プロローグ
(プロローグ)
俺にはいつからか..いや正確に1週間前から誰にも言えないことができてしまった。それは俺自身が望んだことじゃないし、望むはずもない。俺がいくら俺の人生が退屈でつまらないとしてもこんなことを望んだ訳じゃない。一応誰も巻き込む訳にはいけない。
「おーい!敬太!今度こそ一緒に帰ろうぜ!」
こいつは俺の唯一の友達、黒崎亮介だが..
俺は挨拶もせずに
「ご…ごめん!用事あった!」
って言いながら逃げるように学校から出て行く。後ろで俺を呼ぶ声が聞こえてるけど、聞こえないフリをする。
そして校門の前まで行って俺はため息をした。
「ああ..俺は何をしてんだ...あいつは俺のたった一人の友達なのに...」
そうため息をしていたら急に後ろから
「ど..どうしたの!西本くん!そ..その最近顔色悪いよ!」
って声が聞こえた。誰だって考えながら振り向いたら女の子が立っていた。この子の名前は皆本日和だ。なんだか1年の時に同じクラスだったけど、2年生の時も同じクラスになった。だから最近はこの子とも話をするようになった。でもそうやって俺に親しくしてくれる女の子だが、なんで俺にそこまで親しくしてくれるのかは今までも分からない。だけどその秘密って言うのはこの子にも言えない。って言うか誰にも言えない..誰も巻き込む訳にはいけない。そう思った俺は適当にごまかすことにする。
「ごめん、急いでいるから」
「あ..うん、こっちこそごめん...」
正直、俺は急いでなかった。けど女子は男子より危険だ。巻き込んだら終わりだ。って言っても男子だって危険なのは同じだけど。
そう考えながら俺は家に帰った。でも安心はできない。
「兄貴、戻ったの?」
「ああ..」
こいつは俺の妹、西本のあ だ。いつも思うけどこいつが考えることを俺はどう考えても分からない。いつも急に怒ったり、優しくしたり、黙ったり…まぁ、とにかく俺はまた適当に返事をして俺の部屋に行った。
部屋に入ってから俺は鏡を見た。普通の俺だ。でも近くで見ると俺の顔は相当に変わっていた。
「くそっ..」
そう言って俺は胸に包んでいた包帯を少しずつ解いた。
「あ!マジで死ぬー」
そして俺はすべての始まりであるあいつにメールをした。
‘おまえ、大丈夫?今日は返事しろよ?’
まぁ、そう簡単にできる訳ないか..心の傷が多いと思うから..そう考えながらベットで横になった。そして俺をこのようにさせたあいつを思いながら寝た…
初めて小説を書いて見ました!(笑)
私は外国で育てられて日本語が下手かも知れません..
変でもご理解お願いします~(汗)(汗)