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語り手達が紡ぐ誰かの為の物語
物語
それは人々が編み出した叡智
あるものは人を幸せにし、あるものは人を傷つけ、あるものは人の道標となる
しかし、それは書き手によって変化する
悪意のある者は他者を傷つける物語を生む
善意ある者には他者を癒す物語を生む
同じように見えて同じではない、その人にしか生み出せない物語達
そんな物語を意図的に歪め、人々を傷つける者達が現れたのだ
改編された物語を救うため人々はそれぞれの物語と共に立ち向かった
彼らを人々は語り手と呼んだ
これは叡智の図書館の司書であり語り手である彼らの物語である