1話 プロローグ
さぁ、頑張っていこうか!
目が覚めると真っ白な空間にいた。
あれ?ここどこだ?俺は誰だ?あっ、最上極夜か。
そう、俺は最上極夜だ。そんでもって人生の分かれ道と言っていい高校三年の青春を謳歌してて、で、俺は夜にコンビニに行ってたはずだ。ええっと、
そこからの記憶が無い。
ここはどこだ?まさか誘拐された?こんな何の取り柄もないフツメンの俺が?
「ここは神界ですよ。極夜さん。そしてあなたは亡くなったので此処にいます。」
後ろから女性の声が聞こえてきた。振り返ってみるとそこには絶世の美女、女神と呼んでも過言ではないほどの美女がいた。
ん?まてよ。今なんて言ったこの人?亡くなった?
俺が死んだって言ったのか??
「はい。そして私は女神をやっていますよ。」
は?はぁぁぁぁーーーーー!!!死んだの俺?死んじゃってるの?彼女もまだ居ないのに?ふざけんなよ!どうなってんだよ!てか、女神ってなんだよ!
なにか、この人あの伝説の頭の病気か?……
この人がなんか、かわいそうに思えてきた。
「なわけないでしょ!っ、おほん。いえ違いますよ極夜さん。あなたは死んでここにいますよ。」
ん?俺声出してる?
「いえ、あなたの心を読んでいます。」
じゃあ、まじもんの神様?
「はい」
何てこったーー!!
「すいません!女神様!超可愛い女神様!どうか、地獄だけは勘弁を!」
俺は華麗なる土下座を披露した。
「いえ、大丈夫ですよ、あなたには異世界へ行ってもらいます。」
「え?異世界?あの魔法やら魔物とかいる異世界?」
「はい。」
ohノー!マジかよ!ここに来て俺の夢が叶うのか?そう!何を隠そう!おれはこう言う異世界転生に憧れるオタク仲間なのだ!
「ところで、俺なんで死んだんです?そこら辺の記憶無いんですが。」
「あなたは自分がトラックにぐちゃぐちゃにされるとこを見たいのですか?」
「いえ!大丈夫です!」
やべーよ!相当グロテスクだったよ。
「では、状況を理解できたところで異世界へ行ってもらいますが、あなたには2つ選択肢があります。一つ目は、そのまま異世界へいく。まぁ、転移ですね。二つ目はどこで赤ん坊としてやり直す。転生ですね。この二つがあります。」
「ええ~と、なら一つ目で。あっ、ところで今から行く異世界には自分と同じ日本人いますか?」
「いえ、いませんよ。あなたは実験体に撰ばれたので、そこへは初めての人になります。」
「なるほどー」
「質問は以上ですか?ならば、今からスキルを授けます。それは後々確認して下さいね。
そういって女神様はこちらに手を翳すと、暖かい光に包まれた。
「では、準備は完了です。あと、実験体ということで、向こうへ行って定期的に報告書を書いてください。道具は向こうに着いたときに確認して下さい。近くにありますので。」
「長くなりましたが、それでは良い異世界ライフを送ってください。」
「はい!ありがとうございました!あっ、女神様!名前を聞いてもいいですか?」
「私はアテナですよ。」
「では!アテナ様!ありがとうございました!」
そうして俺は異世界へ旅立った。
はずだった。
拝啓アテナ様 異世界ってこんなに怖いとこですか?異世界って言うより地獄なんですが。ヤバイんですが。周り真っ赤で鬼に囲まれてるんですが。
俺氏、異世界へ行って二秒で絶体絶命。
「なんでだよー!!!!!」




