表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
儚き夢と折れた翼  作者: 垂瀬一太
0章
1/13

プロローグ

当たり前の日常。

その大切さを今、僕は知った。僕の目の前には燃え盛る業火と倒れている人がいて、そしてその中心では姉が叫んでいる。いや暴れているという方が正しいだろう。不謹慎にも炎の中で踊り狂う姉を美しいと思ってしまった。

僕は頭を振り何度も考えたことを再び悩む。ここでの決断はいずれ自分を苦しめるだろう。姉の思いもおそらく僕は忘れてしまう…。

それでも僕は諦めない。明日の自分を信じよう。そう思うと心が楽になった。朦朧とする頭がスッキリした気がした。

僕は涙をこらえながら僕を掴む姉の手を振り払い剣を振るう。悲しい思いもないわけじゃない。この悲しみにまっさらな自分が耐えられるかも分からない。でも成功したら何と清々しいことか。全ては大切なあの人のために…。いつかまた当たり前の日常を送るために。


それを境にその少年の意識は途絶えた。五年後、少年の物語は進み始める。

初投稿です。次の更新は明日予定です。おそらく内容とあらすじがずれぢゃうかもしれません。これから長いプロローグが始まるので是非読んでみてください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