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僕は異世界で君を探す~命よりも大切なもの~  作者: Re:You
序章 異世界からの招待状
9/35

序章の九 駄女神と交渉

更新が遅れてすみません。

誤字、脱字、わからない表現がありましたら、コメントお願いします!

 女神のいった言葉に「やはり」と口にして僕は落胆してため息をついた。今さら彼女がどうなろうが驚かない。

 彼女の破天荒な行動は今更ではない。関わってからというものの、いつも碌な目に遭わない。ほのぼの系日常が超人気週刊誌のようなフィクション顔負けの出来事に巻き込まれてしまう。そして、大体のとばっちりはいつも僕に来るのだ。

 まあでも、そんな彼女の行動にも良いところがなくはなかったので、何となく付き合っていたが・・・

 

「予想していなかったと言えば嘘になるけど・・・アイツは何をやっているんだ!」


 さすがの僕でも怒りを隠せなかった。


 そりゃそうだろ!なにも言わずに異世界にゴーだよ!笑って済む問題ではない!


「三島の奴・・・千円返してから異世界に行けよ!」


「ええ!怒っている理由はそれなんですか‼」


 目の前の女神は僕の考えについていけないのか驚きを隠せないでいる。まあ、神に人の気持ちは分からない。


「女神様、人間には返報性の原理というのがあるんです。

 人間は人に借りが出来てしまうと、それを返さなくてはならないと無意識に働くんです。

 逆に言えば人間は人に貸しを作ったら、それを返してもらわないと気がすまないんです!


 等価交換、常識です!


 借りたものは返す、基本的なことです!

 そんな人間としてあるべき感情が彼女にはないのです!

 ならば、借りたものを返さない三島を僕は怒って良いはずです!

 女神様は人の気持ちを理解できますよね!」


「え、えっと、人の気持ちを理解できるようになってはいますが・・・貴方はかなり特殊な方ですね」


 特殊?おいおい、女神様、僕を特殊な人間というのは可笑(おか)しいぞ。


「それは三島 京、彼女に言わなくてはいけない台詞です。

 他人を勝手に奴隷扱いにして、無茶難題の命令をする。

 『好きだ』と告白紛いのことを言ってドキドキさせて、勝手にいなくなる魔性の女なのです。

 学校でつけられたあだ名は『白髪の魔女』ですよ!そんな、中二みたいなアダ名をつけられて気に入っている彼女に比べたら、僕が至って普通の男かわかるでしょ!」


「え、えっと、そのような人と比べられましても・・・」


 そういって女神は言葉を濁した。おっと、怒りで話が逸れてしまった。軌道修正をしないといけない。


「まあ、僕の怒りはともかく、三島の行方が分かったのは大変嬉しい状況です。ですが女神様、なぜその理由で僕の要望が叶えられないのですか?何も言っていないのに」


「え、えっと、それはですね・・・」


 僕がそう質問すると、女神は僕と同じ目線なるように立ち上がった。途中、足がしびれて倒れこむ様子を目にしたが、気にしないことにした。

 気にしたら負けだ!


「貴方の要望というのは三島さんを連れて帰ることですよね」


「はい、大体あっています」


「でも、それができない理由が二つあります。

 まず、一つ目、私を含め、異世界の住人は彼女を貴方の世界に送る手段を持っていません」


「・・・それはおかしくないですか?僕の世界で貴方の世界・・・異世界から、悪魔がやって来た。そして、先ほど貴方は悪魔が三島を異世界に送ったと言っていた。手段がないとは思えない」


「・・・そうですね。それを説明するには私が行ったことも説明しないといけないので、詳しくは言えませんが、悪魔が三島さんを異世界に送ることができたのは悪魔が貴方たちの世界にいたから可能になったんです」


 出来れば詳しく言った方が理解しやすいのだが、まあ良いだろう。どうしても言えないことだろうし、今は僕も重要なこと以外はどうでも良い。これぐらいなら憶測もできるしな。


「なるほど、つまり元の世界に送るためには目的地の座標を知っておくか、目印となるものが(あらかじ)めそこにないと不可能なのですね」


「は、はい。そうなのですが・・・あの、何で知っているんですか?」


 女神さん、あくまで臆測なのだから気にしないでください!こちらは確実な情報を手に入るから得だけど、あなたの存在に物凄い不安を覚えてしまいます!


「え、ああ、何となく想像したことを言っただけですよ」


 決して、異世界で魔法が使えたときの想像を幼いときからしていた訳ではない。僕はもう厨二病を卒業しているんだ!


