黄昏の日
まえがき:黄昏に舞う孤独な影、消えゆく記憶と共に心の奥底に響く詩
切なる願いは、また逢う日まで
黄昏の空に舞う
孤独な鳥の影ひとつ
寂寥の風が吹き抜けて
心の深処へ響く
遠い日の記憶たち
消えゆく光と共に
胸の奥に沈みゆく
儚き夢の残像
愛しき人の微笑みも
時の波に洗われて
ただ淡く、消え行くように
残り香のごとく消散す
泣くこともできぬ夜
星の涙を数えつつ
静かに流れる時の中
哀愁と共に生きる
運命に逆らうことなく
受け入れるしかない現実
それでもなお、願うは一つ
再び出逢うその日まで
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