Escapening
建物を出る。
僕が眠っている間にずいぶんの時が経ってしまったようだ。
確か、《半永久冬眠装置》に入る時、戦争をしていたと思うんだけど…。
この感じだと、多分負けたんだろうなって雰囲気。
街は無惨にも破壊され、かつての栄華を微塵も感じさせないような景色だ。
さて。これからどうしようか?
少なくとも数十から数百年は経ってるわけでしょ?知り合いが生きてる筈は無いし、そもそも人類はまだ生き残っているのか?
(遠くから鈍い金属音が響く)
なるほど。他の国は戦争を続けているみたいだ。この国が在った頃の戦争とは別かもしれないけれど。
それなら、戦闘に巻き込まれないようにできるだけ遠くに行こう。
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(物色)
さてと。正直これくらい残ってたら十日は過ごせそうかな。食料と、布と、、水は腐ってた。流石にか。
検問跡を抜ける。外だ。
“あの時”は「The 戦場」みたいな、草木も生えない土地だったのに。
今はそんなことが嘘のように草原が広がっていた。
暫く歩く。
金属がぶつかりあう音から離れるように、草をかき分けて進む。
なんかお腹空いてきたな。
この乾パン、、カビ生えてら。捨てよ。
(白い粉末を発見!)
舐めてみた。
感想:この世界じゃ麻薬よりも危険かもしれない。
結論:砂糖でした。贅沢!
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それからまた歩いていると、地下へ続く階段を見つけた。
煤けた壁に文字を見つけた。
「No.08」
戦前に建設されたらしい痕跡を発見。
どうやら、地下シェルターのようだ。