「まあ、貴方のいった通りです。そして、マーキングをする際には魔力が必要なのですが・・・」


「魔力は僕らの世界には存在しない。」


「・・・厳密にはほんのわずかに存在するのですが、『ない』と言ってもいいくらいの量です。総量で言えば異世界の一億分の一しかありません」


 まあ、そうだろう。この世界でそんなのがあったら、あの魔人みたいな力を持つ人間がわんさかいることになる。


 でも、魔力自体は存在するのか・・・


 ・・・まじで!つまりあの現象を起こした未知の物質が存在するのか!


 つまり、つまりだよ!僕の世界でも本物の魔術を使える人間がいるかもしれない!たぶん数千年に一人とかそんな確率で・・・


「微弱な魔力ではマーキングは機能しません。つまり、座標を特定するしか出来ないのですが、私を含めて、異世界の人間ではそれも無理でしょう」


「一応確認しますが、女神様でも無理なのですか?」


「私の場合、仮に異世界からあなたの世界に送るにしても、貴方の世界での惑星は常に自転、公転をしております。管轄外である貴方の世界に、ピンポイントの座標で送るには失敗するリスクが大きすぎます」


 だと思いました。そんなに簡単に解決するなら、女神はあの悪魔をどうにかしている。その実力すらないからこうなっている。

 でも、管轄外だから出来ないということは管轄の神なら出来るということだよな。


「でしたら、地球の神様なら可能で・・・」


「それだけは止めてください!」


 女神は一瞬で土下座の体制になった。ほんとに一瞬、スロー再生にしても一瞬のレベル。


「仮に、もしも、仮に、先輩にお願いしても、無理だと思います!先輩が異世界にいる三島さんを感知することは不可能ですので、その案は却下してください!」


 ものすごい勢いで断られた。僕の足にすがりついて泣きながら説得している。


「わ、分かりました。ひとつめの理由は分かりました!

 ふ、二つ目の理由を教えてもらって良いですか?」


「・・・二つ目の理由は簡単です。単純に私が動けません」


「どういうことですか?」


「実はある方法を使えば、私が確実に三島さんを元の世界に戻す方法はあります。ただ、それをするためにはかなり大掛かりな作業をして、たくさんの手順を踏むことになります。それは神々の規則を破る行為ばかりです」


 ・・・既に問題を起こしているから今さらだと思うのだが、女神の言いたいことがわかった。


 三島の居場所さえわからない状況で女神が一から情報を集めるとどうなるのか?


「多分、先輩は既に自分の管理している世界に違和感を覚えていると思います。ですので、いずれは私のやってしまったことに気づくでしょう。でも、私が何かをしようとしたら、それこそ一瞬でバレてしまいます。私は殺されてしまいます」


 ああ、もう自分で末期だと分かっているみたいだ。まるで、病気で余命宣告を受けて、頭が真っ白になっている人のような顔をしている。


 でも言っておくけど、自分のせいでなったのなら責任をとるのが筋だと思うぞ!事情が曖昧だから断言して言えないけど!


「私が動いてもすぐに止められてしまうのでどうしようもないんです。先輩は規則に厳しく、貴方の要望に応えて三島さんを元の世界へ戻すというような行為はできても決してしないでしょう」


「そちらに不備があってもですか?」


「あまり聞かせたくないことですが、先輩は人間のことを有害なゴミのように思っているんです。ですので、先輩が見下している相手に慈悲を施すような事はしないでしょう」


 ああ、それはわかる。大半の人間がゴミと言うのは共感できるんだよな。

 僕が先輩(おそらく地球の神様)の考えに共感していると、彼女は涙を流して言った。


「ごめんなさい。私がヘマをしたせいで、あなた方に多大な迷惑を掛けました。しかし、今の私にできることがないんです。私がこんな駄目なだから・・・」


 瞳から流れる涙できれいな顔がグシャグシャになっている。肩が震えて、拳をギュッと握り、申し訳なさそうに言った。

 ・・・やっと話が終わった。これでやっと交渉することができる。先程の会話で彼女の性格や出来る範囲も何となくわかった。

 ならば、この提案は受けてくれるだろう。


「女神様、自分を異世界に連れていくことは可能ですか?」


 僕がそう言うと彼女は泣くのを止めて、驚きながらこちらを見た。


「・・・え?」


「僕を異世界に連れていってください。三島を探して、自分で帰る方法を探したいと思います」


「ええ!」


 僕がそう言うと、女神はさらに驚いた顔をした。


「あの・・・今の話を聞いていました?」


「はい、大変無駄な話を聞いていました。どんな理由を言われても、三島を諦める理由になりません。それに、女神様でなく僕が動けば、女神様も先輩と言う方に目をつけられる事も無いでしょう」


