をふらつかせていた。
「イリス?」
体はアクセルの腹部に凭れ、顔を青ざめる。
「ごめん……なんか、力が、入らな」
息は荒く、喋る力も徐々に失い始めたイリスにアクセルは体を支えようと肩を掴む。
「もしかして、あのじいさん狼に何かされたのか!?」
「ううん、違う、急に……体が」
胸の辺りを手で押さえつけ、首を横に振っているが苦しい表情を浮かべた。
「イリス、大丈夫?」
ニーナはよたよたとイリスのもとへ歩き、心配そうに見上げる。
娘の後を追ってきた貴族の男はイリスとアクセルを交互に見ると、一度深く頷いた。
「医者に診てもらった方がいい。キミも怪我をしているのだから診療所へ来なさい」
貴族達の協力もあり、イリスは診療所へと運ばれていった。
見送るアクセルは自らの掌を眺めると、返り血なのか自分の血なのかわからないほど付着している。
顔にも擦り傷があり風に当たると痺れるような痛みが走り、眉をしかめた。
視界の隅に黒い色が映り、見下ろしてみると黒い日傘を持ったニーナがアクセルを見上げている。
「用心棒さん……ありがとう」
「へ?」
「父様を助けてくれたでしょ、ありがとう」
「いや、あれはゴルバードが勝手に、まぁ、どういたしまして」
ニコニコと笑みを零すニーナの姿にアクセルはしゃがみ込んで目線を合わせた。
「あれ、番犬さんと同じ目の色?」
途中で笑みが消えたニーナは怪しむようにアクセルの顔を睨む。
隠す必要はないのだが、何も言わないアクセル。
「ねぇ名前はなんていうの?」
「アクセルだ」
本当に名前だけしか言わない、それ以上の情報も出さない。
アクセルもじっとニーナの顔を覗きこむ。
お互いに見つめ合っている時間が続き、しばらくして二人を覆う影が現われる。
「変態ですわ、ド変態ですわ」
緋袴と小袖を着ているシンシアの呟きに気付いたアクセルは突然立ち上がった。
「年下に興味はねぇよ」
「貴方は興味がなくても、相手は興味をもちますわ、ね、ニーナ」
シンシアに同意を求められたニーナは一瞬目を丸くするが、笑みに変えて強く大きく頷く。
「なんだよ」
少女二人に見上げられたアクセルは意味も理解できず肩をすくめた。




