↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
和ロリな少女は異世界を旅する  作者: ほずみ
本編
5/48

04 この世界を知ろう(その1)

進展しなくてすみません

 クリスは錬金術師だった。

 アニメやゲームでしか見たことのない職業……それが錬金術師。

 クリスの錬金術は、手を合わせて錬金術を行使するものではなく、大きな釜を使うものだと思われる。

 まだ見たわけでは無いけれど。


 それはともかく、錬金術がどういうものなのか、気になる。


「クリスの錬金術ってどういうものなの?」


 私が聞いてみると、少し考えてから教えてくれた。


「……そうですね……異なるものを組み合わせて、1つのものを作り出す技術ですね。例えば、先ほど使った回復薬(ポーション)なんかも作れます。本来回復薬(ポーション)と言うのは……」


 クリスの錬金術講座が始まってしまった。

 回復薬(ポーション)の作り方は、『水』と『キュアグラス』と言う草を磨り潰したものを用意し、釜にまとめて投入する。

 そして、魔力を込めながらひたすらゆっくりかき混ぜる。しばらくかき混ぜていると、釜に入った水の色が青色に変わる。

 その青色の液体の上部分が、出来上がった回復薬(ポーション)らしい。あとはその上部だけを瓶に詰めれば完成とのこと。

 ちなみに『水』と『キュアグラス』以外にも、追加で素材を投入することで、追加効果が得られるそうだ。

 ……魔力って異世界から来た私にもあるのだろうか。


「……と、いうことですので……のぞみさん、やってみましょう!」

「……え?」


 おもわず聞き返してしまった。

 やってみるって、錬金術を?


「錬金術に興味あるんですよね?」


 ずいっと、距離を詰めるクリスさん。


「……はい」


 クリスの迫力に負けて、差し出された棒を受け取る。

 私の傍らには、いつ用意したのか、回復薬(ポーション)の材料が準備されていた。


「のぞみさん頑張ってくださいね」


 なにをどう頑張るのか、よくわからないが、クリスはなんだか楽しそうだ。

 とにかく、挑戦してみる事にした。


 その結果……。


「……なにも起きないんだけど……」


 釜の中は最初と変わらず、磨り潰した『キュアグラス』が浮いているだけだった。


「私にはできなかったみたい……」


 なにも反応がないのは少し落ち込む。


「……すみません」

「謝ることないから……クリス以外の錬金術師っていないの?」

「私が知る限りでは、行方不明になったお師匠様くらいです。国に仕えている方もいるかもしれませんが……」


 錬金術師ってかなり貴重な存在なのではないかと思う。

 もし、私が錬金術を使えたのならば、『のぞみのアトリエ』とか作っていたかも知れない。


「それに錬金術師になるためには、生まれ持った素質が必要になります。口で説明する事は難しいので、このあたりについてははご勘弁ください」


 素質かぁ……。私には錬金術の素質がなかったって事よね。できなかったし……。

 錬金術もそうだけど、この世界についてまだ知らないことだらけだから、この際全部聞いてみよう。主にお金とか、季節とか……。

 リドちゃんから貰った説明書見たらいい気がするけれど、やっぱり現地の人から聞きたい。

 ということで、クリスに聞いてみた。


「この世界について、ですか?」

「私ってほら……ね?」


 異世界から来ている事を話しているため、クリスは察したようだ。



 まず1日の長さは24時間。これは前に居た世界と同じだった。

 時間を知る方法はそういった魔道具があるそうだ。ちなみに個人で持っているものは、貴族くらいらしい。

 次に1年の長さだ。360日となっていた。

 続いては季節。春夏秋冬とあるが呼び方が違っていた。春は風、夏は火、秋は土、冬は水と呼び、今は風の季節だそう。

 そして、お金はと言うと……全て硬貨であり、紙幣はない。単位はG(ゴールド)であり、食事処のご飯とスープとおかずのセットで50G(ゴールド)との事。

 前の世界の物価と比べると、十分の一という感覚でいいと思う。

 硬貨は一番下から、鉄貨、銅貨、銀貨、金貨、白金貨、虹金貨の六種類があり、鉄貨1枚で1Gとなり、鉄貨10枚で銅貨1枚というように、10枚単位で硬貨は豪華になっていく。

 つまりはこうなる。


 鉄貨1枚1G

 銅貨1枚10G

 銀貨1枚100G

 金貨1枚1,000G

 白金貨1枚10,000G

 虹金貨1枚100,000G


 クリス曰く、白金貨以上は商人か貴族くらいしか持っていないそう。

 白金貨とか見てみたい気もするけれど、そんな高価な物持ち歩きたくないね、うん。

 さて、次は地理についてかな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。