 大体の事情は分かったのだ。簡単にできない理由をグチグチ言うよりも、出来る可能性がある手段の方をさっさと教えてほしかった。


 別に女神の手で三島を連れ戻さなくても問題ない。困難でも時間がかかっても、他の方法で最終的に連れ戻せれば良いのだ。


「む、無駄って・・・いや、あの、それはそうかもしれませんが・・・それがどんなに大変な事かわかりますか?はっきり言いますが、異世界はあなた方の世界よりとても危険な世界ですよ。最悪、到着して5分で簡単に死ぬような世界です」


 まあ、物語の異世界でも凶悪なモンスターとかいるから、その可能性もあるだろうが、今現状でほかの手段は思いつかない。


「この方法なら三島を連れ戻せる可能性はあるでしょう?このまま何も行動しないよりはマシだと思います。それとも、女神様に不都合があるのですか?」


「・・・いえ、むしろ都合が良いのですが、貴方の考えがわかりません!」


「何が?」


「なぜ、そこまでして彼女を助けようと思うのですか?他人の為に動く人は多いです。困っている人を見捨てることができない人もいます。物語の主人公のように目的があって行動する人もいます。ですが、貴方はそんな人だと思えないんです」


「けなしているんですか?」


 僕がいじめられている人間に石を投げるような人間(ゴミ)に見えますか?流れに身を任せてるような一般人(ザコ)に見えますか?


「違います。けなしていません。

 異世界はそのような甘い考えの人がすぐに死ぬような世界です。

 対して、貴方は思慮深い人です。あの魔人を何の加護もなしに倒したのですから。

 異世界でもたぶん生き抜くことだけ考えれば、死ぬようなことはそうそうないでしょう。ですが、そのような人であれば普通は異世界に行こうと思わないはずなのです」


 まあ、普通に考えればそうだろうな。

 異世界というのは、はっきり言って僕らの世界とは常識が違うだろう。

 常識が違うという事は自分の世界で得られた情報というのはあまり当てにならない。現代チートとかよく小説にあるけど、それは自分の世界と異世界の常識が似ていて、なおかつ、こちらの文明が異世界より進んでいる場合に限る。むしろ、悪魔や魔人が異世界の技術というか魔術を使ってチートをしていた。


 僕は異世界に対しての知識を身に着けていない。いや、あったとしてもこの身で経験していない。


「それに先ほど言ったように私は動けない状況ですし、目立つようなこともできません。つまり、貴方に援護できるような事は異世界へ送る事くらいで、あと私ができることは微々たるものです」


 それもそうだろう。先程の話を聞いて、「では、貴方にチート能力を授けましょう!」という展開になるわけがない。むしろこちらが怒って説教している。


「元の世界に帰れる保証もない。安全に生きれる保証もない。三島さんを見つけられないかもしれない。そんな状況で貴方はなぜあきらめないのですか?」


 女神が言っていることは一般的に間違っていない。普通に考えれば行くべきではない。たとえ、異世界に興味を持っていても、未知の世界へ望んでいきたいと思っていても、それは安全であることが前提の話なのだ。


 生きることが第一に考えなければならない。


 ましてや、人探しをして、元の世界に帰る手段を探さなくてはならないのだ。とても実現できるとは思えないだろう。


 でも、それは一般人であればの話だ。僕には関係がない。



 命より大切なものを知っている。



「あなたの質問には答えません」


 まあ、僕の行動を理解できるわけがないし、理解してもらおうとは思わない。説明するのも面倒くさいし、説明する義理もない。必要もない。


「あなたが何を言おうとも僕は行きます。僕を異世界に連れて行ってください」


 僕がそういうと、女神は俯いた。その表情はなぜか寂しそうな、悲しそうな表情をしていた。


 なぜその表情をするのか分からないが、見たことがある。桜さんが僕に向けてたまにしている表情だ。


「私は貴方という人間を理解できません」


「当たり前です。僕自身が理解できないのに、出会って10分程度の神様に理解されたくない」


 そう言うと、女神はなぜか諦めた顔をした。


「・・・分かりました。貴方を異世界へ送ります」


 そう言って、女神は何か呪文を唱えた。すると、僕の足元に漫画やラノベで出てくるような魔法陣が現れた。


「少し貴方の脳を弄くらせていただきます。貴方へ干渉できる最大限の援護です」


 女神がそう言うと、女神が前に出した掌から淡い光が放たれると、僕の頭に着弾した。

 すると視界に変な文字が現れた。


『ヘルプ機能が搭載されました。利用する際は「ヘルプ」と貴方の声で発言してください』


「えっと、これは?」


「異世界の必要最低限の知識を貴方の脳に詰めました。また、言葉も共通語が理解できるように加護をかけておきました。これくらいなら先輩にバレないと思います。むしろ、言語のせいで悪目立ちしますので、かけた方が気づかれないでしょう」


