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封印解呪に百合が咲く

暴走を前に多少なんて言葉、なかったんや。

「ぁ……ふぁ……ん……ハアハアッ」


シェリーの荒い息遣いと声が部屋に響く。シェリーの頬は朱色に染まり、その身体は時折痙攣したようにピクピク動いている。

シェリーの上には母が跨がっておりゆっくりと手を動かしていてその顔は凄く良い笑顔だ。


「動いちゃダメよ~、もう一回しなくちゃいけなくなるわ~」


母の声はどこか抜けた様な声なのだが、今はなぜかその声に深みが増している。


「そ、そんな……ぁ……そんな事言わ……ひゃん!」


シェリーの身体がビクンッと跳ね。身体から汗などの体液が出されてシェリーの白い肌はテカテカと室内の明かりを反射している。


「あらら~?シェリーもう一回よ~早く終わらせてその濡れた身体拭かないと風邪ひいちゃうわ~」


そう言って母は脱力しているシェリーの“肩甲骨”のあたりにその白く細い指を置いて動かす。


「ふっ……ぁ……」


再度、シェリーの肩甲骨から襲いかかってくる刺激にシェリーは意識を手放した。






今、シェリーがどうしてこうなっているか、ちょっと時間を戻してみよう。





ーーーーーーーーーーーーーーーーー






「うつ伏せになったよー」


シェリーは今、上半身の服を脱ぎベットの上にうつ伏せに寝ている。


「はいは~い、じゃあ『我が魔力よ水となれ』」「ヘ?」


パシャッ


「冷たっ!?」


母が急に英語でなにかを歌う様に喋ったと思ったらシェリーの身体に水が掛かった。水はシェリーの身体をつたいベットシーツに染みを作っていく。

そして母はシェリーの腕を足で押さえつけるように背中に馬乗りになった。


「ごめんなさ~いシェリー、暴れられたら困るから水掛けさせてもらったわ~」


シェリーは完璧に油断していた。

この母、天然にみえるが結構Sなのだ、そしてこうなると母は簡単には止まらない。

 母がシェリーに水を掛けた理由は吸血族は水に弱いからである。

人外な身体能力を持っている吸血族だが水に濡れた状態だと物凄く身体能力が落ちてしまう。

只、動けなくなる程では無いので某愛と勇気が友達のパンのヒーローみたいなものだ。


「ちょっと背中に解呪の陣を結ぶだけよ~」


吸血族は翼の付け根と翼が敏感である。

背中と聞いてシェリーはやめてーと騒ぎながら抵抗するが身体能力がおちるている今、その抵抗は母からすれば余裕で抑えつけられるだろう。

そして母は、そんなシェリーの姿を見てとてもサディスティックな笑顔をしていた……………………。



そしてさきほどのシーンにもどる。

正直、この話、入れるかどうかに結構悩みました。

書きながら暴走してたらいつの間にかギリギリR17を超えそうだったんです。

添削して表現の一部を削ってまで出すのか悩みましたがプロット的にシェリーには眠って(意識をとばして)貰っといた方が展開を書き換える必要が無くなるので(怠惰)

内容の4分の1(心配して多分余計な所まで)削って投稿。

これで怒られたらどうしよう(R18のボーダーがはっきりわかっていない俺)

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