 これは助かる。情報を得るにはどうしても会話が必要になる。

 ただし、この能力はあまり過信してはいけない。理解できるというが、あくまで日本語で自動翻訳するくらいだろう。僕の言葉が自動で異世界語に変わるとは思えないし、僕自身が異世界語を話せるわけではないからな。文字もおそらく読めない、書けないと思った方がいいだろう。


「本当は私が知っていることを詰めるだけ詰め込みたいのですが、脳に大きな負担をかけてしまうので、後遺症が残る可能性があります。」


 まあ、予想の範疇だ。むしろ、少しでも貰えるだけでありがたい。


「分かりました。それだけで十分です」


「・・・最後に、その、これをお送りします」


 そう言って女神は僕の顔を押さえた。そして、



 女神が僕の額にキスをした。



「!!!!!」


 とっさに腕をつかんで引き剥がそうとするが、女神は微動だにしない。力が強いとかそんな次元ではない。

 女神は唇を僕の額から離すと、僕の体に何か異変が起きた。

 何かはわからない。でも、何かが変わったということだけはわかる。


「貴方に法術をかけました。もし貴方が無事に魔力を操れるようになったら、きっと助けになるかと思います。」


 法術?魔術ではなくて?


「それでは間も無く異世界に送ります。なるべく治安の良い国の近くに送ろうと思いますが、送る際に誤差がありますので気を引き締めてください」


 そう言って、女神は詠唱を再び始めた。

 誤差というとどれくらいになるだろうか?近くにモンスターがいるかもしれないので、転移した後にすぐ動けるように集中しておいた方がいいかもな。

 女神が詠唱を終えると、先程描かれた魔法陣が光って、僕の体が足元から消えていく。無くなった感覚はないので、おそらく異世界に送られているのだろう。


「最後に深山 和志さん、貴方に伝えたいことがあります」


「何ですか?」


 また、貴方の残念発言ですか?


「死なないでください!何が起きても絶対に生きることを諦めないでください!」


「は?」


「いいですか!絶対ですよ!絶対に生きて・・・」


 女神の言葉を最後まで聞くことは出来なかった。耳が消えていたからだ。


「・・・・・!」


 女神が何を言っているかはわからないが、何かを叫んでいた。

 そして女神が見えなくなったところで、

 僕は異世界へ来たことを理解した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


女神ラキアスside


 うまくはいかなかった。

 うまくいかなかったけど、彼を異世界に送ることができた。

 亡くなった方も転生という形で異世界に迎えたため、最悪の状況は免れた。

 本当にビビった。まさか、悪魔が彼の世界に行くとは思わなかった。

 しかも、沢山の住人が犠牲になってしまった。

 でも、そっちは結構どうでも良い。

 全員が異世界に送って新たな人生を送らせると言ったら納得したし、少し能力を上乗せさせたら喜ぶバカもいた。これなら私の方で管理をすれば、問題にならない。多分。

 彼には自分の失態を知られてしまったが、簡単に口を割らないだろう。

 だが、三島さんが悪魔と交渉した時は驚いた。何を話していたのかは知らないが、口だけで生きたまま異世界に行けたのはすごいと思った。

 だが、それは私にとって悪いことだ。


 しかも、危うく彼も悪魔の手に陥る所だった。


 彼が諦めずに立ち上がり、偶然放っていた魔力を私が感知しなければ、ここへ呼ぶことが出来なかった。


 多分、この事を知ったら、先輩に殺される。


 まあ、女神は死んでも、時が経てば生き返るから、それは大して問題ではない。痛いだけだ。

 問題は異世界人が別の世界の人を殺したら、重い罰が来る。

 死ぬよりも最悪な罰だ。


 多くは転生という形で誤魔化せたが、問題は二人


 三島 京、そして、倉敷 明日香


 この二人は悪魔によって異世界に行ってしまった。


 彼女たちが死ねば世界は終わる。いや、彼女たちだけではない。

 彼も私の世界で死ねば、私は終わる。私が管理している世界も含めて。

 今の私の力の大半を彼がいた世界の悪魔を抑えることでいっぱいだ。

 既に私のやるべきことはほとんど終えた。

 後は彼に任せるしかない。


「さて、彼は何処にいるのだろうか?」


 私は他の神と比べて未熟だから、設置した座標に誤差が生じてしまう。

 大体目的地点の半径1~10㎞位の誤差が生じる。

 送った場所がモンスターの巣穴とかもありうるのだ。


『サーチ』


 私が彼に施した法術で彼の居場所を探った。


 ・・・探らなければよかった。


「私の世界・・・二分で消えるかも」


 自然と涙が出た。自分の愚かさをこれほど恨んだのは二度目である。

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